レバンガ北海道 多嶋朝飛選手が積み上げるプロスポーツ選手としての価値<前編>~ファンとの新たな向き合い方~
B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム レバンガ北海道に来シーズンで在籍8年目(プロ10年目)となる多嶋朝飛選手は、プロスポーツ選手としてできることと向き合ってきた。そして来シーズンで10年目を迎える同クラブがファンベースの新たなスポーツビジネスを展開する中、その先駆けとして4月1日にスタートしたのが、多嶋朝飛選手のオンラインサロン『ASAHI TOWN』だ。クラブとしても選手としても初の試みの裏にあったものとは...。
◆カタチがないものを先が見えない中で進めることは簡単ではなかった
多嶋朝飛選手(以下、多嶋):クラブからオンラインサロンの話をいただいた時、オンラインサロンの存在は知っていましたが、もちろん知識があるわけではありませんでした。クラブと協力会社のDETAIL40様と打ち合わせを重ねる中で、もちろんやる方向で話を進めてはいましたが、選手は来シーズンの契約が不確実でもあるので、サロンを開設して数ヶ月で終了という可能性もゼロではありませんでした。僕自身、そのような状況で準備に突き進むことの難しさはありましたね。
当初はホームゲーム開催日にサロンを開設し、お客さんがいる中でのキャンペーンやプロモーションを想定していた部分がありましたが、新型コロナウイルスの影響でそれらの企画そのものがなくなりましたし、練習や試合などのメインコンテンツがない中でのスタートもとても難しかったです。
その中でも一番大変だったと思うのは、カタチがないものをゼロから考えて創り上げることでした。どのように創り上げていくかはある程度自由な中で、自分の中で何をするかしないかという判断は簡単ではありません。その中で、開設前から今でも大変なのは、投稿内容とスケジュールを決めていくことです。書くことそのものは開設当初より慣れてきているのですが、何をどう投稿するか・企画をどう進めるかという毎日のコンテンツを考えることは、とても頭を使います。
インタビューを受ける多嶋選手
◆サロン開設前は正直、プレッシャーや不安は大きかった
多嶋:当初は試合や練習などのオンコートの内容をメインで考えていて、このメインを中心にオフコートの内容も広げていこうとクラブと話していたところに、新型コロナウイルスがきました。着々と準備をしてきていたことに対して、開設直前でメインとなる試合がなくなり練習も十分にできていなかったので、そのような状況の中で内容を充実させることには頭を抱えました。
そもそも、新しく何かを始めることの難しさも感じていましたし、実際に対価をいただくことへのプレッシャーもありました。会員数に関しても、メンバーが集まらなかったらダメというわけではありませんが、どのくらいのメンバーが入ってくれるのか、当時は本当に見えなかった部分があったので、少なかったらどうしようという不安のようなものは大きかったです。
サロン開設日には記者会見を実施
◆それでも学んだことをカタチにできていることは自分自身の成長になっている
多嶋:準備期間では、世の中にあるオンラインサロンの種類を知ることから始まり、自分自身も会員側としての経験をするために、自分で他のオンラインサロンにも入会しました。そのサロンは今でも続けていますし毎日される投稿も楽しんでいるので、僕にとってはこの準備時期からユーザーとして体験していたことが、非常に大きなインプットにもなりました。
また読書を通して、どのようにファンと向き合っていくか、どのようにオンラインサロンの事業を進めていくのかなど、大事にすべき考え方も含めて少しずつ知識を入れています。
こうやって学んでいることをサロンの中で実際に行動へ移せていることや、目に見えるカタチでアウトプットできていることには、自分自身の成長に繋がっていると実感しています。
※本記事の中編:『レバンガ北海道 多嶋朝飛選手が積み上げるプロスポーツ選手としての価値<中編>~創り上げる過程を大事に~』
※本記事の後編:『レバンガ北海道 多嶋朝飛選手が積み上げるプロスポーツ選手としての価値<後編>~プロ選手だから”今”できること~』
※オンラインサロン『ASAHI TOWN』に関するニュース
▼レバンガ北海道 多嶋朝飛 オンラインサロン『ASAHI TOWN』が4月1日にオープン!
https://www.levanga.com/news/detail/id=13811
▼レバンガ北海道多嶋朝飛オンラインサロン『ASAHI TOWN』開設発表会見
https://www.levanga.com/news/detail/id=13828
▼レバンガ北海道 多嶋朝飛 オンラインサロン『ASAHI TOWN』お申し込みページ
https://www.onsalo.co.jp/salons/11
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