自身の悩みを起点に、経験ゼロからひとりで立ち上げ。おとなのための小柄サイズブランド「Fifty Seven」
■アパレル企画未経験&ワンオペでもブランドを立ち上げた理由。
Fifty Seven(フィフティセブン)は、小柄サイズに特化したレディースアパレルブランドです。https://fiftyseven.shop/
デザイナー兼ブランドディレクターの松本は、経験ゼロの状態から社内ベンチャーとしてひとりでアパレル事業をスタート。デザイン・資材の仕入れ先の開拓・生産工場探し・オンラインストアの構築など、すべてイチから手探りで行いました。
ある程度想定はしていたものの、必要な作業の多さに愕然とすることも。「お洋服が好きだからやってみたら、できちゃいました!」…なわけないんです。一見華やかに見えるものの裏にはたくさんの地道な仕事があります。そして事業を運営するうえで資金や数字のことも考えなければなりません。
それでも同ブランドを立ち上げたのは、「自分と同じような悩みをもつ女性の力になりたい。」「もっと女性に輝いてほしい。」という強い想いがあったからです。
■自分と同じような小柄女性の困りごとを解決したい。
私は身長152cmと小柄で、ファッションは大好きだけれどサイズの合うお洋服探しに苦労していました。いいなと思ったお洋服も自分が着るとサイズが合わず不格好で…落ち込んでしまうことも多々ありました。
例えば某大手ファッション通販サイトで女性用のワンピースを検索したところ、Sサイズ以下は全体の20%程度。そのうちXSサイズに絞ると、なんと2%以下。
一方、意外に思われるかもしれませんが日本人は1980年生まれをピークに年々低身長化しており、20~30代女性のうち身長155cm以下の割合は全体の約30%、150cm以下も約6%となっています。(※国立成育医療センター研究所調べおよび2018年度総務省統計局の身長の年齢別分布を参照)
ファッション誌でも毎号のように小柄女性向けの特集が組まれていることからも、
私と同じようにサイズの問題でお洋服選びに苦労している女性は一定数いるんだ!
この「お困りごと」を解決したい!と考えるようになりました。
また、個人的に感じていたこととして、小さいサイズはあってもかわいい系や若い年齢層向けの商品が多く…。私自身が、30代以上のおとなの女性がお仕事や改まった席にも着て行きたいと思えるデザインや品質のものになかなか出会えずにいたので、作ったら喜んでくれる人がいるのではないかなと考えたのです。
そこからまずは事業計画書の作成から始め、なんとか半年ほどでFifty Sevenのオンラインストアをオープンさせました。
※構想~ローンチまでの詳しい経緯はこちらのnoteに記しています。ご興味のある方はご覧になってみてください。https://note.com/fs57/n/n90339725cda2
■デザインも品質もおとなが満足できる小柄サイズブランドのこだわり
そうして立ち上げたブランド「Fifty Seven」のこだわりは、
1.小柄でもスタイルよく見える独自のパターン
ただ小さいサイズにするのではなく着丈やウエストの位置などを調整し、小柄体型でもバランス良く見えるよう工夫しています。
2.流行に左右されない上品なデザイン
SDGsの観点からも、お気に入りの1着を大事に着て欲しい。長く着られる上品なデザイン・綺麗なシルエットは、やはり女性を美しく見せてくれると思います。
3. 生地も縫製も、全て日本製
やはり日本のモノ作りの繊細さには感心します。着ていて心まで豊かになるようなお洋服をお届けしたいので、品質にも重点を置いています。
上記のようなこだわりを満たしつつも比較的手に取りやすい価格を実現するため、Fifty Sevenのお洋服の原価率は60%以上となっています。(※アパレルの平均的な原価率は30%程度といわれています。)
これは、心のこもったお洋服を着るという体験をして頂きたいからです。
Fifty Sevenのお洋服の価格ですが、ワンピースで25,000円~30,000円程度。ネットショッピングで誰でも気軽に購入できる価格ではないのかもしれません。でも本当に縫い方ひとつひとつまでこだわって作っています。
Fifty Sevenのお洋服はデザインや生地はもちろんですが、細かい部分にもおとなの女性の「あったらいいな」を取り入れています。
例えばタイトなスカートにはスリットというただの切れ込みをいれるのではなく、割れ目部分の布が重なったベンツという仕様にすることで大きく動いても脚が見えにくいようにする、座ったときなどに裏地が覗くことがないようにきちんと表地に縫い込むなどの工夫をしています。
ただ、今はたくさんのお洋服が売られている一方で似たようなものが多く、それ故に市場は価格競争に陥ってしまっています。
そうするとシワ寄せがくるのは製造現場であることが多いです。今回ブランドをはじめてみて、日本の工場さんの丁寧さに本当に関心しました。お洋服作りって手作業が多く、思っている以上に手間が掛かるんですよ。私はそれを安く買い叩くなんてしたくない。誰かが犠牲になる安価なものではなく、みんなが笑顔になれる良いものを世に出したいです。
このあたりは伝え方が難しい部分なので、顧客コミュニケーションの設計は今後の課題です。
■伝えたいこと…「ファッションは自分で自分を元気にできる手段」
作っている側が言うのも何ですが、お洋服自体はあまり重要ではないんです。
大切なのは、ファッションによって幸福感を得ること。
おしゃれをすると「今日の自分、いつもより良いかも」と思えてパッと気持ちが明るくなりませんか?
ファッションとは、自分で自分を楽しませることができるツールなんです。
Fifty Sevenのお洋服で、これまでお洋服選びで困っていたり、なかなか自信が持てなかった女性を、一人でも多く輝かせることが出来ればと願っています。
Fifty Sevenは2021年10月9日で1周年を迎えます。
感謝の気持ちをこめ、全商品30%になる1st ANNIVERSARY SALEを実施いたします(対象期間10月9日12:00~10月31日23:59ご注文完了分)。
是非この機会に多くの方にFifty Sevenのお洋服を手に取って頂きたいと思います。
【Fifty Seven】
Online Shop: https://fiftyseven.shop/
Instagram:@fiftyseven_official https://www.instagram.com/fiftyseven_official/
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