なぜキャンピングカーを病院に無償提供したのか?
2020年4月6日、ジャパンロードトリップ (株式会社エアサポ)は、「医療従事者向けにキャンピングカーの無償提供サービス」を開始しました。
今回は医療現場の現状やキャンピングカーの活用、無償提供サービスの背景と今後の活動予定についてお伝えします。
ジャパンロードトリップ立ち上げ
ジャパンロードトリップではキャンピングカーレンタル事業を2019年1月に開始し、「心に残る旅をしよう」をスローガンに掲げ、1年間でレンタカー台数を25台増やしました。1台1台にテーマを決めて内装の備品やシート、壁紙、床までこだわって改装をしています。
キャンピングカー需要の増加
参照 「キャンピングカー=家」!?関心度No.1は居住空間
最新データをまとめた『2019年度キャンピングカー業界の動向調査』結果報告
昨今、キャンピングカーは自家用車としての需要も高く、年々新規登録台数が右肩上がりに増えており、レンタルの需要も比例してあがっています。
テレワーク場所の提供
https://www.japanroadtrip.com/telework-campaign/
【参照リリース】
しかし新型コロナウイルス(COVID-19)による影響で緊急事態宣言が発令され全ての予約がキャンセルとなりました。このような状況だからこそ貢献できることを模索し、急な施策によりテレワークスペース環境が間に合わない企業がある可能性を考え、テレワーク応援キャンペーンを打ち出しました。
病院へキャンピングカーを無償提供
https://www.japanroadtrip.com/support/
【参照リリース】
加えてジャパンロードトリップとして、キャンピングカーでできるコロナ対策について協議を重ね、医療従事者への休憩スペース、または病床としてキャンピングカーを活用できるのではないかと考えました。
しかし売り上げが立たない状態が続き、貸出で収益をもらうべきなのか、とても悩みましたが、「今、自分たちにできることをする」と決め、無償提供を開始しました。
院内は厳しい雰囲気で休める場所がなく、切り替えやリフレッシュにとても良いと大変ご好評をいただきました。また、多数のメディアに取り上げていただきました。
思いを共にできる仲間の募集
https://camp-fire.jp/projects/view/267497
キャンピングカーの運用には、車両の消毒清掃、陸送費用など実費が多くかかるのも事実で、追加で無償貸し出しが組めない状況に憤りを感じていました。そこでクラウドファンディングを利用し、思いを共にしてくれる仲間を集いました。
そこには沢山のありがたいお言葉がありました。支援者さん自らSNSにて拡散をしてくれたりもしました。今、やれることに多くの人が賛同し、思いやりのバトンがどんどん広がったと感じました。
今回の無償提供は、キャンピングカーオーナー様、クラウドファンディングでご支援をいただいた方々、協会の加盟店様方のご協力があってこそ実現できた企画だと思います。
・病床不足解消に向けたキャンピングカー無償貸出プロジェクト協賛者様
https://www.japanroadtrip.com/support-names/
キャンピングカーがウィズコロナのストレスを発散!!
緊急事態宣言が全国で解除になりましたが、コロナが無くなった訳ではありません。ゴールデンウィークも家にいた影響で「出掛けたい」欲求がピークになっています。ですが同時に公共交通機関に乗って旅行は気がひける。そんな声も多く聞きます。
キャンピングカーは、家族、友人や恋人など一定の人だけで旅行にいけるので、移動も宿泊も密をさけて旅行が可能です。
普段旅行ではホテルや旅館にしか泊まらないという方にも是非キャンピングカーを利用していただきたいと考え、お得にご利用ができるよう24時間500円ワンコインキャンペーンも延長しました。
https://www.japanroadtrip.com/onecoin-campaign/
過去に例を見ない新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は、一人一人が意識をもって対応した結果、解除に至ったと思います。
今回ご助力いただいたすべての方、本当にありがとうございます。コロナとの戦いが終わり、心身共に穏やかな日が過ごせるようジャパンロードトリップも引き続き尽力してまいります。
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