【パッと、送レル、PARELL!】〜配送の枠に囚われない物流マーティングサービス〜

　みなさん、こんにちは。

　株式会社START WITH WHYが立ち上げたサービス「PARELL!」は、「あなたの大事な荷物（”PARCEL”）を無駄（”C”OST）なく送ること（”L”OGISTICS）」をコンセプトに配送先の開拓からラストワンマイルまでを一気通貫でおこなっています。

　今回は「PARELL!」のサービス誕生のきっかけ、転機となった出会い、そして今後の展望について、弊社広報部がご紹介していきます。

軽貨物配送サービス「PARELL!」ができるまで

　「PARELL!」の誕生には大きく2つのきっかけがあります。

　1つ目は、弊社代表の中村和也（以下、中村）が農業に携わっていた時に体験した、配送業界のリアルです。当時、中村は生産されたお米を新潟から東京へ配送する仕事に携わっていました。その時に体感したことは、梱包時の手間や毎回の配送料が農家の方の大きな負担になっているということでした。

　2つ目は、中村のライフスタイルからくる経験です。早朝から深夜まで働くことが多かった中村は、生活用品の調達にネット通販を活用していました。時間を選ばず、いつでも注文することができるネット注文ですが、荷物を受け取る時間帯には指定があることが多く、荷物を受け取るためだけに一旦帰宅し、受け取った後にまた仕事に行くということもしばしば。そんなアグレッシブな中村のまわりにも同じ悩みを抱えている同僚が多くいました。

　これらの経験から、配送業界がもつ課題解決になるのではと考え、配送時の無駄を無くすこと、ライフスタイルの多様性に対応していくことをミッションに配送サービス「PARELL!」が誕生しました。

配送業界の現実、立ち上げ当初の壁

　中村の想いをもとに立ち上がった、「PARELL!」。

　業界未経験ながらも、社員一同「まずは取引先の開拓を！」と営業をしていきますが、現実は厳しいものでした。

　港区を拠点にスタートした「PARELL!」ですが、同じような配送業者は既に多数存在し、古くから付き合いのあるスポット配送やルート配送、定期配送を実施している企業も多く、ドライバーとして売り込もうとしても入り込む余地がありません。

　電話や飛び込み営業をする毎日ですが、アポイントをいただけたとしても、なかなか成約につながらない。一向に兆しが見えない状態でした。挙句の果てには、自社の配送車のタイヤがバーストする始末。

　想いはあるのに何をやってもうまくいかない。どうしたら良いものか。と頭を抱え考える日々が続きます。

転機〜マーケティングサービスへの第一歩〜

　突破口が見えず悩む中、たまたまご縁をいただいたサラダのミールキットを提供している企業様との出会いが「PARELL!」にとっての転機となりました。

　せっかくのご縁、このチャンスを絶対に掴むと決めた中村は、原点に返り「PARELL!」ならではの付加価値とは何かを考えました。

　その中で出てきたのは、働き方の多様性に柔軟であること。そして、人としての繋がりを大事するという「PARELL!」の強みでした。

　中村はここに活路を見出し、配送やドライバーという業界の枠に囚われるのではなく、お客様の課題を一緒に解決していくためにできることは何でもやろう。と方向性を変化させていきます。

　実際にミールキット企業様には、コスト削減のために配送業者を見直すだけではなく、どうやったらもっと売上が上がるかというコンサルティング提案を行いました。その提案が採用され、ポスティングするためのチラシのデザイン構成を請け負うなど、配送業務以外の取り組みもお客様と二人三脚ですすめることで、業績向上に努めました。

　結果、その取り組みを評価いただき、現在に至るまで継続的なお付き合いを頂いております。