会社をデジタルトランスフォーメーションさせた話
副業ではなく複業の時代
我々の会社トレンドメーカーの構成メンバーは、全て複業をこなしている。副業ではなく複業というところがポイントだ。
デジタルトランスフォーメーションが複業を生み出す
これからは仕事に優劣をつける時代ではない。本業、副業といった時点で、何となく副業が片手間なイメージになってしまうが、しかし今は、色々なことを同時並行的にやる時代なので、優先順位はつけられなくなってきている。
一つの専門家であることが許されなくなり、誰しもが新しい知識を得なければならない時代になってきている。これだけ大量のデジタルトランスフォーメーションが起これば、社会全体が変わってしまう。そこに適応するためには、新しい知識をどんどん得なければならない。
そうなると、得た知識で仕事をする、色々なことを同時並行的にこなすということになってくる。だから仕事の優劣がつけられない。複業の時代の到来である。
古くなってしまった会社という制度
それだけ急速に社会が変わっていくので、やっている複業は全部全力投球しないといけない。仕事をする上でのマインド的にも、それが大事になってくる。
しかし会社は、デジタルトランスフォーメーションの前に作られた仕組みなので、複業に向いていない。事業部があって、事業の売上目標があって、そのためにガバナンスが敷かれている。複業をするには向いていない仕組みだ。複業をしたいにも、制度的に自由が効かない。事業部に関係ない仕事をする時間も取れない仕組みになっている。
デジタルトランスフォーメーションは我々の味方
でも今は、slackがあり、zoomがある。良い時代になったものだ。全部リモートでできるようになった。
ここからは理屈ではなく、実践したことを書く。演繹法ではなく、帰納法だ。我々は、slackを使いまくって、全部リモートで会社を成立させてみた。会議はzoomで行った。コロナになるはるか前の、2019年の初めのことだ。
そしたら上手く行った。その頃からリモートの便利さ、心地良さを実感していた。最初は、「こんなバーチャルなやり方で組織が成り立つのか?」と思ったが、でも成り立ってしまった。そしてとても快適だった。面白くもあった。
情報共有はグーグルドライブを使う。サーバーはAWSを使う。色々なものが揃っている。なんて便利な時代なんだと感じた。
先ほど、デジタルトランスフォーメーションで、様々な知識を得る必要が出てきたと、悲観的な事を書いてしまったが、現実は、デジタルトランスフォーメーションが助けてくれた。
この動きは我々だけではなく社会の動き
そして、コロナが来た。我々のやっていた仕組みは、広く普及することになる。なぜかタイミング良く、時代が味方してくれている。
おそらくコロナで困った我々をデジタルトランスフォーメーションが救ってくれたのだ。
つまりデジタルトランスフォーメーションは、それだけの力を持っている。力のあるソリューションは大事だ。そういうものが社会を変えていく。
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