Logo

ストーリーの著者は、読者でもあります

営業職で約2年間MVPを獲得し続けた創業者がオンライン商談で活用しやすい営業ツールを開発した秘話

著者: 株式会社トレンドメーカー

営アシくんとは?

 営アシくんとは、ホームページ作成技術を使って、様々な情報を載せ込み、クライアントに伝える営業ツールだ。

 そこには、商談で使った提案書、見積書、クライアントが興味を持ちそうなニュース記事、Youtube動画、自分の趣味などについて書かれた文章や写真など、様々なコンテンツが載せられる。しかも、URLで共有できるから、SlackやTeamsといった、社内コミュニケーションツールにもすぐに貼り付けられる。担当者の方が面白いと思えば、他の人に伝えたりもできる。

 今はZoomなどオンライン商談が増えているが、せっかくZoomを使っても、その後メールだと、あまりDXのメリットが無くなってしまう。長いお礼メールや、添付ファイルはなかなかクライアントの興味を引きにくいからだ。

 昨今、動画やサムネイルなどビジュアル的な表現方法が発達している。せっかく発達しているのだからそれらの表現方法を100%活かした方が良い。それには、ホームページのような見せ方が向いている。

なぜ営アシくんを開発したのか?

 私、秀村雨は、人材営業をやっていた。その時に雑談で仲良くなっていた。

例えば、占いの話とかで盛り上がっていた。なんてこともない会話で仲良くなり、その後しっかり初受注をもらっていた。

 しかし今はコロナ下である。なかなかリアルでも会えないし、顔を見ながら雑談で仲良くなるのも難しい。

 実際、このことは多くの人が感じている。以下の調査結果を見ると、オンライミーティングの課題の1位は「話し手が一方的にコミュニケーションしているように感じるときがある」(51.8%)、2位が「アイスブレイクしづらいときがある」(40.0%)である。

https://saleszine.jp/news/detail/1755

 そこで、「オンライン商談で相手との心理的距離を縮められるツールはないか?」という思いで営アシくんを開発した。

 ホームページのような作りに、サムネイルや動画などが入っていれば、先方はちょっと暇ができた時に見て、楽しいと思ったり、こちらに興味を持ってくれたりする。「へーこの人釣りが趣味なのか」「へーこの人ゴルフのスコア100切っているのか」とかである。ちょっとしたことだが、相手に親近感を持ってもらうできっかけを作り、商談を成功に導くことが重要である。

(秀村雨プロフィール)

中国天津出身。大学から日本へ。パソナに入社し人材営業。その後ITベンチャーで新規事業を立ち上げ。2019年株式会社トレンドメーカーを設立。趣味は筋トレ。テコンドー黒帯。

実際にどう開発を進めたか?

 私は、営アシくんを開発する前に「Hola」というオンラインサービスをリリースした。その時に感じたのは、エンジニアとのコミュニケーションの重要性だ。

 今回もシステムエンジニアに、営アシくんを実際にどう使ってもらうかというレベルで世界観を伝えいくことが最も困難だった。

 例えば、営アシくんには、ユーザーがクライアントだけに見せたい資料を掲載する可能性がある。しかしそうなると当然パスワードをかけたいだろう。このパスワードのかけ方自体色々あるのだ。どのようにするとベストか、それはシステム開発の見積もり工数内に収まるのか。こういった細かい議論を2週に1回行い、さらにグーグルフォームを使って、課題とステイタスを管理して開発会社と共有した。グーグルファームで伝えられない場合はSlack、Slackで伝えられない場合はZOOMを使い、臨機応変に、自分の求める営アシくんが完成するようにパワーを注きこんだ。上では見積もりのことを例に書いたが、ファイル形式、サムネイルの表示方法、ヘッダー画像のUI、フッダー画像のUIなど詰める点はいくらでもある。自分の思った世界観のサービスにするには自分が思いを注入するしかない。どうしたいかのイメージは自分の中にあるからだ。

 困難を乗り越える上で助けになったのが自分の築いた人脈だ。システム開発を行ってくれる人やシステムアドバイスを行ってくれる人は、元はと言えば自分の人脈ネットワークで繋がっていた人である。営業職時代に培った自分の人脈ネットワーク作りが今に生きている。旧知の仲の人の方が、見ず知らずの人よりは俄然コミュニケーションが取り易い。

コロナが終わったら本格的DX時代へ

 コロナが終わっても今後オンラインミーティングは定着するトレンドである。以下の調査結果にもそれが現れている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63276920R00C20A9000000

 DX時代は画面を通じて色々な情報が流れていく時代だ。情報はデジタル化されている必要があり、情報は見やすいUXで提供されている必要がある。私はそんな時代に向けて営アシくんを作った。DX時代は、色々なチャレンジが可能な、可能性のある時代だと思う。

 営アシくんは2021年2月に正式リリース予定です。プレスリリースにて改めてお知らせいたします。





行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。

この他の企業のストーリー

6min read
株式会社白青社
PRの場が少ない地域の特別なアイデアを世に出すために。デザインプロダクトの旗艦店「博覧百貨」の開発秘話。
PRの場が少ない地域の特別なアイデアを世に出すために。デザインプロダクトの旗艦店「博覧百貨」の...
8min read
株式会社ノルコーポレーション
"塩サウナ気分"でお肌がととのう! サウナ&ソルトスクラブ 「SIONA 」開発時のこだわりとは
"塩サウナ気分"でお肌がととのう! サウナ&ソルトスクラブ 「SIONA 」開発時のこだわりと...
3min read
IKEUCHI ORGANIC 株式会社
競合ではなく、共存へ。表参道・南青山エリアにタオル屋が集まる理由
競合ではなく、共存へ。表参道・南青山エリアにタオル屋が集まる理由 ここ数年で、南青山エリアに今...
8min read
株式会社 日立アカデミー
日立グループで進める「学びの場」づくりへの挑戦 |[イベントレポート]ツギステ 桜のどか氏×ドラッカー経営学者 井坂康志氏「ジョブ型の働き方が求められる時代のキャリア形成」
日立グループで進める「学びの場」づくりへの挑戦 |[イベントレポート]ツギステ 桜のどか氏×ド...
8min read
株式会社 グローバルエージェンツ
新商品が出るたびメディアやSNSで話題に。「非日常空間で映える」ホテルスイーツは、現場から生まれた
新商品が出るたびメディアやSNSで話題に。「非日常空間で映える」ホテルスイーツは、現場から生ま...
2min read
株式会社Human Qreate
「一石三鳥グループ」、鮨バブルに立ち向かう。
「一石三鳥グループ」、鮨バブルに立ち向かう。 コロナ前から目にするようになった「鮨バブル」とい...
11min read
お城EXPO実行委員会
きっかけは、ビジネスの場での雑談。全国規模のお城イベントのパイオニア「お城EXPO」が誕生し、日本各地での開催を展開するまで
きっかけは、ビジネスの場での雑談。全国規模のお城イベントのパイオニア「お城EXPO」が誕生し、...
7min read
マウントマヨンジャパン合同会社
日本初!オンラインポータルメディア「開店オンライン」を開設―オンライン市場を活性化させる“窓口”に―
日本初!オンラインポータルメディア「開店オンライン」を開設―オンライン市場を活性化させる“窓口...
5min read
株式会社河合楽器製作所
ピアノメーカーの河合楽器がハイブリッドピアノという新たな挑戦をした理由
ピアノメーカーの河合楽器がハイブリッドピアノという新たな挑戦をした理由 株式会社河合楽器製作所...
4min read
glafit株式会社
なぜ、モビリティ製造、販売会社で『日本電動モビリティ推進協会』を設立したのか? 協会の代表に聞いてみた
なぜ、モビリティ製造、販売会社で『日本電動モビリティ推進協会』を設立したのか? 協会の代表に聞...