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STORYS.JPは、2013年2月に誕生しました。

全国の中高生が「将来はたらく」ことが楽しみになる!NTTドコモの社内新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」から生まれた、オンラインキャリア教育サービス「はたらく部」

著者: はたらく部

「はたらく部」は、株式会社NTTドコモの新規事業開発プログラム「docomo STARTUP」で企画検証された、中高生向けキャリア教育サービス。日本の文化である「部活」のように、放課後、中高生が社会人コーチ・同世代の熱い仲間と「社会や自分」について考えを深め、「はたらく」について学べる場所です。現役の社会人と学ぶオンライン部室は、全国どこからでも参加できるため、住んでいる地域に関係なく同年代の仲間ができます。

NTTドコモが「はたらく部」をつくった背景

いま、日本は「新しい資本主義」の実現に向け、「未来人材ビジョン」や「スタートアップ育成5カ年計画」など、今後の日本経済を牽引する新しい人材育成の方針を示しています。しかし、教育界においては、アントレプレナーシップ教育(※1)の導入校は現状8.8%に留まるなど、次世代を創る人材育成の「理想と現実のギャップ」が生じている状況です。


また、様々な調査から、日本の若者は世界的に見ても自己肯定感・効力感や社会参画の意欲、グローバルな世界への挑戦意欲が顕著に低く、自身の将来や国の将来に「希望を抱けない」ような環境下にあるといえます。さらに、自身の進路に関して「親族」「先生」といった身近な大人以外の社会人に相談をする学生は全国で2%しか存在しないというデータもあります(※2)。


それらの背景を踏まえ、NTTドコモにて変革人材育成プログラム「docomo academy」を創立していた山本が、そのノウハウを用いて、現代の中高生が「自身や国の将来に希望を抱ける」ような社会を創りたいという着想から、はたらく部がスタートしました。山本の想いに共感するメンバーが集い、NTTドコモの社内外を巻き込み、2021年より社内新規事業として事業検証を開始、2022年5月にサービスを開始しました。

「はたらく部」公式サイト:https://hatarakubu.jp/


※1 アントレプレナーシップ教育

自ら社会の課題を発見し、周囲のリソースや環境の制限を超えて行動を起こし新たな価値を生み出していく精神がアントレプレナーシップであり、それを備えた人材を育成するための教育。

参考:文部科学省「アントレプレナーシップ教育の現状について」

https://www.mext.go.jp/content/20210728-mxt_sanchi01-000017123_1.pdf


※2 進路相談の現状

https://souken.shingakunet.com/research/2010/07/post-7a54.html

――ワークショップに参加する中高生たち

全国から集まる同年代の仲間とたくさん対話できる仮想空間

はたらく部が活動するのは、オンラインで参加できる仮想空間。住む場所を問わず、誰でも参加できるので、日本中の同年代の仲間と一緒にキャリアについて、語らい、学ぶことができます。全国から多種多様な価値観、バックグラウンドを持つメンバーが集まり、フラットに、互いを尊重しながら対話や学びのワークショップを行っています。

――オンラインセッションの様子


セッションが無い日でも、様々な人達が集い、対話をしたり、日常や進路の相談をしたり、仲間とアイデアを考えたりするなど、様々な活動の場であり、居場所として機能しています。

コーチはさまざまな業界の第一線で活躍する現役社会人!

中高生たちが学びを共にするのは、さまざまな業界の、第一線で活躍する現役の社会人。想いを持って楽しくはたらくコーチが、学びや進路形成の相談にも乗りながら、生徒ひとりひとりの将来の実現に向け、一緒に歩みます。社会人のリアルな経験から生み出される「等身大で、ホンネの社会の話」は、彼らの興味を惹きつけ、「もっと知りたい!」を生み出します。


社会人コーチは、対話を通じて問いを投げかけたり、進路の相談に乗ったり、挑戦の後押しをしたりと、丁寧な日々のコミュニケーションで築いています。継続的に成長を見守ることで、一人ひとりの学生が、自分の将来を「自分ごと」として捉え、前向きに進んでいくことを支えています。

――コーチは同じ目線でフラットに、親身に成長をサポートします

夢中で楽しめるセッション、一歩踏み出す挑戦としての体験型イベント

はたらく部のセッションで学ぶテーマは約80種類の、職業の理解や企業の課題解決、起業体験など「はたらく」を楽しみリアルに体感できる内容ばかり。「社会を知る・自分と向き合う・実践する」という、実際の社会で活用できるプロセスが体験できるワークショップや、仲間・社会人コーチとの対話により、自分でも気づかなかった自己の強みの発見や、将来の進路について考え、一歩踏み出すための機会を提供しています。


また、特性やペースに応じた対応が出来るよう、1クラス10人〜15人に対して社会人コーチ1人と、基本的な活動は、少人数制のクラスかつ担任制を設けています。


オフラインのイベントも定期的に開催し、「一歩踏み出す挑戦」の機会、「越境体験」の機会として、生徒たちが主体となって参加できる企画設計をしています。業界の第一人者や経営者に自身の新規事業のアイデアをプレゼンテーションするピッチコンテストや、地域の課題解決を行うツアー型のイベント、新規事業創出キャンプ等、その先の成長や行動につながるような様々な機会を提供しています。ふだんオンラインで対話する仲間と実際に対面して参加するオフラインイベントは、毎回とても盛り上がります。

――2023年夏に開催したリアル開催型イベントの様子

成長を可視化できるアプリで行動を促進

はたらく部では、中高生たちの意欲喚起のためのゲーミフィケーション設計を随所に取り入れています。「あそビジネス」というポイント投資型のビジネス体験プログラムや、獲得したポイントで自由にアバターを購入したり、自己表現が出来る「はたらく部アプリ」など、行動促進のための仕組みを設計しています。セッション参加後、どんな気づきがあったのかを投稿する「フムフム」では、互いにコメントをし合ってモチベーションを高めています。

――左:自由にコメントができるフムフム 右:自分だけのアバターで楽しく成長を可視化

「将来に向けた行動」の指数は、23%アップ(※)!

はたらく部では、教育効果の測定に関して、若年層キャリア教育研究家の古屋星斗氏に協力頂き、安達氏の「キャリア探索行動」や古屋氏の「スモールステップ」等の指標を用いて、生徒たちがどれだけ行動変容を起こしているかを測定しています。


また、独自指標を用いて「将来への期待や印象の変化」「将来に向けた思考や行動」の変化についても定量、定性の両軸で調査を行っています。


今年の夏に実施した調査結果では、下記の通り「自身の将来に希望をもてるようになった」「見える世界や選択肢が広がった」「挑戦マインドや行動力が身についた」など、様々な教育効果が見られる結果が出ています。


――入部後3ヶ月以内と9ヶ月以降の比較5段階/10段階評価の変化の割合

※「自分の将来のために取り組む行動がありますか?」の設問に対する回答

自分だけの夢中を見つけ、生きる力をつける

参加する中高生たちは、もちろん性格も個性もそれぞれ。参加する動機もみんな違いますが、はたらく部で仲間や社会人コーチと一緒にたくさんの会話をしたり、「社会に出るのっておもしろそう!」と思わせてくれる大人と一緒に、コミュニケーション能力や思考力など、将来に役立つ力を養いながら楽しく世の中のことを学ぶ体験を通して、成長しています。



高校三年生 Sさん


「挑戦することが怖くなくなった」




私はもともと自分に自信が無く自分の意見を出すことが苦手で、ネガティブ思考でした。高校2年生の夏に思い切って参加してみたはたらく部主催のサマーキャンプで、初めて自分の小ささを実感し何か自分もやらなきゃ!と思い入部を決めました。はたらく部のセッションに参加する中で、自分の意見を言えるようになったり、自分が国際系だけでなく、経営やデザインに興味があることに気づいたり、どんどん自分の変化を感じられるようになりました。苦手だったプレゼンも「とにかく聴いて欲しい!」と強く思うようになり、苦手を克服できました!セッションの後の雑談タイムでも価値観の違う仲間と話せるのがとても楽しく、とても好きな時間です。




高校三年生 Yさん


「堂々と伝わるプレゼンができるようになった」



私はもともと人見知りで、自分から人に話しかけるのが怖くて、学校でもいつも同じ人と関わるようなタイプでした。学校の友達にはたらく部のイベントに誘われ、興味を持ちました。部活も勉強もあって忙しいと思いつつ、「忙しいは言い訳」だと思って、入る決断をしました。はたらく部に入ってから、母に「自分の将来のこと、自分ごととして考えるようになったね」と言われました。入部前は、自分の将来のロールモデルが親と学校の先生しかいなくて、凄く限られていたと思います。はたらく部で色んな楽しい生き方をしている人と出会って、自分の未来にワクワクして、色々な価値観を持っている人になりたいと思えるようになりました!



大学一年生 篠原 佑介

大学生インターン/初代「はたらく部」部員


「やりたいことが明確になって、自分が納得できる進路選びや行動ができるようになった」



はたらく部に入部する前の僕は、まさに”普通の高校生”でした。「自分の好きなことや興味を追求できそう」「社会人の人たちと話すのが楽しそう」と思い入部を決めました。

学校では学べない社会やビジネスの話を実際に現場の人から聞くのはすごく面白くて、毎週夢中で参加しています。将来について漠然としたモヤモヤを感じることが多かったのが、社会人コーチと話す中でどんどん解消されていき、今では将来について具体的な行動が考えられるようになってきています。何事もやってみないとわからない。自分の直感を信じて、「面白そう」と思ったことをどんどんやってみたらいいと考えられるようになりました。

×

<プロジェクト概要:はたらく部>

「はたらく部」は、株式会社NTTドコモの新規事業開発プログラム「docomo STARTUP」の協力の元、株式会社アルファドライブが運営する中高生向けキャリア教育サービスです。バーチャル空間で、現役社会人コーチと同世代の熱い仲間と社会について考えを深める中高生向けキャリアのオンライン部活です。全国どこからでも参加可能!住んでいる地域に関係なく、都市や地方で活躍している大人から学ぶことができます。


■「はたらく部」公式サイト https://hatarakubu.jp/

■ Instagram https://www.instagram.com/hatarakubu/ 

■ Twitter https://twitter.com/hatarakubu 

■ 生徒向けLINE https://lin.ee/LbYCnsJ 

■ 保護者向けLINE https://onl.sc/azW4NX5








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