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起業9ヶ月で高額報酬や高いレベルの技術知見シェアを実現、エンジニアファーストのギルド型組織で最強の開発集団を目指す「THEHUB」

著者: 株式会社THEHUB

 THEHUB(ザハブ)は、さまざまな領域で強みを持つエンジニアが所属する開発集団です。エンジニアは国内のテック企業にて開発の最前線にいるメンバーばかりで、THEHUBでは全員が業務委託という関わり方で働いています。全ての案件に複数のベンチャー企業などでCTOやVPoEを経験している代表の康が入り、顧客のニーズに最適な強みを持つエンジニアをアサインしチームを組成しているため、不確実性が小さく効率の高い開発を提供できます。 個人で働くことのできるエンジニアが「ギルド型組織」に所属することは、エンジニアにとっても開発を委託する企業にとっても大きなメリットがあるとTHEHUBでは考えています。


 本記事では代表の康が、THEHUBの開発集団としての強みや、今後の展望についてお話します。

THEHUB代表の康裕三 

エンジニアファーストを実現することは顧客への価値提供を実現すること

 THEHUBは、エンジニアファーストが最も重要と考えています。自分自身のエンジニア経験から、エンジニアが働きやすく、良い条件で仕事ができる環境を作りたいという思いが強く、THEHUBを創業しました。

 エンジニアファーストを実現するにあたり(1)自身の得意分野でパフォーマンスがだせる要件にアサインされつつ、他のエンジニアからも多くを学ぶことのできる環境作り(2)適切な報酬が支払われること、この2点が特に大切だと考えています。このような環境・条件を提供することで所属するエンジニアのパフォーマンスが向上すれば、顧客へ高いレベルのサービスを提供することができます。そのため、エンジニアファーストであることは、顧客への価値提供につながると当社では考えます。

 エンジニアファーストな環境を提供する上で、エンジニア全員が業務委託である「ギルド型組織」という形態であることには、大きなメリットがあります。

「ギルド型組織」はエンジニアファーストの世界の実現に最適

 エンジニアたちがギルド型組織に所属するメリットは大きく分けると3つあると思います。

 まず一つ目に、案件に応じて必要な能力や経験を持ったメンバーが複数名アサインされるという点です。難易度の高い高度で複雑な案件や、自分の強みと異なる領域の技術も必要な案件などの場合、個人では受けることが難しいことも多いです。様々な強みを持つメンバーとチームとして取り組めれば、自分の能力を最大限に発揮でき楽しくレベルの高いプロジェクトに取り組むことができ、一人で取り組むよりはるかに高いアウトプットがだせます。また、難易度の高い案件になるほど、ビジネスを理解し情熱的に顧客の事業に参画する意識でコミットする必要がありますが、エンジニアには自分の技術を用いて課題の解決に貢献するという感覚にやりがいを覚えるタイプの人も多いような気がします。これも、一人案件ではなかなか体感できないものだと思います。

 2つ目に、個人で働く場合、成長が伸び悩みやすいというという点があります。ギルド型組織に所属していれば、優秀なメンバーとチームを組むことで、自分の仕事に客観的な評価を得るとともに、新しい知識や技術を吸収することができるので、適切な報酬を得つつ、アウトプットベースの最適な学習に身を置けます。

 3つ目に、個人で受託すると発生するような、法務や営業、クライアント対応などといった専門性以外の業務は最低限まで削減することができる一方で、時間や場所などのルールに縛れるということもありませんし、報酬の交渉なども柔軟にできます。

リモートでも、エンジニア同士が学びあえる環境を構築

 成長という点ですが、THEHUBではエンジニア同士にお互いリスペクトがあります。エンジニアのモチベーションとして、報酬面だけではなく技術に対する飽くなき欲求があり、自分の学びになるような技術的に詳しい人と一緒に仕事がしたいという思いがあります。THEHUBのエンジニアはそれぞれがインフラ、バックエンド、フロントエンドなど強みを持っていているので、お互いの強みを活かしつつ学びあっています。当社はオフィスを持たず完全リモート勤務なのですが、日常的にペアプログラミング・モブプログラミングを実施しており、技術知見(ノウハウ)の共有や仲間と学び合う機会を大切にしています。学んだ技術知見は常にチームにシェアされ、パートナー企業への技術提供や顧客支援に活かされています。

 チームとしての信頼関係は、SNSやチャットツールのSlackでお互いの興味関心を知ることでも醸成されますが、面白いことに全員フルリモートで働いているにも関わらず、定期的に飲み会が開かれたり、ワーケーションを実施したりと、リアルでのコミュニケーションの機会がエンジニア側から自発的に設定されています。オフィスがなくてもそれ以上にコミュニケーションが取れていると感じています。


写真:ワーケーションの様子

創業9ヶ月の会社が高い報酬を払える理由

 報酬の点でいうと、THEHUBに所属するエンジニア達には良い条件で働いてほしいので、完全リモート・完全フレックスで報酬も業界水準より高いことはもちろん、全員に対してこれまでの職場で支払われていた賃金レベルよりも高く支払えるよう設定しています。パフォーマンスに応じて報酬はどんどん上げたいので、すぐに時給を上げられるように契約は月単位にしていて、金額を変更する前提で結んでいます。頑張ればすぐに報酬に反映されるこの仕組みは、組織としての心理的安全性にもつながっているんじゃないかなと思っています。

 また、2021年2月に創業して約10ヶ月が経ちましたが、当社では優秀なエンジニアを完全リファラルで採用しています。案件もリファラルベースで獲得しており、採用費・マーケティング営業費はゼロで、オフィスもないため、コストのほとんどはエンジニアの報酬に充てていて、エンジニアに渡せる金額を増やしています。良い環境・良い条件を用意すると、所属するエンジニアからの紹介でリファラル採用が増え、最近では案件もメンバ−から紹介されることもあるなど、いい循環が生まれています。

リファラルだからこそ、顧客のシステム開発に完全専念

 当社の顧客の多くはスタートアップです。スタートアップでは、質の高いエンジニアリソースが無限に欲しいという声を多く聞きます。スタートアップの横の繋がりを活かし、エンジニアリソースを必要とする会社をリファラルで紹介してもらい開発受託を行なっています。リファラルの場合、最初からある程度信頼関係や期待値のすり合わせができているので、余計なことに工数をかけずに、完全にシステム開発に専念できるのですが、これは当社の強みだと感じています。また、技術的に様々な強みを持つメンバーが在籍していることで、「Bluetooth使ったアプリ開発をしたい」というような特殊な案件の依頼にも、効率的に開発を行うことができます。

 余談ですが、起業のきっかけは今はTHEHUBが開発支援を行なっているOpenpageという会社の案件を自分が個人でエンジニアとして受託していたことでした。Openpageの代表に、自分のエンジニアや開発に対する思いを話したところ、「会社作ったら」と背中を押してもらったんです。会社を作ろうと決めて、次の日には会社ができていた。それくらいのスピード感でやっています。

ReactNative x スタートアップとして最強の初期メンバー

 当社の技術的な強みとして、ReactNative × スタートアップというところがあります。

 創業初期のエンジニアは、自分がやっていた「ReactNativeにゆかりのあるスタートアップが集う会」というイベントに参加してくれたビビッときた1、2名に声をかけて口説きました。彼らは今も当社に所属してくれていますが、RNスタートアップとして本当にいいメンバーとスタートできたと思っています。受注が増えるとだんだん工数も足りなくなっていくのですが、最初のメンバーが良いと新しい良い人を連れてきてくれるため、面接もなく一回ご飯に行って決まりという感じで、どんどんメンバーが増えていきます。最近では、所属エンジニアが採用だけでなく案件まで紹介してくれるようになりました。

また、エンジニアたちは言われたことをこなすというより自走してくれ、私の仕事を持っていってくれたり、時間などコスト削減に対する意識も高いです。

エンジニアという職業のボトムアップも目指す。

 今後もメンバーと案件を増やし、毎月良い変化のある組織でありたいと思っています。今はWebアプリ開発などをメインにやっていて、強みでない案件は断るようにしていますが、メンバーが増えれば、VR、AI、ブロックチェーン、NFTなど、現在は断ってるような案件もプロフェッショナルサービスとして提供していきたいと考えています。

当社の社名はエンジニアのHUBになるという思いを込めてつけています。今は優秀な経験あるエンジニアの集団ですが、将来的には教育をやりたいと考えていて、実績を残し信頼を獲得すれば裾野を広げられると感じています。

 私自身もともと教育に興味があり、プログラミング教室を母校の小・中学校でボランティアでやっていたり、3大プログラミングスクールで学んだり働いたりした経験もあります。そういった経験を活かし、将来的には若い世代への教育や、駆け出しエンジニアの成長支援などを行い、包括的にエンジニアバリューの最大化を目指し続けていきたいです。





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