昭和女子大学×生活雑貨サイトのコラボ企画第二弾 商品開発ストーリー
昭和女子大学の現代ビジネス研究所とスクロールR&Dが運営する生活雑貨のコラボプロジェクト第二弾。
第1弾同様、ひとりで過ごすおうち時間にフォーカスし、「ワンルームでも贅沢に使えるソファー」「ソファーでマルチに使えるセンターテーブル」の商品開発を行いました。
今回はアンケート調査に加え、学園祭での展示を実施しました。
実際に商品に触れていただくことでさらに多くの意見をいただき、商品開発に反映させた結果、こだわりの商品が完成しました。
【プロジェクトの経緯】
生活雑貨は、ひとり暮らしの方をターゲットにお客様の声を取り入れた商品の企画・販売を行っているECサイトです。
「これからひとり暮らしをする現役世代の意見を聞きたい」と考え、企業との取組実績が多くある昭和女子大学へアプローチ。現代ビジネス研究所事務局長の小森先生の協力を経て、学生と共同開発を行うことになりました。第1弾の収納ベッドの評価は非常に高く、生活雑貨の人気商品に。そして今回はメンバーを入れ替えての第2弾となりました。
【活動内容①アンケート調査の実施】
SNSを活用し、ライフスタイルに関するアンケート調査を実施しました。
まずはじめにお家での過ごし方をヒアリングしたところ、
- ひとり時間を重視する傾向
- ひとり時間では「読書、映画鑑賞、ゲーム、音楽鑑賞」が大多数を占める
という結果となりました。
続いて、商品面ではひとり暮らしに必要なソファー、テーブルに対してヒヤリング。
ソファー
- 座椅子やビーズソファーよりも、ソファーを置きたい
- ふかふかと見た目の可愛いデザインが良い
- ソファーにはデザイン性だけでなく機能性も求めている
- 求めている機能性は座りやすさ・くつろぎやすさである
テーブル
- テーブルに求めるものはコンパクトなサイズ感
- 理想のサイズ感は省スペースにおけるコンパクトなサイズのテーブル
- 友達が来た時や、オンライン授業を受けるときのために、ある程度のサイズは欲しい
- PCや文房具、ティッシュボックスなどを収納したい。
という内容だった。
アンケートの結果を基に、ソファーは「ワンルームで実現できる最大限のリラックスタイム」、テーブルは「場面に合わせて使い分けられる機能性」。をテーマとして設定した。
【活動内容②使い方の提案】
商品仕様が確定した後は、使い方の提案方法を検討。
各自、自分だったらどのような使い方をするのかお客様目線になって考えた。
【活動内容③商品サンプルを展示】
- 学内展示の実施
多くの学生から意見を聞くため、キャンパス内に商品サンプルを展示。
実際に商品に触れてもらうだけでなく、カラーバリエーションについてのアンケートを実施。
アンケート結果をもとに、ソファーは3色、テーブルは2色それぞれ人気が高かったカラーを採用することに。
2.学園祭(秋桜祭)での展示
11月に行われた秋桜祭では2022年に開発した収納ベッドと共に、実際のお部屋を想定したレイアウトでソファーとテーブルの試作品を展示。
来場者による試用で得た生の声を商品に反映させ、最終仕様とした。
【活動内容④商品撮影の実施】
2023年1月、都内のスタジオで商品撮影を実施。
実際のワンルームに近いセットを設営、プロジェクトメンバーの学生をモデルとして起用。リアルなひとり暮らしを再現したシーンで撮影。
『ひとりを楽しむ』プロジェクト第2弾「ワンルームでも贅沢に使えるソファー」「ソファーでマルチに使えるセンターテーブル」は、プロジェクトメンバー全員が自信をもっておすすめできる商品となりました。
【完成した商品】
ワンルームでも贅沢に使えるソファー
ソファーでマルチに使えるセンターテーブル
【プロジェクトメンバーへインタビュー】
どのような想いでプロジェクトに参加しましたか
私は、商品開発に興味があったことと他学年他学科の学生とつながることができると思ったためこのプロジェクトに参加しました。実際に参加してみて、想像以上に充実した活動をすることができました。社会人の方と一緒に作り上げていくプロジェクトだったため、社会勉強もしながら、一緒に「お客様が使いやすいような製品はどんなものだろう」と考えながらアンケートを取ったり話し合ったりするのはとても楽しかったです。
(国際学科2年 中村玲季)
アンケートを実施した感想を教えてください。
アンケート内容の作成が大変でした。必要な情報を得ることができる設問になっているかなど、話し合いながら作成していきました。またアンケートの結果からは様々な気づきを得られました。テーブルではサイズを重要視している方、パソコンや文房具を収納したいと思っている方が多いことなどが分かりました。座るものでは全体だとソファーが欲しいと思う方が多いですが、一人暮らしの方はソファーよりも座椅子欲しいと思う方が多いことなどが分かりました。
(環境デザイン学科3年 荻谷理恵)
サンプルが出来上がった時の感想を教えてください。
アンケートを実施し、商品の使用について考えました。サンプル完成後は、メンバーが実際に触れてみて、さらに意見を出し合いました。座り心地や机の高さ、それぞれのサンプルについて感想を出しました。サンプルを初めて目にした際は、実際に形になったことに感動し、私たちが考えたものが商品になるのだと実感がわき、改めて身が引き締まりました。一人暮らしの女性にとっての使いやすさがつまった商品になったと思います。
(環境デザイン学科1年 古谷晃歩)
学園祭で商品の展示を行った際の感想を教えて下さい。
老若男女を問わず、様々な視点の方の意見を直接いただき、商品の良さと改善点を明確にできました。また、良さを説明するために過去の活動を振り返り、商品への理解度も高めることができました。この理解度と説明力は、今後の活動にもつながる力になると思います。学園祭で、このプロジェクトの知名度だけでなく、配布したカードからのSNS閲覧数も高めることができました。活動の中で大きな一歩となった二日間でした。
(ビジネスデザイン学科2年 友成希和)
学生リーダーの総括
リーダーとして関われていることを非常に誇りに思えるプロジェクトであると感じています。ひとり暮らしをしている女性が求めている商品の販売というゴールに向け、これまで、アンケート作成、学内展示、そして学園祭で全員がそれぞれ役割を持って活動してきました。そのため、実際に形になった商品を手にした時の感動と喜びは言葉にならないほどでした。これからも、自分たちのこだわりや思いをお客様に感じていただけるよう、販売に向けた取り組みを進めています。
(会計ファイナンス学科3年 金井日那)
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