従業員満足度が、顧客満足度に直結する~「メンバードリブン」であることを目指して~
「変革の起点を創る」をミッションに、統合デジタルマーケティング/DX支援で事業成長をデザインする株式会社Massive Actは、Forbes JAPANが主催する日本最大規模の女性アワード『Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2022』にて、「企業部門別ランキング 女性従業員の活躍実感度ランキング 従業員規模 100名以下の部」第2位に選出されました。
本ストーリーでは、小規模でまだまだ組織化してから若い会社である私たちが、どのように環境整備や制度設計・福利厚生の拡充に注力し、「メンバードリブン」を掲げ歩んできたのか、現在までの軌跡をお伝えします。
経営者としての自利を優先したことでチーム崩壊、失敗から学んだ「メンバードリブン」組織の大切さ
Massive Act 代表の高萩は、当社創業前に大手デジタルエージェンシーで丸8年、デジタルマーケティングのプロジェクトマネジメントに従事。その後、外資系の総合コンサルティングファームに転職し、DXコンサルティング部門(流通・製造インダストリ)で一貫してデジタルマーケティング領域のプロジェクト支援に従事。その後デジタルエージェンシーを立ち上げます。
高萩が「メンバードリブン」つまり、メンバーこそ経営の起点だという視点を持つようになった背景には、この起業1社目でのチーム組成の失敗体験が根底にあります。
1社目では制度や評価作り、目指すべき方向性が曖昧ななか、経営者としての自利を優先したことでチームが瓦解。顧客・取引先など、社外に意識が傾倒していたことでメンバーのケアが出来ていなかったことが原因でした。
その経験と反省を踏まえ、現在は「価値提供の源泉はチーム・組織である」という認識のもと、ミッションである「変革の起点を創る」を前提に、チームで楽しみながら顧客への価値を追求し続け、得た対価をメンバー及び社会や未来に還元していくことを大事にしようと心掛けています。
Massive Act設立後は、第二創業期の組織化後、早々に健康経営やフレキシブルなワークスタイル、新しい人事評価制度、福利厚生やオフィス設備への投資などに着手。小規模ながらもハード面・ソフト面での充実を目指すようになりました。
正しい活動を正しいメンバーで行い、正しい価値を提供していく
会社運営は、これに尽きると高萩は話します。Massive Actでは、良いと思ったことは
とにかく実行・検証を大事にしており、制度・環境整備についてもよりUPDATEしていける余地がないかをメンバー全員が意識しています。
女性活躍推進や福利厚生制度についてもメンバーからの意見で新設したものも多くあります。
例えば福利厚生制度について具体的な例を挙げると、家族の誕生日に休暇をとれる制度、記念日の休暇制度、フレックスタイム制度やボランティア休暇などを導入。
資格取得補助に始まる啓発制度も豊富に揃えています。
これまでのワークライフバランスを重視した環境づくりの取り組みで民間団体主催の認定制度から、港区や東京都主催の制度まで広く取得してきました。
▼これまで受賞・認定を受けた制度(一例)
また、会社とメンバーの目線合わせを重視しており、その一例として1on1を3か月に一度の実施から毎月実施に切り替え、メンバーと向き合う時間を意識的に作っています。
メンバーが増えてきたことで、プロジェクト毎や機能毎にチーム編成を敷いていますが、全社的なコミュニケーションの希薄化を防ぎ、風通しの良い組織風土を創るための取り組みを続けています。
さらに四半期に1回の査定の際には、自分自身で振り返る癖をつけ、それを言語化することを習慣付けるため独自のキャリアシートを導入。四半期単位で今Qの自己評価と会社評価のGAPがないか、また今後どのようなキャリアを描いていきたいか、その延長線上に現業務はあるのか?等を多角的に摺合わせ、個々のなりたい姿への導線を作ることも目的の一つとして活用しています。
※インタビュイー:PR担当 濱澤
併せて、一定の残業時間を超えると発動する残業撲滅委員会の設置や、生産性向上の為の定型業務のマニュアル化、自動化、非定型業務の教育や研修を段階的に実施しています。
フレックスタイム制度は例外なく全社員に適用し、月の労働時間の範囲内で家族の用事や自己啓発時間の確保など、1人ひとり調整して利用できるように整備。
女性特有の不調による休暇制度も導入し、勤務体系についても柔軟に対応できるようにしています。
今後も最新版の制度を取り入れた就業規則にアップデートし、活用実績を作っていきたいと思っています。
「メンバードリブン」経営を通して得た成果とは
数字上では測りづらい環境/制度の整備=メンバードリブン経営ですが、取り組みの結果として、クライアントへのサービスレベルが向上、継続的にご評価頂けており、更には新規のご相談やご紹介を頂く機会も増えてきました。
それに連動して業績も拡大出来ており、今年3月には
Financial TimesとStatistaが共同で調査を実施している
【Financial Times- High Growth Companies Asia-Pacific 2023(アジア太平洋地域における急成長企業ランキング2023)】において、
アジアTOP500社中32位、日本選出企業136社中4位にて入賞することが出来ました。
また部門別ランキングでは、「Advertising & Marketing部門」にて
アジア3位、国内1位にランクイン。
今回初エントリーにして栄誉ある受賞となりました。
メンバードリブンの組織作りと環境整備、それがクライアントや社会への価値提供、結果として業績拡大に直結するのだと、私たちも自信を持つことが出来ました。
現在は第二創業期を経て、またひとつステップアップするため、業務面・インフラ面での社内整備を進めています。
さらなる事業成長のため、常に良いものを取り入れ検証しながら、チームにとってベストな状態で居続けられるよう精進していきたいと思います。
株式会社Massive Act(マッシブアクト)
代表取締役:高萩 遼介
所在地:東京都港区北青山一丁目2-3 青山ビル12階
事業内容:統合デジタルマーケティング支援、DX支援事業
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