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社長の息子を辞めて、僕が起業した理由。

著者: マウンテンブック合同会社

こんにちは。

マウンテンブック合同会社の代表の山本です。



2019年に設立したばかりの会社で、6月でようやく1年が経ちました。

今回、このような形で紹介しようかと思った理由は、僕が自分のアピールだったり、自己表現するのが苦手なので、すこしでも自分という人間を知ってもらえればとの想いで書いてみました。

そして、この記事をきっかけに弊社の商品に興味を持っていただければと思っています!

つたない文章ですが、僕が起業するまでの経緯をざっくりまとめてお伝えしたいと思いますので最後までお付き合いください!


■自営業が嫌いだった少年時代

3人兄弟の長男として生まれて、父も父方・母方の祖父も親戚も自営業の人が多い商売人の家系という環境の中で育ちました。

ただ、自営って良い時もあれば大変な時もあったりして、子供心にお金で苦労しているんだろうなぁという時が多々ありました。

小学生時代の年末には、当時水産加工業をしていた父の仕事の手伝いに兄弟揃って行ったりもしていました。

今となっては良い思い出ですが、当時は冬休みで周りの友達が家族と遊びに行く中で、大晦日に冷たい水で魚を解凍したり・パック詰めをしたりするのが嫌で周りの友達が羨ましかったです。

休みも不規則だしお金にも苦労しているのを見ていたから、子供の頃は安定したサラリーマン家庭にすごく憧れていたのを覚えています。(笑)


■17歳で事故で障がい者に

という訳で会社員に憧れていた僕は、卒業後すぐ就職する気満々で工業高校に入学しました。

そして、自分でお金を稼ごうとアルバイトに明け暮れました。

当時は、楽しくてアルバイトばかりしていた気がします。そんな中、高校2年生の冬休みにアルバイト中の事故で右手の指を失う大きな怪我をしました。

利き手だったのもあり、事故直後はかなり落ち込んだのを覚えています。

入院中は、お見舞いに来てくれた友達の前では明るく振舞ったりしていましたが夜になると「何で自分が・・・」って毎日考えていました。

高校を辞めようと思ったり自暴自棄な時期もありましたが、家族や友人の支えもあり学校に復帰し、無事に卒業することが出来ました。

怪我をして失ったこともありましたが、人の優しさや親の愛情などに気付けることが出来たりと得ることも多かったです。


今思うとこの怪我が私の人生の大きなターニングポイントだったのかなと思えます。


■憧れの会社員から父親の会社へ

高校卒業してから、アルバイト先だった会社の事務員として働き始めました。

憧れの会社員だったのですが、理想と現実は違っていたのか違和感を感じて、エジプトのピラミッドが見たい!というよくわからない理由で会社を辞めバックパッカーとして放浪の旅に出ました。(笑)

日本に戻って来て、父親から自分の会社で働いてみないか?と話があり、特に断る理由もなく流れで働くことになりました。

子供の頃は、絶対に親の会社に入ることはない!と思っていたのですが不思議と抵抗はありませんでした。


この頃には、父親の会社は水産加工からサプリメントの通販へと事業が変わっていました。

恥ずかしい話ですが父親の仕事がどんな商品を販売しているのかさえ知りませんでした。

ただ、実際に働いてみてお客様対応の電話をとってみるとお客様から感謝の言葉をもらえてお金も頂けるっていう凄いことをしているんだなぁと素直に思えました。

そして、社員さんから父親の話を聞くことで、今まで父と子では見えない部分も知り尊敬することが出来ました。

(中学生くらいから父親とはまともに話をしなかった時期が6年くらいあったので僕にとっては大きな心境の変化でした(笑))


それから13年、経理・営業・カスタマーサポートや中国駐在など色々と経験させてもらい、周りからも二代目として意識してもらえるようになりました。

ただ、自分には創業者である父のように事業へ懸ける熱意・情熱のようなものが足りてないのではないかと疑問や不安を感じ葛藤していました。

(父と比較する必要はないとは思うのですが、どうしても考えてしまうんですよね。。。)


■熱意・情熱が湧き出てきた!

サプリメントの通販をするなかで、サプリメントとなる原料の素材を食品として、もっと手軽に生活に取り入れてもらえるものをつくりたいと考えていました。また、サプリメントの原料だけではなく地元である福岡県北九州市の野菜も使ったり、地元企業と組んだり地域性の高い商品をつくろうと決めました。


そこから、実際に地元の農家さんと話したりしていく中で、ただ単にものをつくって売るのではなく、農家さんと組んで仕組みとして出来ないかや事業をする意義、事業を通してどう社会貢献できるのかなどを考えるようになりました。

そうしていくうちに、自分の中で本気でやってみたいとの事業に対して熱意や情熱が沸いてきました!


▲地元農家さんのキャベツ畑の収穫風景▲


■独立しようと決意

本気でやりたいと決めた事業だったから、するなら社長の息子としてではなくゼロからやってみようと決意。

2019年6月に父の会社を辞めて独立しました。

社長をはじめ、社員の皆さまには本当に感謝しています!


肝心の事業ですが、資金面での苦労や計画通りに予定が進まなかったり大変なことが色々ありましたが、なんとか第一弾商品をつくりクラウドファンディングを実施するまでに至りました。

(クラウドファンディングは、お陰様で初日で目標金額を達成しました!)

そして、今年から本格的に商品を販売しようと展示会等に出展しようとした時期に新型コロナウイルスの影響で展示会が中止になったり、商談が進まなかったりと大変厳しい状況となりました!

今でも笑える状況ではないのですが、この時期を乗り越えることが出来れば成長できると信じて必ず乗り越えたいです!


■私の会社について

最後に僕の会社のブランドとコンセプトを紹介させてください。

会社名は、苗字の「山本」からマウンテンブックとしました。本当に単純すぎて笑えちゃいますよね。


ブランドですが、「norle」(ノール)という北九州市発の食のブランドを立ち上げました。

由来は、北九州の北<north>と形に縛られないという<no rules>、あと南米ペルーのスーパーフードも活用するので音だけですが<ル>を入れました。

また、<natural><organic><relax><locality><ecology>の頭文字もとっています!

自分では、かなり良い名前が出来たと自負しています!(笑)


そして、ブランドコンセプトは、「五方良し」です。

消費者・農家・環境・地域社会・自社が良い関係を築けるみんながHAPPYになるブランドを目指します。


そんなnorleの第一弾商品が「朝食クッキーGOHAN」です。

地元北九州産野菜とペルー産スーパーフードを組合せて、地元の人気パティスリー「ドルチェ・ディ・ロッカ カリーノ」とコラボした商品です。

1食でビタミン・ミネラルなど36種類の栄養素が手軽に摂れて、しかも規格外野菜も使用したエシカルで美味しい無添加クッキーとなっています。



詳しく知りたい方は、朝食クッキーGOHANのプレスリリースをご覧ください!


≫≫≫朝食クッキーGOHANについてはこちら

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以上、ざっくりと僕のことを紹介させて頂きました!


この記事に目を通して頂き、少しでも多くの方にnorleを知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。

そして、朝食クッキーGOHANをお試し頂ければさらに嬉しいです!!


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。



norleウェブサイト:https://www.norle.co.jp/

norleオンラインストア:https://norle.base.shop/

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/norle_foods/

お問合せメール:info@norle.co.jp



朝食クッキーGOHANプレスリリース記事:

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