大手結婚式場の音響・照明スタッフとしての日々

著者: 照井 窓日
大学進学時、掲げていた夢は「ウェディングプランナー」。
幸せな瞬間を迎えるお二人の一番の理解者、パートナーとなって、
夢を叶えるお手伝いをしたい。そう強く思っていた。
大学進学で東京に上京るとき、一つ決めていることがあった。
「上京したらすぐに、
ウェディングの現場に飛び込もう。
そして、現場で仕事を覚えよう。」
大学に入学した4月、結婚情報誌を買い、
かたっぱしから電話をかけた。
「ウェディングプランナーになりたいんです。
現場で仕事を覚えたいんです。アルバイトで置いていただけませんか?」
18歳だった私の想いは、テイクアンドギブニーズの支配人に届いた。
そして、披露宴の音響・演出スタッフとして採用されることが決まった。
それから4年間、
お二人の夢を実現することに精神を集中させる日々がスタートした。
もちろん土日はずっと仕事。
仕事をする仲間は、ウェディングプランナー、バンケットスタッフ、司会者、ピアニスト、フローリスト・・
多岐に渡った。
本物の、現場であること。
高いクオリティが求められ続けること。
そのプレッシャーに何度も潰されそうになったけれど、
私は辞めなかった。
それは、
最高のメンバーで式を作り上げる快感を知ってしまったから。
当時培った仕事感は今も私のベースになっている。

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