湖池屋が400年以上続く老舗に潜入!ISEKADO BREWERYがクラフトビールに込める想い
湖池屋は1953年の創業以来、「ポテトチップス のり塩」「カラムーチョ」「スコーン」といった、独創的でユニークな商品作りを続けてまいりました。現在も「食でくらしをゆたかに。」をテーマに、既存のスナック菓子の枠組みにとらわれない、時代の気分に寄り添った新たな切り口の商品開発を進めています。その一環として、近年自宅でお酒とおつまみを楽しまれる方が増えていることに着目し、“お酒”と“ポテトチップス”のペアリング企画をスタート。本企画を通じて、新たな“食”の可能性を探究しています。
今回挑戦したのは“クラフトビール”と“ポテトチップス”のペアリング。三重県のビールメーカーISEKADO BREWERYと共同開発したオリジナルポテトチップスとオリジナルビールのペアリングセット「あわせて旨みが広がるセット」を7月20日から湖池屋オンラインショップにて、数量限定で販売しました。
コラボ先であるISEKADO BREWERYは、1575年(天正3年)に餅屋として創業。その後、大正より始めた味噌醤油醸造を背景に、1997年にはクラフトビールへの挑戦を始めました。「世界のビールファンを唸らせる」「日本のビールをおもしろくする」といった合言葉のもとに、世界のクラフトビールの可能性を広げるべく、常に新しい挑戦を続けています。
多くの人に親しまれているポテトチップスとビール。その価値をさらにアップデートするために挑戦を続ける両者の思いが共鳴し、今回の共同開発に至りました。
「あわせて旨みが広がるセット」に入るのは、ポテトチップスの味わいを更に高めるために開発された相性抜群のビールと、ビールをのどごしよく楽しめるように開発された、湖池屋オリジナルのポテトチップス。両者こだわりの一品を詰めた、至福の晩酌セットがここに誕生しました!
ここからは「あわせて旨みが広がるセット」でコラボさせていただいたISEKADO BREWERYの400年続く老舗のこだわりを追求!
湖池屋社員の上嶋(以降:湖池屋K)が実際に工場に潜入してきました!
ISEKADO BREWERYがクラフトビールに込める想いについて調査します。
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ISEKADO BREWERYのビール工場に潜入!
(湖池屋K)たくさんの設備がありますね、、、
ビールタンクも大きいものがたくさんあって圧巻です!
これは缶詰をするラインですね!
出荷に向けて手で詰められています。
(湖池屋K)おや、、、
あそこにいるのは工場長兼ブルワー(ビール醸造職人)の瀬田一帆さんですね。
お話を伺ってみましょう!
伊勢角屋麦酒の工場長に直撃!
有限会社二軒茶屋餅角屋本店 伊勢角屋麦酒
工場長兼ブルワー 瀬田一帆さん
(湖池屋K)ビールについてお話を聞かせてください!まず、今回のサマースカイラガーはどんなビールですか?
(瀬田さん)アメリカンホップのシトラスフルーティーな香りとラガービールらしいモルトのクリスピーなキャラクターが絶妙なバランスで味わいのビールです!
ライトボディで飲み口はドリンカブルなのですがポテトチップスと合わせて飲んでも負けないくらい飲みごたえのある、両方を兼ね備えたホッピーラガーになっています。
(湖池屋K)製造工程でも今回ならではの特別なこだわりがあるのでしょうか?
(瀬田さん)製造工程においては糖化の工程で普段とは違うプロセスを取り入れ、よりキレの良い後味のすっきりするようにしています。
また、今回のサマースカイラガーはアメリカンホップをメインに使い、初めてクラフトビールを飲むというような方にも聞きなじみのあるラガービールを、我々が得意とするアメリカンスタイルのビールでアレンジしたホッピーラガーというスタイルで作らせていただきました。
(湖池屋K)今回の試みとしてお客様に伝えたい一言は何かありますか?
(瀬田さん)今回のコラボレーションならではのラガースタイルのこのビールを飲んでいただいて、率直なご意見をいただけるとより良いものづくりに活かせると思うので、様々なお客様に飲んでいただきたいです!
(湖池屋K)ありがとうございます。ビールにこめられたこだわりを、製造される現場を見ながら聞くことができ、非常に勉強になりました。
代表取締役社長 鈴木成宗さんにインタビュー!
有限会社二軒茶屋餅角屋本店 伊勢角屋麦酒
代表取締役社長 鈴木成宗さん
さらになんと今回は、代表取締役社長 鈴木成宗さんにインタビューを受けていただきました!
(湖池屋K)この度は湖池屋とのコラボをお引き受けいただきありがとうございます!この企画で期待したいと思われることはございますか?
(鈴木社長)ポテトチップスは僕も大好きで、それに合うビールづくりを楽しみにしていました。これを機に、今までISEKADOのビールを知らなかった人や飲んだことがないという人に、是非飲んでみて欲しいです。
人生は1回しかない!人の3倍の経験をする
(湖池屋K)湖池屋も御社のように挑戦し続けるブランドでありたいと思ってお声がけさせていただきました。御社の挑戦する原動力はどこから来ているのでしょうか?
(鈴木社長)人生を通じて人の3倍の経験をする。少しでも遠くに行き、違うものを見たいと思っているんです。
(伊勢角屋の)従業員にも「人生は1回しかない」ということをいつも言っています。
限られた時間の中で、私達のものづくりがどこまで通用するのか試していく、
そんな考えから日本に留まらず、今後はアジアからインド、そしてその他海外にも様々に展開していきたいと考えています。
こんな考え方なので、私自身は「失敗の質と量」は社員には負けません!
だからこそ恐れずにチャレンジをし続けようと話しています。
(湖池屋K)失敗した時にはどのように乗り越えてきたのでしょうか?
(鈴木社長)乗り越えるしかないということに尽きますね。
ありとあらゆる手段の中で、努力を重ね、人よりもどれだけ高速でPDCAをまわしていけるかということだと思います。
また、一人だけでやれることにはもちろん限りがあるので、出会った人様のご縁を大事にするということも大切にしています。これまでも要所で数々のご縁がありました。
例えばアメリカに初めて全米大会の国際審査員として行った時、偶然世界的なビール評論家の方と同室だったり、新店舗の出店場所を探していたらたまたまJR様から駅構内に店を出してほしいとお話をいただいたりとかですね。
(湖池屋K)そうなんですね!要所で様々なご縁があったこと、お話を聞いて驚きました。
(湖池屋K)このコラボのためにオリジナルで醸造いただいた「湖池屋サマースカイラガー」へのこだわりはどのようなところですか?
(鈴木社長)伊勢角屋はエール系を得意としますがエール系は味の主張が強いため、今回はマリアージュということで食べるものに寄り添いやすいスタイルのラガーにしました。
その中でも「ISEKADO BREWERY」らしさを出すために、ホップにかなりこだわってます。「クライヨ」というホップの中の香りのする部分だけ取り出しふんだんに使った贅沢なビールに仕上げているんです。
(湖池屋K)ISEKADO BREWERYは他のクラフトビールメーカーと異なるカラーを出してらっしゃるとお見受けしますが、ブランドとして気をつけている点やこだわりはどのようなものでしょうか。
(鈴木社長)こだわりは「今、自分達に出来る最高のものを作りたい」という点です。
色々な大会で様々に受賞させていただいておりますが、例えばペールエールなど2003年国際大会で受賞し、その後も何度も受賞したビールでも、初めての受賞時と今とでは大きく変わっています。
世界大会で受賞できるようなクオリティのものしか出さず、一度受賞したものでも尚良いものが作れるのなら変えていきます。自分たちにできる最高のものをつくるため納得のいくまでこだわります。納得いかない時は作っても販売しないという判断もします。
本来は私自身が直接ビールづくりをしたいくらいの想いでやっているため、ブルワー(ビール醸造職人)がどういうものを出してくるか毎回楽しみにしています。
(湖池屋K)良いものだけがお客様に届くようにこだわり抜いてらっしゃるんですね。湖池屋もそんな気持ちでものづくりをしていますが、大変刺激的なお話でした。ありがとうございました!
ISEKADO BREWERYと湖池屋のこだわりをデザインに込める!
実はリポートさせていただいた私、上嶋が今回のコラボのパッケージデザインを担当させていただいております!2社のこだわりと熱い想いを込めるべく、デザインにも一層気合が入りました。
実際に伊勢に行った日も、眩しいほどの快晴で澄み切った空の青さが清々しい一日でした。
デザインもそんな夏空の突き抜けるような爽やかさと、冷たいビールの涼やかさを表現できるように仕上げております。
老舗の技術やこだわり、そして想いを詰め込んだ、ここでしか味わえない今回のオリジナルビールとポテトチップスのマリアージュをぜひ手に取って楽しんでいただければと思います!
(伊勢角屋麦酒 内宮前店 近隣の川辺にて)
文責 湖池屋 上嶋
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