60 年振りに人気再燃!?今治のタオルケット
60 年振りにブーム再燃!?タオルケット!
梅雨も明け、猛暑が続く今の季節に活躍するのがタオルケット。
タオルケットは、名前は知っている人は多くても、使ったことのある人はそこまで多くないかもしれません。タオルケットとは、タオルと、毛布を意味するブランケットを掛け合わせた和製英語なので、日本独自の製品でもあります。
今治タオルが国内タオル産地として、生産高 1 位になったのは、昭和 35 年 (1960 年)。 このときの要因になったのが、タオルケットです。
1960年前後は高度経済成長期により所得水準が上昇し、生活様式や生活環境が洋風化や都市化によって著しく変化しました。
もともと日本は湿度も気温も高く、蒸し暑い夏でも快適に過ごすことができる寝具を、というニーズの元開発されたようですが、タオルケットの製品としての特性としても、肌ざわりがよく、吸湿性に優れ、洗濯機でも洗うことができることもあり、爆発的なヒットとなりました。
所得水準の上昇と生活様式の洋風化、さらに日本の高温多湿な環境も影響し、毛布にかわるタオルケットの魅力が高まり、日本人の生活に深く浸透するようになりました。
ところが、国産タオルと同様に、1990年前後から中国やベトナム産が台頭して、国産のタオルケットは一気に下火となります。2010 年には、全盛期の1960年と比較して、国内生産数は約 1/40 まで、減少してしまいました。
需要の減少とともにタオルケットを生産する会社は減っていき、今治タオルの中でも、現在でもタオルケットを製造できる織機を持っているのは数社しかないと言われています。
一度は忘れ去られたタオルケットですが、ここ最近の猛暑の影響や日本人がより快眠にこだわるようになったことで、光が当たるようになり、毎年のようにじわりじわりと販売枚数が増え続けました。
さらには、3年前には人気俳優がタオルケット好きを公言して瞬く間に人気となり、最近では「ステイホーム」で自宅に過ごす時間が 長くなったことで寝具や家の中で過ごすアイテムの需要が高まり、もっともタオルケットが売れるシーズンの7月に、タオルケットの7月単月の販売枚数が過去最高(前年対比約 2 倍)を記録しました。
1960年代のヒットと、60年経った2020年の今で異なるのは、上記の環境の変化もありますが、最近ではタオルケット購入者の 約70%が女性となっています。
2020年にも別の人気俳優がインスタグラムなどでタオルケットを紹介したことで、これまでタオルケットを使わない層にも確実に浸透しつつあると感じています。
昨今のタオルケット人気を受け、IKEUCHI ORGANIC ではこの度タオルケット製品の品揃えを今治タオル製造メーカーとして最大規模にラインナップを拡大することに致しました。
一度は世の中から忘れ去れたタオルケット、タオルと同様に様々な風合い、機能をもつタオルケットがたくさんあります。
オーガニックコットン100%はもちろん、バンブーレーヨン の素材を使用したバンブー540、寝具として根強い人気のあるガーゼシリーズ、さらにはワインのように愉しむタオルコットンヌーボー2020 タオルケットなど、今治タオル製造会社として最大規模のラインナップを誇りますので、ぜひ特集ページをご覧ください。
タオルケット特集ページ
https://www.ikeuchi.org/c/bed/gr27
8/13(木)オンライン「タオルケット相談会」を開催
タオルケットは単価も高く、実際に手にとってわからない、たくさん種類があってどんな違いがあるかわからない方のために、好評のオンライ ン zoom 接客を活用した「タオルケット相談会」を開催します。
Zoom 上でお申し込みをいただき、お客様の疑問にお答えしたり、代表池内、直営店舗のストアマネージャーがタオルケットの魅力について語ります。
オンライン zoom ストアではこれまでに、 多くのお客様に体験いただいており、ご自宅にいながらアクセスすることができるので大変好評です。
日時:2020 年 8 月 13 日(木) 19:00~20:00
定員:30 人(先着順)
参加費:無料
お申し込み方法:
下記 URL からお申し込みください。
https://forms.gle/JTcqccn6iNzm8hUo6
タオルケットは夏だけではなく、1年中使うことができ、また1度購入すると10年20年と使うかたが多いのも特徴です。気になる方はぜひIKEUCHI ORGANICスタッフまでお問い合わせください。
タオルケットプレスリリース
https://www.ikeuchi.org/information/2020/08/11/towelket-2/
参考資料:データベース『えひめの記憶』
https://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:2/31/view/4425
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