世界で約1億㎡の出荷を誇る最大手床材メーカーのラミネートフロアを日本にも広めるべく奮闘中。日本総代理店の北洲が仕掛けた“体験型”発表会とレセプションの舞台裏
2023年6月14、15日、東京都千代田区のベルギー大使館で、住宅メーカー・建設資材販売の株式会社北洲(本社・宮城県富谷市、代表取締役社長・村上ひろみ)主催による、高性能床材PERGO(ぺルゴ)ラミネートフロアの新柄発表を含むレセプションが開かれました。
ペルゴラミネートフロアは、世界最大手の床材メーカーであるモホークグループ傘下のユニリン社(本社・ベルギー)製の高性能床材。
北洲はユニリン社とパートナーシップを締結し、2016年3月から日本総代理店としてペルゴフロアを取り扱っています。今秋に販売を開始する新柄の発表にあわせて、ペルゴラミネートフロアの特長を広く知ってもらおうとレセプションを開催しました。
2日間で計4回開かれたレセプションには、すでにペルゴラミネートフロアを採用している取引先だけでなく、全国各地のデベロッパーやビルダー、リフォーム・リノベーション関連、設計事務所、流通、商社などの関係者が多数参加。
耐久性や施工性・更新性に優れ、高いデザイン性を誇る床材に、250名を超える参加者の注目が集まりました。
イベント会場はベルギー大使館
高耐久への飽くなき探求が東北の住宅メーカーと世界企業を結びつけた
2023年に創業65周年を迎え、建設資材販売・新築注文住宅・性能向上リノベーションの3事業を展開する北洲がペルゴフロアの日本総代理店となって約7年半。現在、住宅系メーカーを中心に取引先は約500社に広がっています。
北洲とペルゴフロアとの出会いは、北洲がすべての事業に共通する理念としている「高性能であり、高耐久、そして時を経ても美しいものをお届けする」取り組みを続ける中で生まれました。
レセプションで挨拶に立った社長の村上ひろみは、その経緯をこう振り返りました。
「床も建物も傷めない、それこそが高耐久であると考える弊社は25年前にフローティング工法(置き敷き工法)に出会い、試行錯誤を重ねながらこの商材を成長させてきました。そうした中で、2016年にラミネートフローリングの世界最大手であるユニリン社と出会うことができ、日本総代理店にさせていただきました」
レセプションで挨拶する村上社長
日本でも普及させたい!ユニリン社の主力商品・世界標準の床材”ラミネートフローリング”
新商品の発表に先立ち、ユニリン社の概要やラミネートフローリングの世界市場における位置づけなどが紹介されました。
ユニリン社はモホークグループの主要企業の一つで、売上高約4,600億円、3,000を超える特許を保有。同社の売上はグループ全体の売上高(約1兆6,000億円)の実に25%を占めています(1ユーロ145円換算で計算)。
そんなユニリン社の主力事業であるフローリングは、2022年度の出荷数量が約1億9,500万㎡に及び、そのおよそ半分をラミネートフローリングが占めています。
日本ではまだまだ馴染みの薄いラミネートフローリングですが、世界では標準的な床材として認知されています。
ヨーロッパ製ラミネートフローリングの市場規模は4億8,300万㎡(2021年)に達し、他地域での製造を含めた全世界では約10億㎡にのぼると言われています。
日本の木質系フローリングの市場規模は6,800万㎡ですから、ラミネートフローリングの全世界での市場規模はその15倍に達しています。
ラミネートフローリングの全貌を示せ!ステージパフォーマンスという秘策
ペルゴラミネートフロアは「floors for real life=それは実生活の為のフロア」をコンセプトに、耐摩耗性と耐衝撃性に優れ、欧米を中心に普及しており、高い耐久性、施工性・更新性、デザイン性から、住宅や店舗、オフィス、ホテル、医療機関、児童施設、介護・福祉施設など幅広く採用されています。
レセプションでは、参加者の目を楽しませながら、こうしたペルゴラミネートフロアの特長を存分に知ることができるよう、趣向を凝らしたパフォーマンスや商品紹介が繰り広げられました。
耐久性については、優れた表面保護技術(チタンX)により傷がつきにくく土足にも対応できるほど耐摩耗性に優れた表面シート、基材に高硬度のHDF(高密度繊維版)を使用していることで高い耐摩耗性や耐衝撃性、耐水性を実現していることなどが挙げられます。
その優れた耐久性を証明して見せたのは、クラウンハット(道化師)やダンスのパフォーマンスです。
ステージ上にはペルゴラミネートフロアが敷かれ、そこに登場したクラウンハットがさまざまな曲芸で会場を沸かせます。すると、クラウンハットが持っていたボウリングの球を床に落としてしまいますが、それでも床はへこみません。
サルサダンスでは、ルイカル&ゆういペアによる情熱的で動きの激しいダンスをペルゴラミネートフロアが敷き詰められたステージがしっかりと支え、ヒールを履いた女性が刻む鮮やかなステップにも床は傷つくことはありませんでした。
参加者はパフォーマンスの素晴らしさと同時に、ペルゴラミネートフロアの優れた耐久性に感嘆の拍手を送っていました。
レセプション後のアンケートには、「パフォーマンスもただ面白いだけでなく、製品についてとてもよく理解することができました」といった反応が寄せられ、エンターテインメントを通じてペルゴラミネートフロアの特長を伝える狙いは好意的に受け止められたようです。
クラウンハット(道化師)がボウリングの球を落としても、傷つかないぺルゴフロア
サルサダンサーのパフォーマンス。ヒールで踊っても傷つかないぺルゴフロア
百聞は一見に如かず 施工実演でスピードを実感
ペルゴラミネートフロアは、国際特許を取得した特殊なサネを持ち、ノリやクギを使わずにはめ込むだけの簡易なフローティング工法(置き敷き工法)で設置できるため、一般的な合板フロアに比べて工期を35%以上短縮できるなど(当社調べ)、施工性・更新性に優れています。そのため、新築だけでなくリフォームで使いやすいことも大きな特長です。
施工の実演も行われ、下地を傷めることなく次々とスピーディーにラミネートフロアを設置したり、敷き詰めたラミネートフロアを簡単かつ綺麗にはがしていったりする様子に参加者はじっくりと見入っていました。
マイスター職人が、ぺルゴフロアをスピーディに張っていく施工実演
本物の質感を追求した高いデザイン性、新柄が加わりさらに多彩に
新柄の展示
本物の木の質感と肌触りを追求した高いデザイン性もペルゴラミネートフロアの大きな魅力です。
最新の表面加工技術(エンボス加工技術)により、天然木の節や木目を忠実に再現した木目柄が高級感とスタイリッシュで洗練された空間を演出してくれます。
天然目の節や木目を忠実に再現
レセプションのメインとなる新商品発表では、2023年9月に関東エリアで先行販売を開始する「クラシックプランク」シリーズ・Edgeの新柄2柄と同シリーズのリニューアル3柄、さらに2024年1月にこちらも関東エリアで先行販売を始める「クラシックプランク」シリーズ・Edgeの新柄3柄と「センセーション」シリーズの新柄3柄が紹介されました。
より多彩になったラインナップはとても好評で、新商品の印象を尋ねたアンケートでは3割を超える方が「期待以上」と回答し、「期待通り」も6割を超えました。「ラミネートフロアでここまでリアルな質感はすごい」「edgeになってよりリアル感が増した」とのコメントもいただきました。
今秋から来年1月にかけて関東エリアで発売予定の新柄
主要部材に端材を活用 サステナブル実現への挑戦
さらに、地球環境に配慮したサステナブルな商品であることも、ペルゴラミネートフロアの特長です。
材料構成比で90%を占めるHDF(高密度繊維版)は、製造工場の近隣にある木材工場や家具工場から出た端材を集めて作られています。
ユニリン社は、持続可能な森林管理の促進を目指す森林認証制度「PEFC森林認証プログラム」(2020年現在、日本を含む55カ国が加盟)を保持するなど、サステナビリティを重視した取り組みを進めています。
社長の村上はユニリン本社を訪れた際のエピソードに触れながら、ペルゴラミネートフロアに対するサステナビリティの面からの期待についても語りました。
「つい先日もユニリン本社に伺い、どんどん進化する性能とデザインを目の当たりにしてワクワクしましたが、それだけでなくリユース資材をできるだけ使っていく、環境にやさしい製造工程にするということで、サステナブルなことにどんどん挑戦するメーカーとしてトップレベルにあると感じました」
地球環境に配慮した持続可能な取り組みの重要性が増す中、北洲としてより高みを目指すユニリン社の床材を日本に広めたいとの思いを強くしたレセプションでした。
世界中から“本物”を見つけてお客様の豊かな暮らしに役立てたい
持続可能な環境・社会・経済の実現が時代の要請となる中、SDGsや脱炭素社会への取り組みをより一層深めながら、高品質で高性能な「本物」を見つけて日本中にお届けし、お客様の豊かな暮らしを実現する先進的な家づくりを追求し続けています。
北洲が日本総代理店を務めるペルゴラミネートフロアは、その象徴的な存在です。
ぺルゴラミネートフロア商品サイト
https://www.hokushu.net/kenzai/product/1076/
PERGO JAPAN 公式Instagram
https://www.instagram.com/pergo_japan/
※新柄発表レセプションの様子をリール動画でご覧いただけます。
北洲公式サイト
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