東大寺御用達“白雪ふきん”の技術を美容に。敏感肌の家族への想いから編み出した『白雪式たおる美容』が誕生するまで
1956年の創業以来、蚊帳の製造にはじまり、今や奈良を代表する名産の一つとなった蚊帳生地のふきんなど、時代に合わせた商品を開発してきた株式会社 白雪。
中でも、2002年に発売した『白雪スクワランうるおいたおる』は、女優やモデル、ヘア メイクアップアーティスト、美容ジャーナリストなど、ビューティエキスパートの方々からもご好評いただき、たちまち、ふきんと並ぶ看板商品に成長しました。
リピートされる愛用者様も多く、またテレビや雑誌など媒体でご紹介いただくたび、 大きな反響をいただいております。
今回は、『白雪式たおる美容』の考案者である社長夫人 垣谷弥生の経験とともに、『白雪スクワランうるおいたおる』開発の背景をご紹介します。
愛用すること20年。自らの肌で実証
『白雪スクワランうるおいたおる』を販売していて、何より興味を持たれるのは、肌の弱い家族のためを思い、独自で開発した健やかな肌作りのメソッド。
それがスキンケアの一部にタオルを取り入れ、誰でも、毎日簡単に続けられることを目指した『白雪式たおる美容』です。
考案者である垣谷弥生は、「現在、義母は83歳、私は56歳。『白雪スクワランうるおいたおる』を使い始めて20年ですが、義母も私も肌を褒められることが増え、年齢や肌質に関係なく、すべての方にお勧めできると自信を持ちました」と、自身の実体験を元に『白雪式たおる美容』を伝えています。
はじまりは『白雪ふきん』から
そもそも、ふきん製造が中心だった当社が、なぜスキンケアタオル作りに着手したのか。
奈良・東大寺の大仏さまのお身拭いに、毎年献納している『白雪ふきん』。
そんなイメージもあってか、特に友禅染めのシリーズが発売されると、台所だけでなく「ハンカチとして持ち歩いている」というお声を多くいただくようになりました。
木からつくられる繊維のレーヨン素材に、上質な綿を掛け合わせた『白雪ふきん』は、吸水性がよく、ニオイがつきにくく、汚れ落ちがよくて、乾きも早い。
使い込むほどやわらかさが増し、肌当たりも良くなるため、顔を拭にも丁度良い。
ならば、もっと暮らしに寄り添えるものをと、ハンカチや手ぬぐい、バスタオルなど、 様々なサイズを展開しました。
もっとやさしく、もっと心地よい肌触りを求めて
一方で、アトピー性皮膚炎に苦しんでいた社長・垣谷欣司は、「敏感肌だと、従来のものをどんなに使い込んでも刺激を感じる。素肌にとっては、レーヨン100%のやわらかさが心地よいはずだ」と確信。
自分のようにデリケートな肌の人でも、毎日心地よく使えるたおるを目指し、研究を始めました。
より心地よい肌触りを追求する中で、スクワランを練り込み、定着させる技術に着目。
代々、繊維業を営む中で培った知識を生かし、2年の歳月をかけて、繊維内へ常に11%の水分量を留めるレーヨンの特性に、上質なスクワランオイルを定着させることに成功します。
しっとりとなめらかで、とろけるように柔らかな薄生地の質感 をさらに高めるべく、何層にも重ねながら、ベストな厚みを模索。
ふんわりマシュマロタッチな新感覚のスキンケアタオル『白雪スクワランうるおいたおる』を完成させたのです。
義母と試行錯誤で編み出した『白雪式たおる美容』
「とにかく、肌にとって摩擦は大敵。どんなにやわらかなタオルでも、ゴシゴシこすっては刺激を与えてしまう。肌が弱い主人のために、どうすればこのスキンケア タオルを一番効果的に使えるか、義母と一緒に思案を重ねました」と、社長夫人で企画開発にも携わる垣谷弥生。
そう語る彼女は、『白雪スクワランうるおいたおる』の発売当時、36歳。義母は63歳でした。
「義母は息子の社長と似て敏感肌。私 はどちらかといえば丈夫な普通肌で、歳を重ねるほどに、美容液やファンデーションなど、肌につける化粧品が増えるばかり。でも、夫と義母は使えるスキンケアも限られていて…。そんな家族のために、できるだけ化粧品は少なく。シンプルなステップで、誰でも簡単に、毎日続けられることがミッションでした」
と明かします。
大切なのは、肌がリラックスできる温度設定
最初に取り入れたのは“蒸しタオル”。
サウナのような熱々状態を想像しますが、『白雪式たおる美容』では40℃前後。
「お風呂のお湯に浸けて、絞る程度でいい」と言います。温めに電子レンジも試しましたが、熱ムラができたり、メーカーや出力の違いで、時間や温度が確定できないこと。温度が高くなりすぎて、リラックスどころか刺激になるため、毎日行うと肌に負担が掛かるなど、失敗の連続。
「結局、40℃くらいが心地よく、肌もふわっとやわらかくなって、化粧水の入りもいい。お風呂くらいの温度だから、毎日でも続けられます」。蒸し時間も深呼吸をゆっくり3回、約30秒ほど。軽いメイクであれば、汚れと一緒に浮き上がり『白雪スクワランうるおいたおる』が吸着してくれます。
「洗顔やクレンジングをする場合も、洗い流す時は30℃以下の温度で。皮脂を取りすぎないことがポイントです」。
幼い頃から身についた実母の教えが解決のヒントに
もう一つ、『白雪式たおる美容』最大の特徴と言えるのが、蒸しタオル後の“冷しタオル”。
「昔から母に、台所の後片付けなどでお湯を使った後は、必ず水で手を洗いなさいと教えられていて。その経験がアイデアのヒントになりました」
水道水の冷水につけて絞り、こちらも同じく約30秒ほど。
夏なら数分冷凍庫で冷やすと、なお気持ちよくリフレッシュできます。
“冷しタオル”の目的は、蒸しタオルで開いた毛穴を引き締めて、水分の蒸発=乾燥を止めること。
汗を抑え、肌を整える効果もあります。また化粧水は、ほどよくしっとりうるおい感がある間に、手のひら全体でパックする感覚で導入します。
その後、美容オイルなどでカバーすれば、保湿効果が持続するだけでなく、しっかりと深いうるおいが感じられます。
誰もが安心してお手入れできる国産コスメも新たに開発
「『白雪式たおる美容』の柱となる“スキンケアタオル”と同じく、化粧水も敏感肌の義母が安心して心地よく使い続けられるものが欲しい」
そんな家族を思う気持ちから、2021年には『白雪スクワランうるおいたおる』のシリーズ商品となる『白雪うるおいローション』と『白雪うるおいスクワラン』の2アイテムを発売。
人間の皮脂にも含まれる保湿成分「スクワラン」を使った、簡単・シンプル・お家で毎日続けられるスキンケアがコンセプトのコスメは、
「サラリと軽やかなのに、うるおい感が段違い!」
「しっかり保湿できて、肌がふっくら。ハリが出て、シワも薄くなったみたい」
「顔色が明るくなった」
「スキンケアのあとすぐメイクしても、ファンデーションがよれないから助かる」
など評判が高く、ナチュラルコスメ派から、コスメ好きの方まで、新たなファンも獲得しています。
今回、新事業となるコスメラインの新発売を記念して、11月1日(月)の全国発売 に先駆け、10月から大阪の阪神百貨店梅田本店、東京の伊勢丹新宿店ビューティーアポセカリーにてローンチ。
さらに、大井町アトレ、西武所沢S.C.など、POP UPも次々に決定。
『白雪式たおる美容』のレクチャーやトークイベントなども開催。
健やかな肌を願う、すべての人に届くよう、さまざまな展開とチャレンジを続けています。
「現在、義母は83歳、私は56歳。『白雪スクワランうるおいたおる』を使い始めて20年ですが、義母も私も肌を褒められることが増え、年齢や肌質に関係なく、すべての方にお勧めできると自信を持ちました。『白雪式たおる美容』を通して、多くの方に心地よい肌生活をお届けしたいです」
[白雪うるおい公式URL] https://shirayuki-uruoi.com/
[白雪ふきん 公式URL] http://www.shirayuki-fukin.com
[Instagram]shirayuki_uruoi
ーーーーー
[お問い合わせ先]
株式会社 白雪 (「株式会社 白雪ふきん」より、社名を変更いたしました)
〒630-8303 奈良県奈良市南紀寺町5-85
電話 0742-22-6956(担当:ビューティー事業部 垣谷弥生)
MAIL info@shirayuki-fukin.com
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ