自由って何だよ~絶望、死~壱
T大学に進学後、すぐに軽音サークルに入部。専門学校に入れなかったことの後ろめたさは、意外と感じていなかった。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/kenyos/imgs/f/d/fd9cb1fd.jpg
きっとこの親父の言葉の影響だろう。僕はサークル活動の中で、バンドをすることにした。
だがここで、今まで特別視していなかった問題に直面することになる。
今まで学費等を、全て親にまかせていた。それが今回、裏目にでたのだ。
どうにかこうにか、8月頃に、カラオケ店のアルバイトとして勤務できた。都内のカラオケ店だったので、休日は特にものすごいお客の数だった。酔っ払いのサラリーマン、日本語が通じない外国人、家族連れ等々。稀に質が悪いお客もいた。
当然僕はキャパオーバーになった。しかしそこに、他のアルバイトや、店長の怒号が容赦なくぶつけられる。
そこのカラオケ店では、トランシーバーという機器で情報を取り合っている。(どこのカラオケ店でもそうかもしれませんが)
引用: http://ecx.images-amazon.com/images/I/51shR2rsusL._AA1301_.jpg
例えると、iphoneのイヤホンみたいなものだ。なので、
こんな怒号を耳元で聞かされることになる。それに恐怖した僕は
こんな具合に泣き叫ぶしかなかった。
そうしている内に、初めての給与が与えられた。社員は
という風に励ましてくれた。が、僕はというと
そんなジレンマにかられていた。
9月。サークルのほうでも、違和感を感じるようになる。
そんなことを常々感じるようになった。
サークルの部室も完備されているし、サークルの面々が溜まる場所も決まっていた。だがそれでも、居心地が悪い。
飲み会も定期的に行われていた。そこでの会話は大抵
お酒の話、バイトでの愚痴、他のサークルの愚痴
が多かった。当然、バンドの話もあるにはあったが、そのバンドの会話はごく一部のグループが主だった。しかも、そのグループはどこか陰気であった。そんな彼らと僕とは、全く合わなかったのである。
前は
なーんてそんなバカなことを本気で信じていた。こんな迷信から、僕はこの違和感に強く苦しめられることになる。
その時から、サークルでもやらかしが多くなる。サークルの活動費のための役員に就くことになったが、そこでも一つやらかした。先輩に怒られ、気がついたら、他の先輩からもアカウントをブロックされていた。
そんなことに薄々と気がついていた。
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