10、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(ロミロミレッスン、伊勢神宮)

前話: 9、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(ホ・オポノポノ、ロミロミとの出会い)
次話: 11、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(タロットとの出会い、前世療法ふたたび)


初めてのハワイ旅行からロミロミレッスンへ

2010年5月に、夫婦共に初めてのハワイ旅行へ行きました。

毎年海外に行っていた私たちでしたが、前年までは、お互いに一度も「ハワイに行きたい」と言ったことはありませんでした。

ですが、私が「ホ・オポノポノ」のヒーリングに出会い、密かに実践し始め、「ハワイって凄いな、行ってみたいかも・・・。」と思い始めたら、夫が「今年はハワイに行ってみようか?」と言い出したのです。ホ・オポノポノのことは一言も教えて無いのに!

こうやって私の発した波動が、夫の気持ちに影響を与えたりするんだわ~

と改めて驚いたりしつつ、行った初ハワイ、オアフ島。

実際に行ってみると、みんながハワイ大好きなのも納得! とても気持ちの良いところでした。


帰国後は、久笑さんのサロンでロミロミレッスンスタート。

ロミロミは、肉体に触れて直接揉んで癒すのと、マナという目に見えないエネルギーを流して癒すのと、両方の側面があることが、私にはとても魅力的に思えました。

何より自分がロミロミしてもらって、とっても気持ち良かったので、これは夫にやってあげたら、さぞ疲れも取れて、自然治癒力も高まって、体にいいだろう!と、ヤル気満々でした。


マナは、目に見えない自然エネルギーのことで、ハワイ版レイキという感じです。寝ている夫にコッソリ怪しく手をかざすだけの自己満足なレイキよりも、揉みほぐすという分かりやすい気持ちよさがあった上で、さらにエネルギーも通るなら、ロミロミの方がウケるに違いない!と思いました。

当時は、まだ目に見えないレイキというエネルギーのことを、堂々と人に説明したり、やってあげたりする勇気が無かったのです。


レッスンは、いつも真剣ながらも、何かしら大笑いするようなことがあって、明るく楽しい癒しの時間でした。癒しの技術を学びながら、引越してから停滞していた私自身が癒され、元気になっていきました。

週1回ペースでせっせとレッスンに通い、それを自分のものにするために、何人もの友達に家に来てもらって、練習台になってもらいました。実際に、遠くに住んでる友達が練習台としてわざわざ足を運んでくれて、「気持ちいい」と喜んでくれるのも、嬉しくて張り切っていました。


が、肝心の夫に何度かやってあげると、

「オイルを使うマッサージは気持ち悪くて好きじゃない。」

との衝撃発言!

それより、足裏を踏んだり、ツボ押しみたいな方が好きなんだと・・・・


えええーっ!? そうなっちゃいますぅ? 
せっかく習ったのに、がっかり~


もともとは、マッサージ好きな夫にやってあげたい、というのが動機で習い始めたのですが、

(ここは、良妻ぶっている訳ではありません、笑)

こうなったら「自宅サロンを開く」という方向でこの技術を生かしていくべき?と、途中から自宅サロンへの気持ちがむくむくと膨らんできました。

だって、せっかく習ったんだし、みんなに喜んでもらえるの嬉しいし。もしかしたら、ちょっとしたパートよりも稼げるようになるかもしれないし。 と。




初めての伊勢神宮参拝

そんな感じで、引越し後のヤル気の出なかった低迷が嘘のように、ロミロミ技術習得に向けて張り切っていた私。

当時は自覚していませんでしたが、後で振り返って見ると、ロミロミレッスンで、私自身が相当癒されていました。佐藤久笑(ひさえ)先生のマナいっぱいのレッスンのお陰で、大笑いしながら楽しく通って、私自身にマナがたくさん流れたのだと思います。


そのロミロミの夏には、初めての伊勢神宮参拝をしました。

夫が急に「伊勢神宮に呼ばれてる気がする」と言い出したのです。これくらいの頃から、夫からも自然とスピリチュアルな面が出てくるようになってきました。


初めて行った伊勢神宮は、本当に清らかで心地よい場所でした。

以前、不妊に悩んでいた頃なら、子宝祈願していたと思いますが、この頃には、「起こることはすべてベスト」という浅見帆帆子さんの言葉が座右の銘のようになっていたので、


「子供が出来ないのは、今の私にとっては子供がいない方が学びが大きかったり、子供がいない方が、人の役に立てることが多い、ということなのだろう。

タイミングが来れば授かるかもしれないし。自分で考えることでも無いのでしょう。」


という感じに捉えていたので、あえて子宝をお願いする気はありませんでした。

(とはいえ、「何でできないんだろう?」と、ふと思い出して、落ち込むこともありましたが)


なので、伊勢神宮では、それまでの感謝とともに、


「どんな道でも、私の存在を活かしていただけますようにお導きください」


とお願いしてきました。




腰痛で一旦お休み

そして、夏の間せっせと通ったロミロミスクールも、レッスン残りあと1回。これが終わったら、いよいよ自宅サロンオープンに向けて動き出しちゃうかも~

というところまで来て、久々の腰痛が再発!

とりあえず、最後のレッスンは延期してもらい様子を見ることになりました。


しばらく休むことにし、冷静に考えてみると、私は本当にロミロミの自宅サロンをやりたいのかな?

という部分が分からなくなってきました。


ロミロミをすること自体は楽しいけれど、自宅サロンを開こうと思うと、もっと体のことを深く勉強したり、もっと気合を入れて取り組んで、もっともっと努力しなければならない、というのは明白。プロとしてお金をいただける状態にするために、もっともっとエネルギーを注がなければなりません。


その頃、夫の帰りはどんどん遅くなり、仕事ストレスはどんどん溜まっているようでした。とにかく面白くなさそうでした。夫が何年も大切に育てていた植物も枯れてしまったりして。


もともと夫にやってあげたい、と思って通い始めたロミロミスクールなのに、

疲れた夫をよそに、他の人のことを癒している場合では無いかも?と、感じました。

これから秋冬は、編み物講座をしたりイベント出展したりのハンドメイドが盛り上がる季節だし、ロミロミはこのまま少し様子を見て、春になったらまた再開、という風でもいいかも?と思い直しました。




充実のハンドメイド活動、そして届いた「面白いもの」

そうして、毎年恒例のニットカフェや、イベント出展、石けん作りなどに励み、友人と一緒に「おなかに優しいニットカフェ」というマクロビランチと編み物というコラボワークショップも始めました。

(その友人は、自然食カフェで一瞬バイトした時に知り合ったyukataroさんです)

手作り石けんが友人の間で好評だったので、石けん作りのワークショップも開催し、年明けには思い切ってネットショップでの販売もスタート。

ネットに色々と入力する最初の作業は、ちょっと苦痛でしたが、もともとお店屋さんごっこが好きなので、なんだかんだと夢中で取り組んで準備しました。

(その後、冷えとりソックスの販売も始め、逆に石けんは薬事法などの関係で1年ほどで販売終了し、今では冷えとりグッズとハワイアンアロハタロットと手作り小物のお店となりました。)


そうやって、ロミロミレッスンは中断しつつも、それ以外のことでは、とても充実の日々を過ごしていました。マナが通った私は、かなり元気になっていたのです。


伊勢神宮で、「どんな道でも、私の存在を活かしていただけますようにお導きください」とお願いした後に腰痛になったタイミングを考えると、


「私の存在を活かすには、今は自宅サロンにエネルギーを注ぐ時期では無い」

と、神さまが一旦考える時間を与えてくれたのかもしれない、と思えます。何しろ、仕事でも、石けん作りでも、冷えとりでも、ハマったら猛進!とりあえず突っ走るタイプなので(笑)


「ロミロミの自宅サロンを!」と思っていたのは、純粋に「ロミロミをしたい」という気持ちより、


せっかくお金をかけて習ったんだから、これを仕事にするべきでは無いのか?

もっと努力して稼げるようになるべきでは?


という、違う声に引っ張られて焦っていたような気がします。


そして、2011年、2月、

まだレッスンはお休み中だった私のもとに、ロミロミ師匠の久笑先生から

「明日、面白いものが届くのでお楽しみに♪」というメールが来ました。


え~?面白い物って何だろう?わくわく♪


と、翌日届いたのが、「ハワイアンアロハタロット」 でした。




11、に続きます。少しでも「読んでよかった」「続きが聞きたい」と感じられたらボタンをクリックしてただけると嬉しいです♪ ありがとうございます♪

著者の秋間 直子さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

11、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(タロットとの出会い、前世療法ふたたび)

著者の秋間 直子さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。