2021年のバーチャルマーケット
2021年のバーチャルマーケット(Vket)は、次のフェイズに入ります。
「更に発展したイベント型Vket」と、「全く新しい常設型Vket」二つに分かれ、今年は以下のようなスケジュールで展開します。
- 2021年8月 Vket6開催
- 2021年11月 VketMallグランドオープン
- 2021年12月 Vket2021開催
「これから先、Vketはこんな風に変わっていくんだね!」
皆様にそんな風に楽しみにしてもらえるよう、尽力します。
目次
- Vket6
- 常設型VketMallとVket6プレオープン
- Vket2021
- 背景
- より多くの作品発表の機会を提供しながら、より手軽に、幅広く来場者に届ける
- Vketの目的と提供価値について
Vket6
Vket6は、「Festival」をテーマにした3種6個の一般コンセプトワールドと4つの企業ワールド、そして後述の常設型VketMallのプレオープンワールドによって構成されます。いずれも、クリエイターの創作意欲を刺激し、来場者にワクワクと冒険心をお届けできるワールドになりそうです。
また、今回から抽選が復活します。募集サークル数は、コンセプトワールド216サークルと、VketMallプレオープンワールド400サークル、合わせて616となります。
あえてスペース数に上限を設けてワールド数を絞ることで、Vket来場者に新鮮でワクワクした気持ちのままワールドを巡ってもらい、クリエイターの作品と出会う体験を提供したいと考えています。
常設型VketMallとVket6プレオープン
11月にオープンする、完全に新しい試みである常設型Vket、それがVketMallです。
VketMallでは、ショッピングモールをイメージしたワールドに、個性豊かな20種類のショップが立ち並び、そこにアイテムを出展していただきます。また、定期的にショップやアイテムのラインナップを入れ替え、常設展開を行っていきます。
VketMallのショップに出展するには、スペース(ブース)の3Dモデルを用意する必要はなく、希望のショップに対してWeb上またはUnityから、アイテムのみをアップロードすることで出展手続きが完了します。
VketMallのグランドオープンは11月ですが、それに先駆け、Vket6にプレオープンワールドを展開します。ここでは、10のショップに約200アイテムの展示が可能で、さらに開催期間中の前半と後半で出展物を入れ替え、合計約400アイテムの展示スペースをご用意しています。
Vket2021
これまでのVketの集大成であり、イベントとしてのさらなる進化を目指すのがVket2021です。ここではワールドの種類数として過去最多、全15種類の一般コンセプトワールドに企業ワールドを加えた形で予定しています。こちらは続報をお待ちください。
背景
バーチャル空間の発展と、各種VRSNSプラットフォームの隆盛、バーチャル空間で活躍するクリエイターの作品、Vketを楽しんでくれる来場者、出展企業の皆様―――様々な方の支えにより、Vketは大きくなってきました。
一方で課題も見つかってきており、今回のチャレンジを行うのは、それらの課題を解決し、クリエイターと来場者の皆様に更なる価値を提供するためです。
・Vketという共同制作コンテンツに対する、運営が提供できるコンテンツの量の不足
Vketはお申込みいただいた全てのクリエイターに発表の機会を提供することを方針としてきましたが、昨今Vketはより広く知られるようになり、Vket5では実に約1200サークルもの出展をしていただきました。
その一方、コンセプトワールドの数はそれほど増やすことができず、同一コンセプトのワールドを複数展開することでクリエイターの皆様の出展スペースを確保する形となっていました。
しかし来場者の皆様からは、ワールドが多すぎてすべてを巡ることができないなどのご意見を頂いており、結果的に出展者の作品と来場者との出会いのきっかけを損ない兼ねない状況になっていました。
今回のチャレンジは、それを解決するため、以下のような施策を行います。
- 常設型VketMallの展開による、作品発表の場のさらなる拡充
- Vket2021以降、コンセプトワールドの数を大きく増加させる
- 1コンセプト1会場とし、抽選を復活させる
これらによって、クリエイター、来場者双方にとって、Vketはより良いイベントにしていくことが可能だと考えています。
・入稿落ちスペースの発生
また、募集上限なしで出展申し込みを受け入れてきたこともあり、Vket5では入稿率の低下や、出展はしたものの入稿が間に合わず、そのまま未完成なスペースが本番期間にも展示されている、という現象も起こり始めていました。その結果、アンケートにて来場者の皆様からいくつか厳しいコメントをいただいております。
これを防ぐため、今回から再び抽選を採用すると共に、新たな試みとして、コンセプト会場に当選された出展者様には出展費を頂くことと致しました(VketMallでは出展費は不要です)。
この取り組みは、出展申し込みにお金をお支払いいただくことで、Vketという作品発表の機会を逃すことをもったいないと感じていただき、未完成な状態での入稿を減らすことが目的です。出展者の皆様と共に、Vketをより良いコンテンツに発展させていければと考えております。何卒ご理解いただけますと幸いです。
より多くの作品発表の機会を提供しながら、より手軽に、幅広く来場者に届ける
2021年はVketにとって、日常的に作品発表ができる常設展示場としての「VketMall」と、よりお祭りとしての価値を高め、更なる盛り上がりと体験を提供するイベントとしての「Vket」の二つに分かれていく1年となります。また、より気軽に出展でき幅広い来場者が参加できるよう、Oculus Quest/Quest2への対応や、Webからの簡単な入稿など様々な展開、開発を行っていきます。
今後もクリエイターと来場者双方にとってより大きな価値を提供できるよう様々な展開を行っていきますので、楽しみにしていただければと思います。
Vketの目的と提供価値について
Vketの最大の提供価値は「きっかけ」です。
クリエイターの皆様にとっては、作品を完成させる為の締め切りというきっかけであったり、新しい作品の創造意欲をかきたてるきっかけ、作品展示のきっかけになるでしょう。
来場者の皆様にとっては、バーチャル空間での生活を始めるきっかけ、クリエイターの作品と出会うきっかけになるでしょう。
企業にとっては、バーチャル空間での事業開発のきっかけにもなっています。
これらを通して、これからもバーチャル空間をより豊かにすることを目指し、関わる皆様の喜びを最大限にできるよう尽力して参ります。
バーチャルマーケット
Producer letter from 動く城のフィオ
VR法人HIKKY 取締役CVO(Chief Virtual Market Officer)
バーチャル空間でのイベント企画やプロジェクトマネジメントを中心に活動。2018年8月、VR空間内のマーケットフェスティバル「バーチャルマーケット」を立ち上げる。バーチャル空間内で暮らし、働き、遊ぶことを通じて、誰もがバーチャル空間で生きていくことのできる社会の実現を目指す。小さい身体に大きな夢を持った美少女おじさん。
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