「解約理由は事業の宝」解約分析ラボはなぜ立ち上がったのか
データ分析サービス『解約分析ラボ』を立ち上げたDeepApex株式会社(以下、DeepApex)。ITコンサルティングをメインとするベンチャー企業であるDeepApexがなぜ解約分析に力を入れたのか。代表である市川駿さんに広報担当がインタビューをしました。
(DeepApex株式会社代表 市川駿さん)
■知人の課題から生まれた『解約分析ラボ』
ーまず、『解約分析ラボ』はどのようなサービスなのでしょうか?他の分析サービスとの違いを教えて下さい。
解約分析に特化している点が他サービスと異なります。定額制、サブスク形態のサービスの解約データを分析することができます。
(データに基づいて解約を分析する『解約分析ラボ』:https://www.deepapex.com/services/churn-lab)
ーなるほど。なぜ解約の分析のサービスを提供することになったのでしょうか?
定額サービスを提供している知人から「データ分析に困っている」と相談を受けた際に、解約の分析でつまづいていることがわかりました。ただ、解約の分析は、新規顧客を獲得するためのデータ分析などと比較して予算がつきにくいです。また、企業の提供するサービスによって解約の原因は様々なので誰に依頼して対処をすればよいのかわからないといった課題があることにも気が付きました。この相談を受けたことによってこの知人以外にも解約分析に困っている企業があったことを思い出し、『解約分析ラボ』を立ち上げました。
ーDeepApexのようなITコンサルの会社が解約分析のサービスを立ち上げるメリットを教えて下さい。
定額サービスにおける解約の要因は、マーケティングや組織設計、サービスの質など様々な要因が絡み合っています。DeepApexでは、マーケティング、経営、エンジニアリング、組織構築、データ分析、AIと幅広い分野の知識を持ったメンバーが揃っており、解約分析を様々な視点から行うことができます。その点でDeepApexの人材と解約分析というサービスの相性が非常に良いと考えています。
■「解約」は顧客満足度を上げる情報の宝庫
ーなぜ解約分析が必要なのでしょうか?
当たり前ではありますが、定額サービスの解約を少なくすれば企業の売上はあがります。マーケティングやデータ分析をする際は、新規顧客獲得に注目しがちですが入口対策と出口対策は全くの別物です。解約の理由は企業のサービスによって様々でありサービス運営者は経験と勘で解約理由を予想して対策をしているところが少なくありません。
経験と勘ではなく、データに基づいた解約理由を導き出すことにより課題に対して適切にアプローチできます。そして、課題の解決アプローチが正しかったのかを再度データによって検証するということも非常に重要です。
また、解約率の低いサービスにすることによりそのサービス自体の価値がどんどん高まっていきます。すると顧客満足度が向上し、結果として新規顧客獲得が容易になっていくと考えられます。
ー解約率を下げることによって結果としてサービスの質を向上させるのですね。
はい。幅広い知識を持った弊社の人材の強みを解約分析に活かすことができます。また、解約の分析は「サービスの弱点を分析する」ということになります。そのため、会社内で分析するよりも第三者である私達のほうがより的確な視点で分析をできると考えています。
ー今後どのような企業に解約分析ラボを使ってもらいたいでしょうか?
解約の理由をデータに基づいた根拠を示して分析したかったり、解約分析にあまり力を入れることのできていない中小企業の皆様にぜひご活用いただきたいです。私達のビジョンは「"テクノロジー"でビジネス価値を最大化する」ということです。より多くの企業のDXを推進し、サービスの価値を最大化するお手伝いができたら嬉しく思います。
解約分析ラボ:https://www.deepapex.com/services/churn-lab
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