アナログ手帳×オンライン相談のハイブリッド型サービス「オンライン相談付きキャリア手帳」誕生と成功、コロナに踊らされた見直しの裏側
株式会社fanfareは、「働くこころの健康度が高い社会をつくる」ことをミッションに掲げ、転職に限らない仕事の悩み・働き方を相談できる「社会人のためのキャリア相談室」としてキャリアカウンセリングをおこなっています。
2021年2月に「オンライン相談付きキャリア手帳」が誕生しました。2021年といえば、コロナ禍の真っ只中。誰もが今までの日常生活や働き方の常識を変えざるを得ない変容の1年でした。
今回は、キャリア手帳考案者であるキャリアコンサルタント岡本陽子が、コロナ禍とともに生まれた「オンライン相談付きキャリア手帳」の開発ストーリーや舞台裏、商品にかける想いについてお伝えします。
キャリアコンサルタント 岡本陽子
fanfareは、より良いキャリアを築きたい人の伴走者であり応援者である
当社は2016年に代表である岡本陽子が個人事業主としてスタートし、2021年に法人化しました。「fanfare」という名称にあるように、私たちはキャリア研修や面談を通じて一人ひとりが納得感あるキャリアを築くための伴走者であり、応援者です。
キャリアコンサルタントとして独立した当初は、キャリア研修やキャリア面談などを主軸としておこなっていました。ただ、研修や面談の市場は、ありとあらゆるサービスが世の中にあり、決して良いスタートを切れていたわけではありません。
「何か、周りと違うことがしたい…」そう思い、無形商材のサービスを有形商材のサービスに転換してみようと誕生した商品がキャリア手帳でした。
オンライン相談付きキャリア手帳が誕生した理由
人生100年時代や働き方改革、そしてSDGsが注目されている現在、健康的に長く働き続けるために「働くこころの健康度」を高めることは必然とする課題です。
2019年の世界幸福度ランキングで、日本は主観満足度(人生において楽しいか)という面において先進国で最下位でした。物質的な豊かさがある一方で、こころの豊かさが低いことに着目し、キャリアカウンセリングを「働く気持ちの体力を回復し、働く気持ちのリズムを整える時間」と定義づけをしました。
キャリアカウンセリングは「振り返り」を大切にしています。キャリア相談者からの「キャリア迷子になったときに伴走してくれる人が欲しい」などの声をうけ、また振り返りを言語化し記録に残していくために「オンライン相談付きキャリア手帳」が誕生しました。
『キャリア手帳』は、強くしなやかに働く心(レジリエンス)を育む記録として。
『オンライン相談』は、いつでも気軽に安心・安全に相談できる機会提供として。
環境の変化に起きる不安や葛藤など働く気持ちのリズムを整えて働くこころの健康度を高めていくための「アナログ手帳×オンライン相談のハイブリッド型サービス」です。
言葉をひらけば、気持ちがひらく
気持ちがひらけば、五感がひらく
五感がひらけば、人生がひらく
音楽に原曲と編曲があるように、私たちは形にあらわしにくいあなたの気持ちや、あなたが言わんとする想いを言葉にひらいていく編曲家です。
働く気持ちを整えるキャリアパートナーとして、活き活き働き続ける社会人を応援しています。
コロナ禍だからこそ増えたオンライン需要
商品が販売された2021年は、一体コロナはいつまで続くのか、世の中は不安と焦りで溢れていました。仕事はテレワークになり、自宅で過ごす自分時間が増えたこと、話したくても話せる相手がいないことが理由としてオンライン相談の需要は高まりました。
今まで多忙を極め、ゆっくり自分のことを考えることができなかった方々も、じっくり自分自身と向き合い、今後のキャリアを考え整えていく時間を持てた方は多かったといえます。オンライン相談付きキャリア手帳を通じてその一助になれたことは嬉しい限りです。
afterコロナへ動き出した環境変容と突然の入院
2022年10月からコロナ禍で大きな影響を受けた観光業界を支援するため「全国旅行支援」が始まりました。
会えなかった人に会いに行く。
行けなかった場所に行く。
私も久しぶりに地元に帰り、友達に会い、リアルに話したときは、人のつながりの大切さを実感した有意義な時間でした。プライベート面の充実が復活しつつある一方で、それまで活発的だったオンライン相談がピタッと止まった衝撃を覚えています。
リアルで話せる、相談できる環境が復活すれば、当然の流れといえます。また、私自身急な入院できちんと仕事復帰するまでに3ヶ月ほどかかったこともあり、2022年から2023年にかけては、キャリア手帳のサービスの見直し期間となりました。
改善した点①名称変更|「odoriba」から「DEAR CAREER」へ
当初のサービス名は「odoriba」。人生の分岐点、ずっと上がり続けてきた階段の踊り場でひと休憩して気持ちを整える時間という意味で付けました。
ただ、ずっと踊り場に居続けるようなイメージもあり、世の中もafterコロナと変わりつつある中で前向きな印象づけもしたく2023年に「DEAR CAREER~今までのわたし、これからの私へ~」と名称変更しました。
改善した点②表紙デザイン|障がい者のアートと大学とキャリア手帳表紙デザインプロジェクトを始動
キャリア手帳は、主に働く人たちである社会人をメインターゲットにしています。キャリア手帳を利用する人だけではなく、手帳をつくる工程から誰かのキャリア形成に係わるようなプロジェクトがしたく、「障がいのある人×キャリア手帳カバープロジェクト」を開始。
デザインが商品化されるキャリア体験などを通じ、社会とのかかわりを持つきっかけにつなげたい想いでスタートしました。キャリア手帳を持つ人たちに対する熱い想い・コンセプトを考えて作られるデザインに毎回ワクワクさせられます。
見直し期間を経たこれからの活動・サービスについて
2021年キャリア手帳がスタートしてからコロナ禍/afterコロナという環境で、需要はジェットコースターのような展開でした。コロナ以前の商業活動と生活の落ち着きを取り戻した2024年が新たな出発点でもあると考えています。
今まではオンラインをメインとしていましたが、キャリア手帳活用者同士のリアル交流会やワークショップを展開し、オフライン&オンラインイベントを展開していく予定です。
働く気持ちの健康度が高いビジネスパーソンを増やしていくために、「気持ちを整える」から「気持ち整え前向きな想いを体感する」へ。前向きさと遊び心ある活動・サービスを展開し続けていきます。
最後に、2024年のキャリア手帳に記載した私からのメッセージを添えて。
お知らせ
≪商品情報≫
オンライン相談付きキャリア手帳2024-2025は、10月25日(水)より予約販売開始
https://fanfare-career.com/individual/
≪イベント出展情報≫
■FOEX秋のリアル大交流会&展示会に出展@名古屋
日時|10月26日(火)13:00~16:00(受付12:00~)
会場|ウィンクあいち (名古屋駅徒歩5分|愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
他、HP参照
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ