身体とココロを元気にする食の選択肢を提供したい。人のウェルネスを考えた無添加ジェラート完成までの道。
私たち株式会社LINNEは“ホモ・サピエンスのアップデート”を企業理念にウェルネス事業(フード/エステティック/フィットネス/スパ)を根幹に、プロデュース事業やコンサルティング事業を行っておりますウェルネス・ベンチャー企業です。
このストーリーでは、株式会社LINNEが運営するウェルネスハウス・セルーラで販売している、無添加ジェラートの誕生までのストーリーをお伝えします。
【本当の健康とは?自身の病を持って気付いたココロと身体のバランスの大切さ】
4年前ちょうどコロナが世界に猛威を震い始めた間も無く、仕事中に腸の病に倒れることとなりました。30代前半でがむしゃらに働いていた矢先の病に大きなショックを覚えたのを今もはっきりと覚えています。
世間はコロナウィルスで、どこも緊急入院受け入れを断る状況が続く中、幸いにも受け入れ先が見つかりました。
そこで約1ヶ月内科から最後は外科手術で助かることができましたが、入院前から-20kgダウンで40kgまで体重は落ちていました。身体だけでなく、メンタルを戻すまでは働ける状況でもなく、会社を辞め今後の生き方を考えさせられる時間でした。
元々ヨーロッパでプロのスポーツ選手として活動していたこともあり誰よりも健康には自信があったのですが、この病がもたらした原因は不規則な食事や睡眠でした。知らず知らずに自分の中に蓄積されていった小さなストレスが病という形でSOSを出したのです。
入院中の病院のベッドで“ウェルネス”という言葉の意味を調べたことが、のちにウェルネスハウス・セルーラを誕生させる始まりになっています。
ちなみにウェルネスとは『より良く生きようとする生活態度』、ヘルスとは『病気ではない状態(肉体的な健康)』
身体の状態が良くても、心・メンタルのバランスによってウェルネスではないということを知りました。
【腸と脳の深い関係性。身体とココロのバランスを整える食の選択を提案したい】
現代人には年齢関係なくヘルスな人が多いと思います。つまり(肉体的な健康)状態であること。しかし、その状態は誰もがいつどこで「病に繋がる」かもしれない可能性が潜んでいることです。
だからこそ《身体とココロの状態バランス》が大切だということを伝えていかなくては思い、ウェルネスハウス・セルーラという施設をやろう!と決めました。
そしてその構想の中で、私たちは様々なサービスが複合的に体験することが可能な施設ではありますが、その中でも身体を作り、腸内環境と脳(メンタル)の関係性が強い《フード(栄養)》にこだわり、力を入れています。
腸と脳の相関性は最近の医学などでも明らかになり、食事療法で鬱病や自閉症の患者の症状が改善されることも臨床結果としてあります。
またトップアスリートの中には食事を変えることで精神が安定することにより、パフォーマンスが向上されるという事実があります。
ウェルネスを提唱していく中で、私たちの当たり前である《食事》を見直すことは今後の未来においてとても大切なことだと考えます。
より良い《食の選択肢》を、ライフスタイルの流れの中から提案することでお客様に定着していくのではないかと信じています。
時間はかかると思いますが、必ず時代はそれらが「当たり前」になっていくと信じています。
【パティシエとの音信不通や製造工場の変更。度重なる困難を乗り越え無添加ジェラート製造を再始動】
正直申し申し上げますと、セルーラオープンには無添加ジェラートは間に合いませんでした。
無添加ジェラートのオリジナルレシピが完成するまで2年の歳月が経ちましたが、完成したのはオープン後です。
私たちの無添加ジェラートは砂糖・乳化剤・安定剤・着色料不使用で作られております。もちろんこのセルーラ無添加ジェラートが完成するまでは誰もやってのけたことはないので、オープン当初は知り合いを通じて紹介していただいたパティシエと一緒にレシピを作っていったのですが、試作を重ねても思うような味にならなかったり、味は良いけどジェラートとしての状態を保てなかったり、一進一退でした。
オープンにはなんとかお客様に出せる状態にまで持っていくことが出来ましたが、私たちは決して満足していなかったのです。
さらに試練がありオープン後には、今まで一緒に無添加ジェラート作りをお願いしていたパティシエとの連絡が取れなくなり、工場も製造受入を拒否されてしまい、ゼロから製造工場を探すことになりました。こだわりが強すぎて嫌われてしまいました。
お客様にお出しするジェラート在庫分はなんとか確保していたので、すぐに無くなるということはなかったのですがすぐさま製造工場を探すのに必死でした。簡単に見つかることはなくロットが大きすぎたり、無添加は難しいなどと断れることがほとんどでした。
そんな中、ある企業との出会いで途方に暮れていた無添加ジェラート製造が再び動き始めました。
九州にある企業様なので、私たちは工場視察も兼ねてすぐさま九州に出向き、社長様に直接お会いし、多忙な中にも関わらず社長自ら工場内の案内もしてくださいました。そして、お話をお伺いする中で、感じたのは『お客様想いで物作りに情熱とこだわりを持って事業をされていること』でした。
その後、東京に戻りすぐに再製造に取り掛かったのです。
【「水」を変えることで想像以上のジェラートが完成】
今までの試作から得た経験をもとに、満足していなかったレシピをベースに配合を練り直しました。原材料の状態から、原材料の選択、全てです。
そして完成したオリジナルレシピで製造した1回目。
ジェラートとしての色・なめらかさ・香り・深み・味どれもが想像以上の出来あがりとなりました。
原材料の状態を変えたことで色みも味も良くなることは想像が出来ていたのですが、一番の驚きは製造に使用する[水]が変わったことで、今までとは全く別物の無添加ジェラートが完成したことでした。
試食を共にした、料理長と営業担当の方と「美味しい!!!」と声を上げて喜んだ瞬間を今でもはっきりと覚えています。
コロナ明けの訪日インバウンド観光客の方々の来店も多く、海外のお客様から人気なのはマイタケカカオとラズベリーローズです。
マイタケは無農薬栽培された香りが芳醇な黒舞茸を使用しており、乾燥粉末にされたものをカカオでブレンドして製造されています。
ビターなチョコの味わいに口の中の温度でジェラートが溶け出し、終わりの頃に舞茸が香る不思議な新感覚ジェラートです。
ラズベリーローズはラズベリーをベースに食用ダマスクローズオイルとお米由来の美容成分・セラミドをブレンドして製造しています。
一口食べた瞬間から芳醇なローズの香りが広がり、ラズベリーの甘酸っぱさがクセになる味わいで、デコレーションには食用のバラの花びらも添え、見た目からもココロ踊るジェラートになっています。
【下町の雰囲気を感じられる根津の地で「食の選択肢」を増やす挑戦を続けていきたい】
私たちウェルネスハウス・セルーラが店を構える文京区根津という街は、昔ながらの町並みが残り、歴史を感じられる知性ある街です。
最近では「谷根千」エリアというおしゃれなカフェや下町を感じられると若い方や外国人にも人気な街でもあります。
根津駅から徒歩30秒の立地で、無添加ジェラートを販売するだけでなく全国から厳選した無農薬野菜や無添加食材のみをセレクトしてお客様の「食の選択肢」を増やしています。オープンしてまだ一年ちょっとですが、『セルーラさんが選んだお野菜や商品なら味は間違い無いでしょ!』と言ってくださるお客様が増えてきて自信になっています。
よくお客様から「なぜ、根津なの?」とよく聞かれます。
ヴィーガンや無添加と聞くとお洒落な街をイメージされると思いますが、私たちはわざわざお客様が足を運びたくなる[体験]を提供できる場所を作りたかった。
そしてセルーラだけでなく根津や上野公園にある美術館など新しい感性に触れることで自分との時間を大切にしてほしいと思いがありこの場所を選びました。
ウェルネスハウス・セルーラは食はもちろん美容や健康のプロフェッショナルとして、最新医学や科学に基づきお客様の「遺伝子」や「骨格筋」に合わせたパーソナルエステやパーソナルトレーニング提供し、現在リニューアル中ですが「脳」や「ココロ」にアプローチした世界でここでしか体験することが出来ない全く新しいスパ空間が誕生します。
どのサービスも医学や科学のエビデンスに基づいた「確かな体験」です。
長くなりましたが、無添加ジェラートの完成が私たちウェルネスハウス・セルーラの物語の始まりです。
【美容健康施設】ウェルネスハウス・セルーラ
住所:東京都文京区根津2-11-3
営業:11:00~18:00
定休日:木曜日
最寄り:千代田線・根津駅2番出口徒歩30秒
INSTAGRAM:celula_2022
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