日本のフランチャイズビジネスを変えたフランチャイズ ファクトリーで学ぶ。
前回に続き、弊社、アセンティア・ホールディングスが、なぜ世界でフランチャイズビジネスを広げることが出来たか?
その原点を語らないことには、今の弊社を説明することはできないと思います。
弊社の代表の土屋と取締役の松本の仕事の原点は、株式会社ベンチャー・リンク(1986~2012年)にありました。
1991年当時、株式会社ベンチャー・リンクにはフランチャイズの開発部門はありませんでした。
本業は金融機関(地銀、信金、信組)のネットワークを構築する会社だったからです。
1991年に、フランチャイズ開発部門が創設されました。
(正確には関連会社からの部門とメンバーの移籍・転籍)
支援をスタートした最初のフランチャイズ案件は、岡山に本社を構えるベーカリーレストラン「サンマルク」。(株式会社サンマルク・ホールディングス、証券コード 3395)
最初の加盟開発支援するメンバーは、部門長の松本、そして土屋の二人のみでした。 (後に土屋はサンマルクに出向)
当時、サンマルクの店舗は岡山に直営2店舗、広島にフランチャイズ2店舗の4店舗しかありませんでした。
超 アーリーステージのフランチャイズ本部です。
しかも、加盟金が1000万円、初期投資1億5,000万円もするフランチャイズ事業であったので販売するのは大変なことでした。
しかし、このサンマルクを支援したことから、土屋、松本にとっても、ベンチャー・リンクのフランチャイズ関連のすべてはスタートすることになります。
フランチャイズの加盟開発は、商品ではなく事業を売ること。
「商品」と違って「事業」は形がないので、販売するのが非常に難しいのですが、このときに培った様々な開発ノウハウが後々に活きていくことになります。
苦労しながら支援して、4年目の1995年、サンマルクは株式上場(当時は店頭公開)することになります。
たった4年で上場できたことが、金融業界では大きなニュースとなり、その後たくさんの企業から支援依頼を頂きお手伝いすることになります。
支援したそれぞれの企業、すべてが1店舗から多くて20店舗くらいのアーリーステージのフランチャイズ本部でした。
そのような意味では、私達はサンマルクに感謝しかありません。
狭き門から入れといいますが、たしかに最初のハードルが高い分、あとの開発が非常に楽に思えました。
その後に下記のような企業の開発支援をすることになりました。
加盟開発だけでなく本部の中に入り込んでの支援、それこそ投資業界でいうところのスーパーハンズオンです。
中にはFC本部の社長までベンチャー・リンク グループから輩出した企業もあります。
- IDOM (車買取専門店ガリバー)(証券コード7599)
- レインズインターナショナル(焼肉牛角) 上場後→買収
- フジオフード (まいど おおきに食堂)(証券コード2752)
- アークランドサービス(カツ丼 かつや)(証券コード3085)
- ゴルフパートナー 上場後→買収
- ライドオン・エクスプレス (銀のさら)(証券コード6082)
- タリーズ 上場後→買収
- カーブス 企業譲渡後→上場 (証券コード7075)
等々。
フランチャイズスタート当時は0店舗のチェーンもあったのです。
今ではこれら支援先のフランチャイズ店舗数の現在の総合計が8000店舗を超えています。
そうしてフランチャイズ支援+開発業務のノウハウがどんどん溜まっていき、その後のアセンティア・ホールディングスの原資になったことは言うまでもありません。
店舗を作る業務やメニューを作る業務とフランチャイズ加盟企業を開発する業務は、全く違うものであり、フランチャイズ本部作りや、加盟開発等の本部機能を構築することはアーリーステージのフランチャイズ本部が簡単にできるものではありません。
そこに特化したノウハウの蓄積を行ってきたからこそ、今のアセンティア・ホールディングスがあると思います。
アセンティア・ホールディングスでは、これらのノウハウをもって、国内、そして海外に様々な形でフランチャイズ事業支援をしております。
株式会社アセンティア・ホールディングス
お問い合わせ:広報担当
TEL 03-5614-0216
hello@assentia-hd.com
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