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オンライン英会話の次のステージへ「英語力を飛躍的に向上させる究極のコーチングプログラム」の開発を振り返る

著者: 株式会社QQ English

株式会社QQEnglishは"Gateway to the world"をビジョンに掲げ、教育企業として活動しています。オンライン英会話とフィリピン政府から正式な許認可を受けた日系最大の語学学校を現地で運営しており、日本だけではなく中国や韓国をはじめ、ロシアやブラジルなど30カ国以上の方々が学んでいます。



教師はすべて正社員。プロ教師から学ぶ英会話


QQEnglishの教師は全員正社員で採用し、英語教師としてのトレーニングを受けたフィリピン人です。フィリピンにおける学校教育は基本的にすべて英語で行われており、フィリピン人は母国語ではない「英語」を習得した学習経験者です。さらにビジネス英語指数は世界ナンバーワン。高いコミュニケーション能力を持つ教師が多いことが評価されています。また、オンラインレッスンは教師の自宅ではなく、オフィスから安定した通信環境の下でお届けしています。



QQEnglishが5月に発表したBoost Coachingは、当社が日本のビジネスマンを対象に開発した英語コーチングプログラムです。その特徴は、カランメソッドによる発話瞬発力の向上にあります。


カランメソッドとはロンドンで生まれて50年以上の間、全世界の利用者から支持を得てきた反復を重視した学習法で、通常の学習時間の1/4でケンブリッジ試験に合格できるとされています。また、当社と明治大学との共同実験でTOEICスコアが平均110点、最高で250点上がったという結果も出ています​​。


またリリース後すぐに多くのお客様からお問い合わせを頂き、100日間で受講料金398,000円(税別)と高額な価格にもかかわらず、お申し込みも殺到しています。


そこで今回はオンライン英会話とセブ島留学の2つの事業を推進するQQEnglishが第3の事業としてなぜ、コーチングプログラム「Boost Coaching」を立ち上げたのか、関係者へのインタビューを交え、開発秘話と今後の展開に迫ってまいります。


なぜ、コーチングビジネスを始めようとしたのか?

コーチングプログラム「Boost Coaching」の事業責任者であるジェネラル・マネージャー矢野 純に、このサービスが生まれた経緯やその想いについて伺いました。


ジェネラル・マネージャー 矢野 純

企画が立ち上がった時期はいつごろでしたか?

矢野:検討を始めたのは、一年ほど前からで、まずは他社の調査からスタートしました。より本格的なビジネスプランとして検討をはじめたのは年末ごろで、5ヶ月弱でサービス開始まで一気に進めることができました。


なぜ、コーチングビジネス(Boost Coaching)を始めようと考えたのか?

矢野:もともと私自身、英語コーチング事業の参入に興味があり、いずれは参入したいという思いがありました。ですので以前から他社が提供している「コーチング」と名のつくサービスは一通り調査し、実際に体験もしました。


コーチングサービスは大きく分けて、教える(ティーチング)、導く(コーチング)、評価する(アセスメント)の3つに分けられるのですが、コーチング業界では、コーチング=コーチの質をアピールするケースが多いです。しかし、受け入れる生徒の規模が大きくなると、コーチ一人一人のスキルにも差がでるため、結果的にサービスの品質を維持するのが難しくなると感じています。


また、アセスメントについても、一部の企業が独自の方法を採用していますが、多くの企業は同じアセスメントツールを使用しています。ここでも差別化を図る余地はほとんどないと感じています。


一方、当社はすでにオンライン英会話事業で「教える(ティーチング)」の経験とノウハウが十分にあります。競争が激しい市場ではありますが、私たちの「ティーチング」の強みをコーチングにかけ合わせることによって、お客様に新しい英語学習体験が提供できると考えています。また、この点が他社との大きな差別化ポイントになると思います。


カランメソッド*を採用した理由と、その他の英語教育法と比較しての利点は?

矢野:利点は大きく3つあります。

まず、カランメソッドは誰でも容易に扱うことができないという点です。特定の研修を受け、公式に認証を受けなければ授業の提供ができず、日本では当社と一部の事業社しか提供ができません。


次に、英語学習において最も重要なのは「スピーキング」スキルの向上だと考えます。話はそれますが、AIの発展によって、ライティングやリーディングのスキルはすぐに置き換わっていく可能性が高いですが、スピーキングによるコミュニケーションのスキルは簡単には陳腐化しません。そのスピーキングスキルを向上させる点で、カランメソッドはとても適しています。


そして三つ目ですが、カランメソッドは効果的なレッスンであると同時に、教師はカラン協会が定めたルールに従うよう訓練されてるため、レッスン中「ゆっくり話してほしい」「ここを教えてほしい」といった要望や質問がお受けできません。また、カランのレッスンが一度始まると、質問も受け付けられません。


したがって、受講の仕方や、レッスン内容のフィードバックをレッスン外でも適切に受けることで、トレーニングの効果をさらに引き出すことができます。カランメソッドの特徴や効果を最大限引き出すには、私たちのコーチングの手法との相性が最適だと考えています。


*英国で誕生以来、50年以上にわたり世界中で支持されてきた「カランメソッド」。QQEnglishは、日本で初めてロンドンのカラン協会から正式に認められた、日本で数少ない認定校です。


スピーキングは自主学習が難しく話し相手がいて初めて成立する学習方法です。当社は研修を終えた約1,300人の講師を正社員として雇用し、オンラインを通じてお客様にスピーキングの指導を行っています。その結果、我々のサービス上でのお客様の英語発話量は日本のコーチングサービスの中でもトップクラスだと思っています。



プロジェクト開発の中で最も困難だった挑戦は何でしたか?それはどのように克服しましたか?

矢野:すでにコーチングサービスを提供している会社があるので、先行事例を参考にしながら、当社の強みが活かせるようなサービス設計を行いました。ですので、開発途中に困難はそれほど感じませんでした。むしろここからどのようにお客様にご理解いただき、しっかり結果をもってお返しするかというチャレンジの気持ちの方が大きいです。


業務を通じて達成感を感じた瞬間を教えていただけますか?

サービス開始初日から、私たちの想像を超える多くのお問い合わせをいただいたことがとても嬉しかったです。Boost Coachingを通じてお客様のスピーキング能力がより上がるよう、サービスもブラッシュアップしていきます。


今後の「Boost Coaching」の進化について

コーチングプログラム「Boost Coaching」のマーケティング責任者である、日高 裕貴に今後のマーケティング戦略について聞きました。


Boost Coachingマーケティング責任者 日高 裕貴

どんな人にサービスを利用して欲しいですか?

日高:特に30代から40代のビジネスパーソンで、自分で学習を始めたもののうまく習慣化できなかった方や、客観的なアドバイスを求めている方にサービスをご活用いただきたいと考えています。


英語コーチングに期待いただくことは、大きく分けると2つあります。1つは、発話、スピーキングを元にした実践的な英語学習をしたい人です。私自身、英語コーチングサービスで働いていた経験があり、従来の英語コーチングサービスは市販の教材を活用した学習に重きを置いていることが多いです。


しかし、私たちはカランメソッドやオンライン英会話やセブ留学などを通じて培ったティーチングのノウハウを持っています。このノウハウに英語コーチングの要素を加えることで、スピーキング力の強化につながるメソッドが提供できます。


もう1つは、英語学習の習慣化を図りたい人に届けたいと思います。オンライン英会話の課題は、セルフサービスが基本(自分で課題を見つけて、自分でレッスンを予約する)のため、お客様によっては挫折してしまうというケースがあります。


この課題に対して、私たちは日本人コンサルタントを通じて、お客様の学習課題を客観的に特定し、日々のチャットサポートや面談を通じて解決し、英語学習の習慣化をサポートします。予約代行も提供するため、お客様は英語学習に集中していただくことができます。

今後、どのようにサービスを発展させていきたいですか?


日高:「Boost Coaching」のサービスをよりお客様に理解していただくための機会を増やしたいと考えています。特にお客様が「Boost Coaching」を利用することで、なぜ英語力が向上するのかの納得感を持ってもらいたいと思っています。


さらには、オンライン英会話やコーチングを通じて、英語が話せるという人を増やしたいと考えています。日本人は英語を勉強している人は多いのに「英語が話せます」と自信をもって言える方が大変少ないです。ここのハードルを下げたいと思います。より多くの方が英語が話せるように、サポートしていきたいです。


矢野:これは社内でよく、英語学習を継続させるためには「細く長く、時々太く学ぶ」必要があるという話がでます。世の中には期間を決めて英語学習を「短期間、太く学ぶ」ためのサービスはたくさんありますが、当社は、「コーチングや留学で太く学ぶ」「(オンライン英会話で)細く長く学ぶ」と、両方の学習方法を提供しています。


コーチングは100日と期限が決まっていますが、英語学習の土台となるオンライン英会話サービスがあるので、コーチング終了後の継続学習もしやすいと考えています。英語は細く長く、時々太く学ぶ、とずっと付き合っていくものだと思います。


オンライン英会話、留学、そしてコーチングのBoost Coaching。これらの多面的なアプローチを通じて、お客様の英語学習を全面的に支援できると考えています。


Boost Coachingの詳細はこちらよりご確認ください

https://www.qqeng.com/lp/coaching/




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