創業21年の老舗たこ焼き屋とコラボした学食で「人とつながる食の喜び」を復活させる(株式会社ORIENTALFOODS)
コロナ禍で失われた食の喜びと人と人とのつながりを取り戻し、行くだけで元気になれる場所を学食に
2023年4月3日、株式会社ORIENTALFOODSが老舗たこ焼き店『龍馬亭』とコラボし、関西学院大学の学食から新たな風を吹き込む。
#学食 #スマート食堂 #地域活性化
新型コロナによる自粛経営を余儀なくされた2020年から3年。学食経営の環境も大きく変化する中、「日本一の学食経営」「学びメシ」など、次々と学食に新風を吹き込んできた(株)ORIENTALFOODS社長、米田 勝栄氏。
2023年4月3日に関西学院大学 上ケ原キャンパスでオープンさせる学食のテーマは「人とつながる食の喜びへの原点回帰」だという。その真意を聞いてみた。
【プレスリリース記事】
「日本一の学食」を運営するORIENTALFOODS社長、米田勝栄が語る「人とつながる食の喜びへの原点回帰」とは?
ー4月3日に関西学院大学 上ケ原キャンパスで新しい学食をオープンさせると伺いました。今度はどのような学食なのでしょうか?
はい。関西エリアで4店舗目の出店となります。今回は、大阪で創業20年以上の老舗たこ焼き店『龍馬亭』とコラボした学食をオープンいたします。たこ焼きはもちろんですが、学生さんたちに人気のクレープなども提供し、ランチタイムだけでなく、放課後にも利用いただけたり、地域のお母さんたちも子ども連れで気軽に来ていただけるような、地域に開かれた場所をつくっていきます。
ーたこ焼き、クレープというと「軽食」のイメージが強いですが、なぜ『龍馬亭』とのコラボを決めたのですか?
オーナーである直さんの人柄に一目惚れしてしまった、と言った方がいいですね。コロナ禍によって、私たちはかつてないほど、温もりのあるコミュニケーションの機会を失ってしまいました。いくらオンラインで話せるといっても、人と人との絆や、温もりの質感は、リアルに勝るものはありません。
▲写真左から龍馬亭の直さん、米田氏
直さんの経営する「龍馬亭」はコロナ禍にあっても「たこ焼き飲み」ができる店として、サラリーマンがわざわざ予約して訪れるほどの人気店でした。正直、私もはじめて訪れたときは「今どき、こんな場所があるのか!」と衝撃が走ったほどです。はじめてなのに、どこか懐かしい。帰り際には「また来るから!」と思わず言ってしまう(笑)。そんな、昔ながらの人と人との絆や人情を感じずにはいられない、温かい空間がそこにあったんです。
▲龍馬亭の名物たこ焼き
直さんは、ご自身も3人の子供の父親でもありながら、地域のお父ちゃんとして、子ども食堂も運営していました。こどもから大人まで、いつでもふらりと立ち寄ることができて、必ず笑顔で迎え入れてもらえる。直さんに会えると元気になれる、そんなコミュニケーションが集う場所を長年かけて育んでおられたんです。
▲龍馬亭は「たこ焼き飲み」ができる店として地元で20年以上愛されてきた
今回、関西学院大から学食運営のご相談をいただいた際、直さんの顔がすぐに浮かびました。「直さんしかいない」と直感したんです。そこで今回の学食運営の陣頭指揮をとっていただきたいと、お声がけさせていただきました。
ー「龍馬亭」とのコラボで目指すのは、どのような学食ですか?
直さんが大阪でつくってこられたような、地域に根づいた温もりのある場所。もうひとつの「家」のような場所をつくりたいと思っています。大学の学生や教職員の方たちだけでなく、地元のお母さんたちも子連れで立ち寄れる。親子でたこ焼きやクレープをほうばって「美味しいね」と思わず笑顔がこぼれてしまうような場所です。
親元を離れて一人暮らしをしている学生も多いですから、ひとりでも気兼ねなく立ち寄れて「最近どう?」「元気にしてる?」と気さくに声をかけてもらえるだけで、ほっとしたり、心が和むと思うんです。人の心が安らぐのは大袈裟な場所じゃありません。むしろ、そんなささやかな場所に、安心を感じていただけるはずです。
ー今回、特に重要視しておられる学食のテーマは?
「人とつながる食の喜びへの原点回帰」です。これまでも弊社はFOODFOODプロジェクトとして、地産地消や子ども食堂の運営など、学食と地域との連携による地域活性化や地域社会への貢献を提唱してきました。もちろん今回もそのような取り組みも取り入れていきますが、とりわけ重要視しているのは、地域の食文化のひとつとしてなじむこと、日常に溶け込むことを大切にしたいと思っています。
ー具体的には、どのような形で実現していくのでしょう?
私は学食にせよレストランにせよ、ただ「美味しい」という理由だけでは、毎日訪れたい場所にはならないと思っています。食の本当の喜びは、「人」の存在が感じられたときにはじめて生まれるものだからです。誰かと他愛もない会話をして笑いあったり、話しているうちに元気になれる。これは、目の前の誰かの存在を感じながら、自分の存在を感じられるときに生まれる、本質的な喜びです。
食の喜びは、本来特別な場所に行ったり、特別なものを食べることではなく、目の前の誰かと、ささやかでも、大切ないのちの時間を分かち合えるところにあると思っています。
私たちがこの学食で提供できるのは、たこ焼きやクレープを食べるほんのひとときかもしれません。けれども、食べること以外、特別な理由なんてなくても、直さんがいて、友達や家族がいて、ちょっとした時間を分かち合えることの豊かさを感じてほしいんです。
たこ焼き一皿平らげて「また来るわ!」と元気に帰れたり、ごほうびのクレープをほうばるだけで笑顔になれる。そんなささやかな喜びやしあわせが、学生さんはもちろん、この地域の人たちの日常に溶け込んでいったらって思っています。
▲10種類のクレープのほか、アイスクリームも販売
ーどこか懐かしいようで新しい学食となりそうですね。
そうですね。そのような居心地の良い空間は、人と人との交わりによってしか生み出すことができません。誰にとっても身近な「食」を通じて、地元の人たちに大学の存在を感じていただいたり、地域と共生する大学として親しまれることにもつながっていくと思います。大学の学生さんや教職員の方々はもちろん、地域の人たちと一緒に、愛される場所へと育てていくことができたら嬉しいですね。
米田勝栄(よねだ・かつはる)
株式会社ORIENTALFOODS(オリエンタルフーズ)代表取締役
専門学校を卒業後、都ホテルのバーテンダーとして勤務、僅か1年でバーテンダーの全国大会で銅メダルを獲得。30歳で不採算店舗の学生食堂を任され、半年で4倍以上の売り上げを叩き出し【伝説の米田】と称される。
その後不採算店舗や撤退物件など、様々な業態の依頼を受け、学食、バル、ワインショップ、キッチンカーなど幅広く事業を展開。食を通じた地域活性化活動にも貢献する。学生アルバイトにも食堂やキッチンカーのメニュー開発や、経営体験をさせるなど、経営と学びを融合させた独自メソッドに注目が集まり、2020年にはカンブリア宮殿にも出演。
東洋大学白山キャンパスの学食は、学食ランキングで「2年連続1位」に導くなど、大学のブランディングにも貢献している。2021年より桃山学院教育大学、2022年に桃山学院大学と神戸国際大学と関西進出も果たし、「食」×「学び」を融合した新しい学食のカタチ『学食プロジェクト』を導入。2022年10月から「学びメシ®️」を本格的に始動させた。今回出店する関西学院大学は、関西で4店舗目の学食出店となる。
■株式会社ORIENTALFOODS 運営店舗
学食ランキング1位を獲得した東洋大学
●「東京食堂 ORIENTAL KITCHEN」
●「鉄鍋屋」
関西
●桃山学院教育大学
●桃山学院大学
●神戸国際大学
●関西学院大学(2023年4月~)
東京
●「肉バル×ワイン酒場東京食堂 五反田桜小路店」
●「東京闇市ワインショップ姉妹店」
●キッチンカー3台
会社名:株式会社ORIENTALFOODS(オリエンタルフーズ)
代表者:代表取締役 米田 勝栄
所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-5-6-1710
設立:2006年8月
HP:http://www.orientalfoods2006.net/
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社ORIENTALFOODS(オリエンタルフーズ)
広報担当:米田 勝栄
電話:090-4019-8427
メールアドレス:orientalfoods2006@gmail.com
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