長編アニメ『ジャングルエイプ エゴレス』を人々に届けたい。サポーター募集に込められた想いとは
DUCK BROS.株式会社は、2023年4 月、アニメ作品「ジャングルエイプ エゴレス」の本編制作を目指し、パイロット版制作の資金調達として応援サポーターを募るプロジェクトを開始しました。
本作品では、人間と動物の間にある壁を越えて、共に生きることへの希望と勇気、そして夢を問いかけます。人間と動物の問題にフォーカスを置き、豊富なエンターテイメントの諸要素に加え、「友情」「愛情」などの物語要素が加わった総合エンターテイメント作品です。
今回は、本プロジェクト実行者であるDUCK BROS.株式会社の代表・プロデューサー近藤吏夏から、アニメ作品「ジャングルエイプ エゴレス」制作への想いと、サポーター募集プロジェクトを実施した経緯について伝えます。
「ジャングルエイプ エゴレス」を通じて、感動と笑顔を届けたい
DUCK BROS. 株式会社 代表/プロデューサー 近藤 吏夏
(埼玉県出身。法政大学卒。元大手自動車メーカーなどでマーケターとして活躍。)
この作品こそ世界の人々を笑顔にする、という確信から
DUCK BROS.株式会社は、エンターテインメントが人々の生活に欠かせない存在であることを理解し、情報が溢れる不安定な現代社会でも人々に楽しみや感動を提供することを目的として、2021 年に設立されました。弊社はコンテンツが人々の心を動かすことや感動が与える影響を熟知しており、その経験を生かして人々に良質なエンターテインメントを届けたいと考えています。
当該プロジェクト作品の作者でありアーティストであるCaddie さんと出会い、その作品を熱心に説明いただきました。主人公のキャラクターの可愛らしさ、ストーリー性、そしてメッセージなど、どれをとってもエンタメ作品として大いなるポテンシャルを感じました。この作品は、世界に通用するポテンシャルを秘めたものだと考えます。
作者のCaddie さんとはあるコンベンションで知り合いました。常々、「アーティストはクリエイティブな仕事なので、クリエイティブなことに時間を使いたいし、集中したい」とおっしゃっており、今は別の作品を製作中です。
作品のプロデュースやマーケティングについては、役割として他者に任せたいと考え、色々な話し合いの中で、弊社のポリシーにも共感いただけたことから、今回のプロジェクトを任せていただくことになりました。
当該プロジェクト作品は、オリジナルストーリーに加えて原画が用いられております。
テクノロジー発展の一方で、争い、憎しみ、戦争といった世界を取り巻く状況に対する風刺が点在し、これに「友情」「愛情」物語としての要素が加わった人間の未来を見据えたスケールの大きな作品でエンターテイメントとしての諸要素が入り込んだ総合的エンタメアニメーション作品です。
少しでも自然界のことを知ってもらうエンターテイメント作品へ
人類が自然界や動物たちに対して行ってきたことを知ってもらう良い機会にしたいと考えております。この作品がエンターテイメント作品として強調され、さらに多くの人々に届けることができれば、人々を笑顔にすることができると思います。
この作品に登場する人間たちそれぞれが、人間の価値観である「希望」「勇気」「夢」「愛情」を立体的に表現しており、主人公のエイプがそれを感じとる感情や知性が繊細に描かれています。物語的要素として、「生きる意味」や「生きがい」などもメッセージとして問いかけています。
まだアニメーションになっていないものの、卓抜したデザイン、ストーリー性、社会性、メッセージなど、オリジナルストーリーに作者の情熱が注ぎ込まれた作品です。
DUCK BROS.株式会社は、この作品を長編アニメーションとして世界に発信したく、最初の一歩としてパイロット版制作を目標にしています。
本編制作のため、パイロットフィルム制作の応援を募るプロジェクトを実施
今回の取り組みにおいて、DUCK BROS.株式会社はアーティストの作品をどのように世に出していくかを重要視しています。作品のポジショニングや訴求ポイントに加え、プロダクション面も構造的に重要なポイントと考えています。
DUCK BROS.株式会社は、この作品をアニメーション化することを目指し、最初の一歩としてパイロット版制作を目標にしました。現在、オリジナルストーリーと各章の絵コンテ(原画)があるものの、作品の魅力を伝える最も重要な紹介動画が存在していません。
大きな制作コストを調達するにあたり、スポンサーやメディアの関係者に向けて、作品の魅力を短い映像で伝えることが必要でした。文章や絵だけではなく、動画がないと作品を理解してもらうことは容易ではありません。
本編制作に向けて、次のステップへ進むために、今回のプロジェクトを実施することになりました。
総合的エンターテイメント作品「ジャングルエイプ エゴレス」
研究所を脱出し、ニューヨークへ向かえ!
密猟者によって、オレゴンの遺伝子研究所に輸送された特殊な脳を持つボノボチンパンジー、チュパチュパ。
陰謀の魔の手から逃れ、果たして彼は無事最終目的地に辿り着けるのか?
全編に渡って繰り広げられる、エイプ(類人猿)とサピエンス(人間)の壮大な冒険が描かれた一大エンターテイメントアニメーション。
作品名:「ジャングルエイプ エゴレス」
(”Jungle Ape Egoless" Original Story by Caddie)
ジャンル: アニメーション // アドベンチャー // ドラマ // ファミリー
作品タイトルにはEGO(エゴ)をLESS(無い)して世界を癒そうという作者の意図が込められています。
エイプの視点から語られる「サピエンスは強く優しく優れた動物」という言葉は、人間を肯定的に評価しつつも、エイプたちが人間の行動に翻弄される現実を暗示しています。物語は、人間と動物の間にある壁を越えて、共に生きることへの希望と勇気、そして夢を問いかけます。
主人公チュパチュパがジャングルで過ごす中、彼の内にある人間への憧れや、空を飛ぶことへの興味が芽生えます。バラエティあふれる登場人物に出会う主人公の揺れ動く気持ちや感情が描かれ、様々な試練に直面しながらも、助けられて成長していくストーリーです。
クローン実験や密猟、ペット問題などの社会問題に加え、エイプと人間が荒野の果てを目指す大陸横断の旅、時空を超えた奇跡的な出会い、雪が舞うニューヨークでのクライマックスなど、豊富なエンターテイメント要素が含まれています。また、友情や愛情などの物語的要素も加わり、総合的なエンターテイメント作品として楽しめる大作に仕上がっています。
「ジャングルエイプ エゴレス」作者コメント
「人は何のために生きているのでしょう?」
著者自身、家族は永遠に続くものであるべきだと信じていました。
私の両親は存在し、私も存在します。それがすべてであり、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
歳を重ねるごとに家族構成も変わっていく。 淡々と時間を重ねる中でたどり着いた答えは
「特に理由はないのでは?」
人間にはさまざまな問題を考え、解決する力があります。
自然界から見れば、コミュニティは少なくとも家族を守るために存在します。
人間と動物に違いがないのは当然だと思います。
自然界における人間の生活は、この 30 年間で劇的に変化したと感じています。人々の便利な生活に欠かせないテクノロジーの発展は、実は人間の生活とコミュニティのバランスを崩しているのではないでしょうか?
歴史を振り返ると、イギリスの産業革命期には、さまざまな技術革新によって生産性が向上しました。
しかし、この時代はまだまだ「人」が必要な時代でした。
長い間、大人は子どもたちに道具の使い方を教え、伝えてきました。
現在、子供たちは、インターネットにアクセスできれば、大人の存在は必要なく、コミュニティも必要ないことに気づき始めています。本来、デバイスは大人が子どものために買うものですが、IT 社会ではツールの使い方を子どもが大人に教える場面もあり、歴史的に見ると逆転しつつあります。
史上初ではないでしょうか?
本当に大丈夫でしょうか?
一歩間違えば目の前の仮想(脳)画面でしか感じられなくなり、溢れんばかりの情報に触れるバーチャルな体験をリアルな体験と勘違いしていて、大切な知恵にたどり着けないことに危機感を覚えます。
また、テクノロジーやAIの発達により、人々の生活は豊かになりすぎて自分自身を振り返ることができなくなっていると感じています。
この物語は、人間ではなく動物の視点から見た人間の素晴らしさを暗示しています。
私たち人間が生きる意味を問うきっかけになれば幸いです。
ありがとうございます。
作者: Caddie
舞台役者だった叔父の影響でエンターテイメントに興味を持つ。
絵画や造形を通じて人を楽しませることを得意とするクリエイター。
『ジャングルエイプ エゴレス』パイロットフィルム制作プロジェクト概要
募集期間:2023年4月3日(月)~2023年5月14日(日)
URL:https://www.makuake.com/project/egoless/
『ジャングルエイプ エゴレス』オフィシャルホームページ
URL:https://www.duckbros.jp/egoless
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