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【GMOインターネット】サービス開発の担当者が語る、開発ストーリー 進化し続ける国内最速のホスティングサービス「ConoHa WING byGMO」

著者: GMOインターネットグループ

 GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)が提供している「ConoHa(コノハ) byGMO(以下、ConoHa)」(URL:https://www.conoha.jp/ )は、レンタルサーバーやVPS(仮想専用サーバー)、Windows Serverなどを展開する、アカウント総数23万人を超えるホスティングサービスのブランドです。

 ここではその中でも提供開始から2周年を迎える日本国内最速(※1)の処理速度の高性能レンタルサーバー「ConoHa WING(コノハ ウィング) byGMO(以下、ConoHa WING)」について、GMOインターネット サービスデザインチームのマネージャーである相川文斗が開発の背景や今後の展開を語ります。


(※1)2020年6月時点、自社調べ。(国内シェアを90%以上占めたトップ10サービスの各サービス最下位プランのサーバー処理速度を負荷テストツール「Apache Bench」で5回計測した平均値を比較。国内シェアはWebhosting.infoおよびDomainToolsのデータをもとに算出。)


――「ConoHa WING」は業界としては後発の比較的新しいサービスですが、まずは開発の経緯を教えてください。

 開発の経緯は、働き方改革や副業などが話題になった3年前の2017年にさかのぼります。

 当時、フリーランサーや個人事業、副業など新しい働き方が注目を集めており、その影響でWebサイト利用の需要が増えていました。レンタルサーバーにおいても、さまざまなお客様のニーズに応えることができて、柔軟にカスタマイズできる拡張性の高さが求められるようになりました。

 一方GMOインターネットでは、提供開始から10年を迎えた「お名前.comレンタルサーバー」という老舗のレンタルサーバーサービスを提供していました。老舗ということもあって多くのお客様にご利用いただいていたものの、現在はリニューアルにより解消されましたが、当時新しい機能追加のしやすさという拡張性や、機能そのものの性能面に課題を抱えていました。そこで私たちは、インターネットインフラを担う企業として、時代に沿ったサービスを提供せねばいけないと考え、新しいレンタルサーバーを作ろうと開発をスタートしました。


 開発を進める際、通常はビジネス部門がプラン構成やスペックなどの要件を作成してから、エンジニア部門で開発を進めます。しかし、新しいレンタルサーバーを作ろうと思ったら、まずはどういったサービスを目指すべきかを考えるところがスタートになります。そこで、ビジネス部門だけでなく、開発するエンジニア部門からもプロジェクトメンバーを集い、部署の垣根を越えてサービスのコンセプトから、他社に負けない機能やWebのレスポンスなどの性能面まで、どういうサービスを作るのか率直に意見を出し合い、議論を重ねていったのです。

 

 

 この議論の中で、新しいレンタルサーバーを「ConoHa」ブランドで提供することも決まりました。その理由は、「ConoHa」がVPSの提供で作り上げてきた“最新の技術や性能を兼ね備えたレンタルサーバー”というブランドイメージや、使っていただくお客様の層がマッチしていると考えたからです。

 製品名も「ConoHa WING」に決まりました。この「WING」には、「Website living In Next Generation(次世代のWebサイト)」という意味が込められています。


――開発前の企画からエンジニアが携わり、メンバーが一丸となって進めたのですね、サービスを開発した際に特にこだわった点などはありましたか?

 「ConoHa WING」は、性能面はもちろんのこと、顧客体験を重視して開発しました。サーバーに負荷がかかった際の対策などに加え、UI設計にも力を入れています。

 老舗のサービスが多いレンタルサーバーは、WordPressのインストールやサーバーの操作を行う管理画面のデザインが古く、初心者には分かりづらく操作が難しいことがあります。

 そこで、ペルソナを設計してカスタマージャーニーマップを作成し、そしてプロトタイプを作ってユーザービリティテストを行いブラシュアップするという一連の作業を繰り返すことで、ご利用いただくお客様とのタッチポイントの最適化やUI設計にこだわって開発しました。ある程度進めていた画面設計に問題が見つかりイチからやり直したこともあり、その時はなんとかスケジュールを間に合わせるために遅くまで残って作業をしていたこともありました(笑)。

 最終的にできあがった画面の構成や見せ方は、他社サービスより大幅にシンプルとなっており、正直不安な部分もありましたが、ご利用いただいているお客様から「わかりやすい」「迷わずサイト作成できた」などの声を聞かせていただくと、この取り組みは成功だったと感じています。

 機能面においても、「Webサイトは一度構築すると他のレンタルサーバーに移るのが難しい」という問題を解決するため「WordPressかんたん移行」という機能を用意しました。今では同様の機能を提供しているサービスも増えましたが、私たちが先陣を切って提供をした機能になります。


――公式サイトには『進化し続けるホスティングサービス』と記載がありますが、最近はどのようなアップデートを行っているのでしょうか?

 この1年間はドメインやWordPressを中心とした機能のアップデートを中心に行ってきました。

 正直なところ2018年のサービスリリース時点では十分な機能を提供できておらず、そのため順次アップデートしていきました。Webサイト運営で使用するドメインを管理する機能もその一つで、2019年9月に提供を開始しました。

 そして、今年初めにはこのドメイン管理の機能を最大限に活かす「WINGパック」というプランをリリースしました。これはサーバーを申し込むとドメインが無料で付いてくる、「Webサイトに必要な材料が手に入るお得なパック」になっていて、今ではほとんどのお客様にこのプランをご利用いただいています。簡単にWebサイトを作ることができるというコンセプトにマッチしていて、よいプランを出すことができたなと感じています。

 WordPress関連では、WordPressの管理画面からレンタルサーバーの一部を操作できるという業界初のプラグインや、Webサイトのデザインを変えることのできるテーマ販売を開始しました。こういった機能追加は「Webサイトの運用を効率的に行うにはどうすればよいか」「Webサイトをもっと簡単にはじめるにはどうしたらよいか」といった、お客様の視点で考えて開発しています。


――継続してお客様目線の機能開発を続けているのですね。「ConoHa WING」はどのような人が利用しているのですか?

 WordPressを使って、ブログやコーポレートサイトなどのWebサイトを運営されているお客様が多いです。

 以前から副業でのご利用は多くなっていましたが、特に最近は新型コロナウィルスの影響でそれが加速し、Webサイトを初めて作るというお客様が多くいらっしゃいます。個人が活躍する時代は今後も続いていくと思うので、ブログなどを通して世の中に情報を発信するためのツールとしてレンタルサーバーを活用していただきたいと考えています。

 私自身も以前からレンタルサーバー上でWebサイトを運営したりイラストをアップしたりしていますが、情報発信を続けることで他のサイト運営者さんと繋がって情報交換したり、コンテンツサイトを運営する企業様にお声がけいただいたりと新しい経験ができ、今の仕事にも役立っていると感じています。


――ありがとうございます。最後に「ConoHa」の今後の展開について教えてください。

 「ConoHa WING」では、より簡単にWebサイトを始められることはもちろん、運用を効率化できるような仕組みについて、継続してアップデートを続けていきたいと考えています。

 また、ライフスタイルの変化や技術の発展にともない、レンタルサーバーの業界自体も絶えず変化していくと考えています。GMOインターネットは、その変化をとらえながら、今後も進化し続けるホスティングサービスを提供していきたいと思っています。



【11月6日(金)まで!「ConoHa WING」WINGパック利用料金20%OFF】

 この度の「ConoHa WING」提供開始2周年を記念し、2020年11月6日(金)18時までに「ConoHa WING」契約期間12ヶ月以上の「WINGパック」を新規にお申し込みいただいたお客様限定で、すべてのプランの初回ご利用料金が20%OFFとなる特典をご用意しています。詳細はキャンペーン特設サイト(https://www.conoha.jp/wing/campaign/wing2nd/)をご参照ください。


 その他サービスの最新情報やイベント・キャンペーンの告知は公式サイト及びSNSにて行っているので、ぜひご覧ください。


関連Webサイト

ConoHa WING公式サイト:https://www.conoha.jp/wing/

ブランドサイト:https://www.conoha.jp/


公式ツイッター

ConoHaPR:https://twitter.com/conohapr

ConoHa応援団長 美雲このは:https://twitter.com/MikumoConoHa





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