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ビジネス上の祝い花でも受け取るのは「人」。ちゃんと気持ちが伝わる花をお届けしたい!「お祝い花おまとめ」を始めた発案者の思い。

著者: 株式会社パーク・コーポレーション


青山フラワーマーケットの法人部門である青山フラワーマーケットアネックスが2018年に本格スタートした、お祝い花おまとめサービス「FLOWER COLLECT」。

これまで、上場企業の移転や大学病院の移転、新会社設立や新規上場、社長交代などさまざまなお祝いのシチュエーションで活用され、ご注文者数は約5,000件に届こうとしています。

まだ「FLOWER COLLECT」を知らない方に、このお祝い花おまとめサービスを始めることになったきっかけや、このサービスに込められた思いをご紹介していきたいと思います。


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会議室に閉じ込められた花を見て、なんとかしたいと思った。

もともとは普通にスタンド花やアレンジメントをお届けしていました。ある時、大企業の移転祝いでスタッフが心を込めて作った花を届けに行ったときに、花がぎゅうぎゅうに押し込められている会議室に案内されたことがありました。

「贈る方は喜んでもらいたくて贈っているのに、物理的に無理があることでその気持ちがきちんと届けられていない。これを解決できるのは私たち花屋しかいない。」という使命感のようなものを感じました。それが「FLOWER COLLECT」誕生のきっかけです。


期待された内容を超えたいから、お客様の数だけデザインやサービスを考える


いざ始めてみると、これまで経験したことのないような要望もあり、その対応は簡単なことばかりではありませんでした。お花を飾る場所は各社のご指定場所なのでパターン化したものを活ければ良いわけではありません。毎回クリエイターが一番きれいに見える活け方を考えて提案する必要があります。

このサービスを始めて間もない頃にご利用いただいたセガサミーホールディングス様のオフィス移転では、お取引先様を招いたオープンオフィスイベントの装飾をすることになり、「これからみんなで世界中に旅立とう!今日はその船出の日、そして私たちはみんなその大航海のクルーだ!」というイベントコンセプトを表現するために、ご来場者様が一人1本ずつ花を挿して世界地図を作り上げるという参加型の装花を作りました。

テーマに合っていてお花も綺麗に見えて長持ちするもの・・と企画の段階で細部までこだわりすぎてしまって、いざデザインを決めてから当日まではバタバタでした。短期で什器を設計・制作してくれる工場を探し、約800本のカーネーションをなんとか確保して、通常業務をやりながらの下準備は毎晩夜中までかかってスタッフもへとへとでした。でも当日、にこにこしながら花を挿してくれるご来場者の笑顔を見たら、疲れは吹っ飛んでしまいました。

イベントご担当の社員様からも口々にお褒めの言葉を頂けて、とても嬉しかったのを覚えています。



社員のみなさんに喜んで頂けるサービスを考えたくて、飾っていたお花を小さなブーケに巻きなおして配る「ウィークエンドフラワー」というサービスも始めました。これが予想以上の大好評で、何十人もの方が行列に並んでくださった時にはびっくりしました。男性の方も多く、「これをきっかけに花を好きになって、奥さんと会話が弾むといいね」とスタッフ同士で話しています。

祝い花は会社に対して贈るものですが、最終的に受け取るのは「人」。会社において人というのは、社長だけではなくて社員一人ひとりです。その社員さんまで、ひいては社員さんを支えてくれている家族まで、おめでとうの気持ちが届くといいなという思いでブーケを作っています。


注文をした企業のご担当者からも感激のメールが届いた


普通のお祝い花のように事前に商品が決まっているわけではないので、ご注文者様には必ず「納品報告書」という写真付きのレポートを送ることにしました。そこに贈り先企業のご担当者様からのお礼のメッセージを添えることもあります。そうすると、「こんなに喜んで頂いたんですね」と感激してお返事をくれる方もいらっしゃいます。

形式的になりがちなビジネス上の贈り花も、ちゃんと相手に喜んでもらえたことが実感できれば贈る側も嬉しいですよね。でもこれが本来の贈り物の形だと思います。

これからはお祝い花の贈り方の常識が変わる

「とりあえず胡蝶蘭を贈る」そんな時代は終わりがくると思っています。

社会全体のしくみや生活様式の中でこれまでの常識、慣例が見直されてきている今、形式的ではなくもっと人の気持ちを大切にした花贈りこそが求められるのは必然です。

「お祝い事には相手が喜ぶものを贈り、その気持ちをなるべく多くの人でシェアする」というシンプルな気持ちのやりとりがお客様、社員、家族との繋がりを深めていくのではないでしょうか。


ですからこれからの時代は、こういうお祝い花の贈り方がスタンダードになっていくと思います。そのためには、新しいサービスやデザインをもっと考えていきたいです。


青山フラワーマーケットアネックス ブランドマネージャー 柏木和香子



FLOWER COLLECTサイト 

http://annex.aoyamaflowermarket.com/blessing-flower/ 

公式インスタグラム  

https://www.instagram.com/aoyamaflowermarket_annex/ 

お問い合わせ先 

annex@aoyamaflowermarket.com




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