東京大学の学生サークル『東大むら塾』が「むらおこしコンテスト inふっつ 2023」支援者への返礼品に「NFT」を選ぶ理由
東京大学の学生サークル『東大むら塾』は、農業と地域おこしを軸に地域の方々と連携しながら様々な活動を行っている学生サークルだ。コンセプトは「農業×地域おこしでむらの未来を変える」。地域への訪問や様々な活動を通じて、ミクロなレベルでむらを元気にすることを目指している。
むら塾の主な活動は、千葉県富津市相川・梨沢地区への訪問だ。農業部門として相川地区での減農薬米・無農薬野菜づくり、地域連携活動として「むらおこしコンテストinふっつ」の開催や地域の子供たちへの学習支援など、オリジナルで密度の濃い活動を特徴としている。
▼ 東大むら塾
2020年 第一回 「むらおこしコンテスト inふっつ」の様子
『東大むら塾』は、2023年1月、「むらおこしコンテスト inふっつ 2023」の開催を目的としたクラウドファンディングに挑戦。支援者への返礼品として、むら塾と地域の方が一緒につくった相川地区ブランド米「てとて」に加え、審査員権付きNFTが贈られる。審査員権付きNFTはConnectiv株式会社(代表取締役:石井 裕希、以下「Connectiv」)が開発・運営する、マルチチェーン NFT生成プラットフォーム『NFT Garden』にて生成される。
2020年 第一回 「むらおこしコンテスト inふっつ」の様子
大好きな天羽地区に恩返しをしたい。むらコンのバトンを繋いでゆく
『むら塾』のむらおこしコンテスト2023 責任者の小原颯一郎氏、副責任者の児山佳菜氏にコメントを頂いた。
「むらおこしコンテストinふっつ2023(むらコン2023)とは東大むら塾が企画運営を行い、全国の参加学生を対象に、富津市天羽地区内の各地域に関して地域が抱える課題や愛着の持てる地域の将来像への施策を考えるアイデアコンテストです。最終日には最終発表会を行い、その内容によって表彰を行います。むらコンは、天羽地区に密着して8年間活動してきたむら塾だからこそできる地方創生の形だと思っています。
むらコン自体はまだ歴史も浅く、今回で3回目の開催です。まだまだ流動的な部分が多く、一つのプロジェクトとしてはまだ模索を続けていく段階にあるのではないかと感じている部分も正直あります。しかし、普段お世話になっている大好きな天羽地区に恩返しをするためにも、最善を尽くして今回のむらコン2023を前回よりも充実したものとして完成させ、むらコンのバトンを繋いでいきたいです。
むらコンを通して、全国からの参加学生、協賛企業の皆様、そしてクラウドファンディングでご支援してくださった皆様と手を取り合って大好きな天羽地区の活性化に繋げたい。そしていつか、行政だけでは拾いきれない住民の声を反映したアイデアと、学生の若いエネルギーを利用して、むら塾なりに「むらの未来を変える」ことができればと思っています。そうした思いを体現化すべく、むら塾メンバー一同一丸となって全力を尽くして参りますので、温かいご支援のほどよろしくお願いします。」
むらおこしコンテスト2023
責任者 小原颯一郎
小原颯一郎氏
「むらコン自体はまだ歴史も浅く、今回で3回目の開催です。前回よりも今回、今回よりも次回とコンセプトや内容・コンテンツをより充実させるためにはどうしたら良いかを考え続けていますが、まだまだ流動的な部分が多く、一つのプロジェクトとしてはまだ模索を続けていく段階にあるのではないかと感じている部分も正直あります。
しかし、普段お世話になっている大好きな天羽地区に恩返しをするためにも、我々にとって大切なことは、最善を尽くして今回の第3回のむらコンを前回よりも充実したものとして完成させ、むらコンのバトンを繋いでいくことだと思っています。そうした思いを体現化すべく、むら塾メンバー一同一丸となって全力を尽くして参りますので、温かいご支援のほどよろしくお願いします。」
むらおこしコンテスト2023
副責任者 児山佳菜
▼ 東大むら塾 クラウドファンディングページ
https://readyfor.jp/projects/112073
▼ むらおこしコンテスト inふっつ 2023
「むらおこしコンテスト」の最大の特徴は、「住民目線」のプラニング
「むらコン」最大の特徴は、「住民目線」に立つ点にある。インタビューやワークショップを通じて、住民の方と大学生が一緒にアイデアを練ることで、地域の現状に即した「住民目線」のプラン作成を可能にしている。
地方創生に興味のある参加学生にとっては、実際にプランニングをすることでこれからやっていきたいことを見つける糸口となる。また、地方創生に関する知識はないがこれから知っていきたいと考える参加学生にとっては、講演会やワークショップにより、地方創生へのはじめの一歩となるようなアジェンダが組まれている。
「むらおこしコンテスト2022」の様子
プロジェクトの展望・ビジョン
人口が減少し続けている地方の小さな農村において、地方創生・活性化は一朝一夕でなし得るものではありません。そうした課題に立ち向かっていくためにはどうすれば良いのか、我々むら塾が富津市に長期的に関わらせていただくなかで感じることは、地域の方々と常に一緒に考え続け、小さなことから一緒に活動していくことではないかということです。そして、むらコンを毎年実施し続けることは、地域全体の活性化についてさまざまな年代の方々が一緒に本気で考える機会を提供し、関心を高める点でそうした理念の達成に大きく近づくことができる点で重要な意味を持っているのではないかと考えています。
クラウドファンディングの返礼品にNFTを採用した理由
このクラウドファンディングの返礼品であるNFTを提供するのが、Connectiv株式会社だ。代表取締役の石井裕希によると、NFTが採用された理由は「透明性」だという。
以前から、「コンテストに出場者として参加するほどではない、あるいは大学生でないので参加できないが、むらおこしに興味があるため何かしらの形で関わってみたい」という人に対して何かしらのアプローチはしてみたいなと思っていたが、身元証明の難しさなどから、それを実現するツールがなかった。しかし、NFTは「唯一無二」を証明でき、かつ透明性を担保できる。この点が、『むら塾』の課題解決に資すると評価され、導入が決まった。
Connectivが提供するNFT生成プラットフォームである「NFT Garden」は、日本語で操作でき、作成に際して必要最低限の情報のみ入れれば良いのが特徴だ。前提知識がほとんどいらず初心者でも利用できる。また、今はベータ版ということで無料で利用できるという点も大きかった、とむら塾の関係者は振り返る。
NFT Gardenとは
『NFT Garden』はエンジニアやコンテンツホルダー向けマルチチェーンNFT生成プラットフォームで、「Polygon」や「Solana」など8種類のブロックチェーンおよび15のネットワークでのNFT生成に対応しており、自身のコンテンツをNoCodeまたはAPI経由でNFT化できます。『NFT Garden』で生成したNFTは、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」を含む4つのマーケットプレイスでの表示に対応しており、日本国内だけでなく全世界のユーザーへリーチする事が可能です。また、Beta版提供中の現在はNFT生成時のガス代含め、全ての機能が無料でご利用頂けます。
▼ NFT Garden
▼ NFT Gardenドキュメント
Connectiv株式会社 会社情報
会社名:Connectiv株式会社
所在地:東京都千代田区霞が関1-4-1
代表者:代表取締役 石井 裕希
創業:2017年9月1日
資本金:8,792,000円
主な事業内容:NFT Gardenの開発/運営
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