大学名に抱いたコンプレックスが未だに消えない話 第二話

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著者: 西春 博矢
でも、そのことに自分自身が気づくのはまだ後のことで

このころの自分は異様な活動の量に滅入り

「やりたい」と思って始めたことが

うまくできず、成果も出ず

やる気がどんどん下がっていた



手を出しすぎた自分は…




結局この頃に始めたことは

今何一つ続けていない

続けられなかった

得られたことはたくさんあり

それなりの経験を積んだものの

やはり周りと比べてしまい

いたずらにfacebookの友だちを増やしたり

そんなことで自分の承認欲求を満たしていた



でも

コンプレックスは消えなかった



そんな中で分かったことが1つだけある


「成長は自分のコンプレックスを認めたところから始まる」


自分はいろいろな挫折(というほどにはおこがましいことかもしれないが)を経て、やっとここにたどり着くことが出来た

ここでいう「成長」とはプラスの方向へ進むことであり

「コンプレックス」は自分の短所、弱点とほぼ同義だと思っていい



「足が速くなりたい」という成長を願うには

「自分は足が遅いのだ」という事実を認めなければならない

「頼れるリーダーになりたい」と思い、頼れるリーダーに成長する為には

「自分は、自分がおもう『頼れるリーダー』ではないのだ」という状況を認識せねばならない




そこから、人の本当の成長は始まると思っている



かといって、今の自分は歴史的な偉人程の成功者ではないので

そんなことを偉そうに言える立場ではないと思う


でも、それを認識することから

自分の理想とする先達への道が切り開けるのだ


と、信じている


その後






そんな自分は、先月はれて3年生となった

今は、先述した学外の団体で共同代表をやらせてもらっている

もちろん、メンバー一人一人の協力があるからこそ

今の団体で活動が出来ている



その団体で自分が共同代表になった際に書いた就任挨拶のブログで
書いたことがある…








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大学名に抱いたコンプレックスが未だに消えない話 第三話