【人の優しさに感謝】ベトナムのぼったくりタクシーで落とした携帯が戻ってきた【現地キャバ嬢に感謝】
ホーチミンのタクシーで落とした携帯が数時間後には1800km離れたハノイへ・・・
ホーチミンのタクシーで携帯を起こしたことが発覚。
何十回と電話をかけてみるとようやくつながった。
ベトナムという異国の地、そこで落とした携帯電話を拾った人と通話することができた。
言葉がわからないので、ホテルのスタッフの方に事情を説明して代わってもらった。
本日は担当部署のスタッフが帰宅しておりますので明日ご連絡いたします。
翌日
連絡がない・・・
こちらから電話をしてみる。
そのあとベトナム語
ベトナム語を話せる人(後にA子さんと紹介します)に変わってみると
なんと、相手は1,800kmも離れたハノイにいるそう
???
ホーチミンのタクシー会社で預かっているんじゃないの?
そもそものドラマはキャバクラから始まった
事件の5日前、ビジネスの現地視察ということでベトナムに到着した。
時間は日本時間深夜12時、現地時間夜10時。
日本の熱帯夜を思わせるムシムシした暑い夜だった。
当日は屋台でタイガービールを軽く飲んで翌日に備えた。
翌日は現地視察。
ドライバー付きの大きめのレンタカーを手配してホーチミン市内を周回し人々の暮らしぶり、街並みを見て回る。
地元の人が集まるショッピングモールに行ってみた。
店内に入る前に手荷物をロッカーに預けなければならない。
万引き防止だそうだ。
治安のいいホーチミンという都市でも、やはり外国ということなのだろう。
その後、新しくできたというイオンのショッピングモールへ。
ベトナムのショッピングモールと日本から上陸したショッピングモール(イオン)との比較。
トイレはLinx、ハンドドライヤーはPanasonicとMade in japanへのこだわりを感じる。
店内は雰囲気も含め日本とそっくりだった。
他にも視察をしたがここでは割愛。
軽く夕食を終えていざ繁華街へ。
夜の街はその国の経済を映し出すいい鏡だと思う。
日本でいうキャバクラに行った。
日本と違うのはお店の子の給料のようなものは無いとのこと。
お客からのチップが収入源だそうだ。
キャバクラにもいくつか種類があって、日本語を話せるレベルごとに店がわかれているという印象だった。
ホーチミンの観光ガイドを後日お願いしたかったので女の子(以後、A子さん)に連絡先を聞いた後、2時間ほどカラオケを歌って飲んでチップを渡してその日は終えた。
ちなみに、チップは50万ドン渡した。
日本円にして2500円程度。
現地滞在の日本人の方からアドバイスをいただいていたので、チップの額は無難だったと思う。
キャバクラに行き、連絡先を聞いたことが今回のベトナムの旅の大きなカギを握ることになるとはこの時は考えもしなかった。
ゴルフ場でカバンを無くす
滞在3日目、視察でお世話になる現地の方との親睦のために早朝からゴルフに行った。
ベトナムは日差しが強いので早朝6時からラウンドすることに。
前日就寝したのが3時だったのでグッタリしていた。
海外でゴルフをするのは初めてだったのだが、日本のようにハーフが終わった後、休憩が無い。
聞くと日本でも北海道はこのパターンらしい。
休憩なしでラウンドしたこともあって、クタクタだった。
クラブハウスへ移動する専用のカートに乗ってロッカールームへ。
ロッカールームで着替えをしていると、カバンが無いことに気づく。
セキュリティボックスが無かったので、財布や携帯などを小さなカバンに入れてラウンド中持ち歩いていたのだ。
そのカバンが無い。
そうだ、クラブハウスに移動するカートに忘れたんだ。
普段は物を忘れたりしないのだが、休憩なしのラウンドでぐったりしていたこともあって注意力が欠如していた。
急いでゴルフ場のスタッフに説明をして、スタッフに同行してもらいカバンを探しに行くことに。
パスポートだけはホテルの金庫に入れてきた
最悪帰国はできるが、財布や携帯が無くなったらどうしよう・・・
不安ばかりが頭をよぎる。
目的のカートを見つけると、座席にポンとカバンが置きっぱなしになっていた。
中身を確認すると、何も取られている様子は無い。
素晴らしい治安だ。
一緒に探してくれたスタッフの方にお礼のチップを渡してゴルフ場を後にした。
尚、このゴルフ場、ホーチミン市内から車で40分程度。
1人に1人キャディーさんがついてプレーフィーは5,500円ほど。
キャディーさんへの心付け(チップ)は750円ほど。
コースもすばらしかった。
写真を撮れなかったことが残念。
カバンを無くした旨をゴルフ場のスタッフの方にすんなり理解してもらえたのには理由がある。
ベトナムの人、ほとんどの方が英語を話せるのだ。
その理由が、多くの人が大学を卒業しているからのようだった。
大学に進学することで兵役を免除されるそうだ。
そういった背景があるからか、英語はほとんどの人が話せる。
優秀な人が多いという印象だった。
とりあえず、カバンも見つかったし、コースも素晴らしくよい一日だった。
忘れ物には注意しよう!と誓った。
緑のぼったくりタクシーに注意(その他の注意事項)
ベトナムは鉄道がほとんどない。
そのため、旅行者の移動はタクシーが主だ。
ホーチミンに到着した時に、現地のスタッフの方から一つのアドバイスをもらった。
「緑のタクシーはぼったくりだから乗らないように」
この緑のタクシーがなぜぼったくりかというと、メーターを上げないからだ。
メーターを上げ忘れたフリをして、目的地まで向かう。
到着すると、「メーターを上げ忘れてました。すみません。」と謝る。
観光客は「いいよいいよ、だいたいこれぐらいでしょ?」
とチップも含めて多めに料金を払うというものだった。
そんなに大げさなぼったくりではないが、当然のごとく緑のタクシーは避けるようにした。
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