転職で最大100万円キャッシュバック「バクテン」開発秘話
ユーザーファーストの転職支援サービス『バクテン』
サービスサイトURL:https://www.backten.biz/
人材業界に対する違和感
最初は企業の人財紹介から始まり、人財コンサルタントとしてのキャリアをずっと歩んできたが、自分の心の中で引っかかるものがあるのを感じるようになっていた。とにかく関わる人たちのためになりたいという一心で必死にやってきたが、どうしても違和感が生まれてきていた。
その違和感の正体が何なのかを考える日々が数ヶ月間続いた。
そして、その違和感の正体が見えてきた。
それは、
「求職者のためになっていない、企業の利益が第一になっている人財業界のビジネスモデルそのもの」
だった。
コロナ前の売り手市場では、中途採用の採用手数料は成果報酬で年収の35%と言われている。
これは企業、経営者にとって、決して安いものではない。例えば、年収400万円の人財を3名採用するのに、合計420万円のコストがかかるのである。
もちろん人財紹介を生業とする僕は全力で仕事に取り組んでいて、しっかりとした価値を提供してきたつもりだ。ただ、それにしてもこのコストは高すぎるように感じていた。
そして、最も違和感を感じたのは、その紹介料によってエージェントの動きが明らかに変わっていた。どういうことかと言うと、転職エージェントは営業成績のために紹介料の高い案件を優先し、求職者にとってベストかどうかが二の次になってしまっていた。おそらく多くの求職者はそんなことを知らずに担当のエージェントを信頼して面接を受けていると思う。僕の中でそのことに対する違和感が拭えなくなってきていた。
いつか転職をすることを考えている人へ
「人財業界の知っておいてほしい3大事情」
人財コンサルタントをやっている自分だからこそ、
■人財紹介会社
■企業
■求職者
それぞれの立場がわかり、見えてくるものがある。
以下に僕の考える違和感についてまとめてみたいと思う。
①成果報酬というビジネスモデルによるひずみ
■人財紹介会社:成功報酬を高く払ってくれる企業から優先的に案内する
■企業:優秀な人財を獲得するために、高い金額を払わないといけない。
■求職者:マッチしてない求人案件の紹介を受ける。
※これは、実際に自分が経験したエピソードです。
エージェントA社「前払いにしたら優先的に御社を紹介できるようにしますよ。」
エージェントB社「一律紹介フィー40%払えないとうちはやらないですよ。」
エージェントC社「某最大手さんの圧が凄いので、手数料は下げられないです。」
みなさん成功報酬型の仕組みはご存知かと思います。
求職者のみなさんの転職が決まることでエージェントは成果報酬を受け取るわけですが、この成果報酬の割合は一律ではありません。企業によって異なります。
企業はいかに早く優秀な人財を確保するかということが最も重要です。
特に資金が潤沢にあり、採用予算もふんだんに持っている企業は資金力にものを言わせる形で、転職エージェントに対して、通常の成功報酬率よりも高い率を提示して、優秀な人財を優先的に自社に紹介するように契約する訳です。そうなると、転職エージェントからしても、自社の利益、自分の営業利益を最大化するのは当然なので、成功報酬率の高い案件から優先的に紹介するようになってしまいます。
求職者のみなさんからすると、転職エージェントから紹介を受けた求人は当然、自分に合致した求人が先に紹介されるだろうと思いますよね。
でも実際は、違うのです。
※もちろん、自分に合致した求人から紹介する転職エージェントもありますが、構造上、成功報酬率が高い求人から求職者のみなさんに紹介するというインセンティブが働いてしまっています。
この事実は、採用する側の企業と採用支援、転職支援を行う転職エージェントの間だけの表に出ることのない情報なので、求職者のみなさんは知ることはないと思います。
私は、転職エージェントをする前と後では、かなりギャップを感じて、転職エージェントとしての活動自体に対して強いジレンマを感じたことがあります。
正直に言うと今も、自社の利益を追求することと、求職者のみなさんの転職支援をすることのはざまで葛藤することがあります。
恐らく他の転職エージェントの方も同じような思いを抱いたことのある方はいるのではないでしょうか。
一番、転職エージェントとして美しい姿は、「求職者のみなさんにとってベストな転職支援=自社の利益」というかたちだと思いますが、現実的にはなかなか難しいというのが本音です。
求職者のみなさんにはこの事実を知っておいて欲しいです。転職エージェントを100%信用することは避けて頂き、最終的には「自分自身が自分の最大の味方」になるということをご理解頂ければと思います。
※転職エージェントが悪いということではありません。構造上このようになってしまっているのです。
②経験の浅い若手人員が人生を左右するキャリアアドバイザーをやっている
■人財紹介会社:人手不足によって、若手に任せるしかない。
■企業:基本的に、キャリアアドバイザーとの接点はない。
■求職者:経験の浅いエージェントに求人案件の紹介をゆだねられてしまう。
※これは、実際に自分が経験したエピソードです。
求職者Aの声(30代)「エージェントの方が、若すぎるし会話になりません。」
求職者Bの声(30代)「エージェントが自分がやりたいこととマッチしてない企業を紹介してくる」
ベンチャーエージェントC社「この会社だと思うんで、選考受けてみてください(強引な求人紹介)」
大手エージェントD社「JDってなんですか?CVってなんですか?(業界用語を知らない。)」
※JB:ジョブディスクリプト CV:Curriculum vitae 学歴を含む職務経歴書
現在、本当に多くの求職者の方が転職活動を行い、その多くは転職エージェントを利用しています。そのため転職エージェントも人的リソースの確保に必死です。そうすると当然ですが、優秀なベテランエージェントもいれば、業界知識のない働いて間もない新人エージェントもいます。
登録して頂いた求職者の方をすべて平等に満遍なく対応できる訳がないのです。言葉が悪いかもしれませんが、アタリもハズレもあるのです。
人生を大きく左右する重要なことだと思うので、この事実も知っておいて欲しいです。
③じっくりと会社分析をする猶予は与えられない。
■人財紹介会社:求職者のことより、転職成立による売上が大事。
■経営者・採用責任者:マッチしてるかどうかは、しばらく働いてみないと分からない。
■求職者:本当は自分に合っている会社かどうか不安、相談相手はいない。
※これは、実際に自分が経験したエピソードです。
大手エージェントE社「他社の企業なら2週間で内定出しますけど、御社もそのスピードで選考できますか?」
求職者C(30代)「エージェントに聞いても、会社のことを答えてくれない(キャリアに無責任)」
転職エージェントも企業の営業マンです。そのため、彼らもノルマを達成しないといけないのです。そうなるとどれだけ早く転職を決めてくれるかが重要になってきます。
人生の重要な意思決定であるため考えて当たり前なのに「早く決めてください!」とプレッシャーをかけられる求職者も少なくないと思います。
このような状況のため、早く決めてもらうために企業に関するネガティブな情報や客観的な分析などをもらえる機会はあまりありません。そのような情報は意思決定を遅くさせてしまうだけだからです。
何度も言いますが、転職は人生にとって重要な決断です。どうか早まらずに、客観的な情報などを加味した上で決断していただければと思います。
このような事実を世間のどれだけの人が知っているでしょうか?
これからますます転職する人は増えていくと思います。
そうしたいつか転職する人、今現在転職活動中の人へ、より多くの人に業界の課題を知って欲しいと思っています。
バクテンとは
おそらく、転職業界の様々なタブーを打ち破ることになる画期的なサービスである。求職者のためになっていない、企業の利益が第一になっている人財業界のビジネスモデルに違和感を感じ、今の時代に合った圧倒的なユーザーファーストを実現するビジネスモデルを作り上げました。
バクテンの利用の流れ
バクテンの3つの特徴(イノベーション)
①転職支援サービスなのに、求人紹介をしない。
バクテンがアップデートしたこと。
それは、成功報酬率が高い求人から求職者に紹介するというひずみ。つまり、エージェントが求職者が求めてない求人紹介をすることであります。
自分にピッタリの働き方は自分で見つけたい。そんな求職者が増えてきたからこそ、バクテンは求人紹介を行いません。経験の浅い若手人員が人生を左右するキャリアアドバイザーをやることもありません。
②企業の利益ファーストをユーザーの利益ファーストに。
バクテンがアップデートしたこと。
それは、企業が転職成功の対価として受け取る利益(紹介手数料)を一切、ユーザーに還元しないこと。
つまり、利益の一部をしっかりユーザーにも還元します。巷では、人財業界は儲かると言われています。売り手市場の時代だからこそ、成功報酬手数料の金額も増えています。果たして、その利益は企業側だけが享受するのがハッピーなのでしょうか。
③今の時代にあった、自己実現の応援
バクテンがアップデートしたこと。
それは、転職することがゴールになってしまう人財紹介のあり方。バクテンは転職をスタート地点と考え、その先の自己実現まで応援していきます。転職を機に自己実現の第一歩を踏み出せる人、頑張る人を応援できるようなお手伝いをしていきます。
バクテンのサービスに込められた想い
バクテンには、頑張る人の自己実現を応援したい。という想いを込めました。僕もかつて夢の実現のために必死でサッカーに人生を捧げてきました。頑張る人の気持ちはすごくわかりますし、共感します。そういった人たちを少しでも多く応援したい。
転職は、人生を変えるターニングポイントになります。だからこそ、重要な決断を応援できるように人財紹介会社はよりよい機会を提供しなければなりません。
バクテンというサービスが、企業の採用担当者の方に愛され、ユーザーに愛されるサービス、になるとうれしいです。
最後に
バクテンというサービスを作り上げるために協力していただいた人財会社の方々、転職経験者の方々、人事・CHROの方々、投資家、壁打ちをしていただいた経営者・投資家の方々、サッカーの仲間たち、サービスを作り上げることに関わった方々にこの場を借りて、感謝を伝えたいです。
頑張る人を応援できる社会にしたい。
そのために僕はこの業界を変えます。
これからも、人財業界をアップデートしていくサービスをリリース予定です。
-----------------------------------------------------------------------------
HRテクノロジーズ株式会社
圧倒的なユーザーファーストの転職支援サービス「バクテン」
サービスサイトURL:https://www.backten.biz/
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ