世界のSDGsを応援するハローキティの取り組み。国連と協働する#HelloGlobalGoalsプロジェクトのストーリー
株式会社サンリオのハローキティは、みんながなかよく笑顔で暮らせる世界がずっと続いていくことを願って、「SDGs(持続可能な開発目標)」への取り組みを応援しています。国連との協働企画「#HelloGlobalGoals」では活動の場を世界に広げ、実際の現地に赴き学んだ様々な課題に対するSDGs応援活動を、ハローキティの公式YouTubeチャンネルにてわかりやすく紹介しています。
国内での活動として、2018年からYouTube「HELLO KITTY CHANNEL」での動画配信を中心に、日本でのSDGsへの取り組みをご紹介、応援しています。
※公開順に一部抜粋
国内でのSDGs応援イベントも2018年からスタートしました:
- 「ソーシャルイノベーションウィーク渋谷」のイベントの 1 つとして、ハローキティと学生の皆さんが 一般社団法人イマココラボが主催するカードゲームで学ぶ SDGs を体験(当日の様子はこちら)
- 渋谷ハチ公前広場の観光案内所「青ガエル」の内装を DIVERSITY をテーマに装飾
- 2019 年 6 月 8 日、世界海の日に、有志のダイバーのみなさんとともに海底・ビーチのゴミ拾いを行いました(当日の様子はこちら)
2019年10月からは、国連との共同企画「#HelloGlobalGoals/#HelloSDGs」を掲げ、国連の5つの機関 国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、国連人口基金(UNFPA)、国連児童基金(UNICEF)、国連女性機関(UN Women)と協力しながら、世界のSDGsを応援しています。
参考: 株式会社サンリオ 国際機関との取り組み
https://corporate.sanrio.co.jp/sdgs/01/
サンリオが#HelloGlobalGoalsプロジェクトで途上国に赴いた理由
「#HelloGlobalGoals」は、スタート当初よりグローバルでの取り組みを想定していました。それは実際にSDGsの課題に向き合い、解決に向けてのプロジェクトを実施している現場を見て「リアル」をお伝えすることが大切だと感じたからです。
プロジェクトではSDGsの17個のゴールのうち、女性や女児に関するテーマを中心にした6つのゴール(※)を取り上げ、世界各国の活動を紹介していくことになりました。
※下記の6つ
・ゴール3「すべての人に健康と福祉を」
・ゴール4「質の高い教育をみんなに」
・ゴール5 「ジェンダー平等を実現しよう」
・ゴール11「住み続けられるまちづくりを」
・ゴール13「気候変動に具体的な対策を」
・ゴール14「海の豊かさを守ろう」
当時の担当者に現地での様子を聞きました。
「ゴール達成に取り組む活動の多くが開発途上国や難民キャンプでの取り組みであったため、宿泊場所から車で数時間かけて向かう場所も多く、日の出前に出発し、戻りは夜になってしまうこともありました。食事やトイレがままならない時もあったり、現地で「撮影できないかもしれない」という状況になったりと、ハプニングは色々ありましたが、それぞれの国の文化や習慣に敬意を払いながら慎重に進めました。」
SDGsゴールに向け様々な難課題に取り組んでいる現場である難民キャンプを訪問
訪問する場所は国やエリアではなく、SDGsゴールに向け様々な難しい課題に取り組んでいる内容を重視し選定しています。
ロヒンギャ難民キャンプはゴール3「すべての人に健康と福祉を」の課題に取り組んでいる助産師の活動を、ヨルダンのザアタリ難民キャンプは、ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」に向けた国連女性機関(UN Women)の活動を取材しました。
バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプにて、妊産婦の活動を応援
ハローキティは、UNFPA(国連人口基金)のナタリア・カネム事務局長が教えてくれた「女性を助けるヒーロー」を探しに、バングラデシュのコックスバザールという街にあるロヒンギャ難民キャンプを訪問しました。ミャンマーからの90万人を超える難民の人たちが生活をしているキャンプでは、様々な機関があらゆる支援をしていますが、今回はその1つである助産師さんの活動を取材しました。充分な設備の無い環境でも、妊産婦さんや赤ちゃんの健康を守るために頑張っている助産師さんたちは、まさにみんなにとっての「ヒーロー」。助産師という仕事に誇りをもって働く姿にハローキティも心を打たれました。
キャンプで暮らす子どもたちはハローキティのことを知りませんでしたが、名前を教えてあげると「キティ」と呼んでくれました。触れ合ううちに少しずつ心を開き、笑顔になり、最後にはみんなで楽しくSDGsの歌を歌って踊ってくれました。今までの、そしてこれからの助産師さんたちの活動が、子どもたちの笑顔につながっていくんだと感じられる瞬間でした。
動画はこちらです。
UN WOMEN(国連女性機関)が支援する、ヨルダンのザアタリ難民キャンプを訪問
また、次に訪問したヨルダンでは、UN WOMEN(国連女性機関)が支援しているザアタリ難民キャンプを訪問しました。ザアタリ難民キャンプは、ヨルダン北部に位置するシリアからの難民の人たちが生活するキャンプです。ここでは、難民の女性たちが働く機会を持てるように、裁縫・パソコン・美容師になるための技術を教えるクラスをUN WOMENが支援しています。また、その技術を活かして収入を得られるように、女性たちが子どもたちにパソコンを教えたり、キャンプで生まれた赤ちゃんへ提供するベビー服を作ったりする場を提供しています。
サプライズで登場したハローキティはそんな女性たちの活動を一緒に体験し、働くことが経済的な面だけでなく、女性たちの生活そのものを豊かにしてくれることに気づきました。
ザアタリ難民キャンプでの笑顔と、涙
言葉が通じないのにハローキティが手遊びを交えたダンスを始めるとみんな一緒になってダンスをし、小さなプレハブで作られた教室の中が笑い声であふれました。その中には目の不自由な男の子がいたのですが、ハローキティが手を差し伸べるとギュっと触れ合い、しばらくそのままお互いの心を通わせているのが感じられ、男の子も笑顔になり、その場にいたスタッフも涙が止まりませんでした。
ハローキティが滞在できたのは本当に短い時間ではありましたが、生活する子どもたちや、お仕事に従事している方の心をほんの少し温かくして、笑顔をつなぐことが出来た時間だったと思います。
動画はこちらです。
社会貢献活動を通して「みんななかよく」を世界中に届けたい
サンリオは社会貢献活動を通して世界中に「みんななかよく」を届けようとしています。
約20年前から全国の病院や施設、災害被災地を回ったり、病気や障がいと闘っている子どもたちをはじめ、様々な状況にいる方たちを応援する活動を行なっております。
これから会社としてサステナビリティにより注力し、その活動をみなさんにも応援してもらいたいという思いから、2022年1月に「グローバルサステナビリティ推進室」を新設し、国内・海外のサステナビリティに関する活動を「Sanrio Nakayoku Project」と名づけ、推進しています。
サンリオ公式note「サンリオタイムズ」にて、サンリオのサステナビリティ活動、そして「Sanrio Nakayoku Project 」の思いや活動について紹介しているので合わせてご覧ください。
・Sanrio Nakayoku Project 「みんななかよく」世界中に笑顔の輪を広げていく!
URL: https://sanriotimes.sanrio.co.jp/n/na0a39f1bcdb0
補足情報
Sanrio Nakayoku Project | 株式会社サンリオ
©️2023 SANRIO CO.,LTD. 著作:(株)サンリオ
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