コロナ禍における家族間コミュニケーションの変化と子どもたちへの影響について
こんにちは、株式会社ダンデライオンズです。
名古屋で情報システムの受託業務を行う当社では、
5歳からプログラミングを学べるカードゲーム
『HELLO WORLD』のクラウドファンディングを開始しました。
ここでは、クラウドファンディングサイトでお伝えしきれない
IT教育、プログラミング教育必修化にまつわるいろいろなことをお伝えしたいと思います。
コロナ禍の影響で家族間コミュニケーションはどう変化したのか?
子どもたちへの影響はどのようなものが問題なのか?
調査内容をご覧になって、子どもたちの為に大人ができることを考える
きっかけになればうれしいです。
『HELLO WORLD』クラウドファンディングページはこちら
https://camp-fire.jp/projects/view/296261
【おうち時間の増加について】
マイボイスコム株式会社が2020年5月1日~5日にかけて行った調査によると(https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26212)、新型コロナウイルスをきっかけとした勤務先の制度の変化は以下のようになっています。
最も多い答えであった「特に変化はない」を除いて、3割以上の人がテレワークなどの在宅勤務への切り替えが実施されています。他、子連れ出勤や時短勤務など子どもに配慮した就労形態への切り替えも実施されているようです。
同社ではコロナ禍に伴い家で過ごす時間についての調査も行っています(https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=26312)。2020年の3月~5月にかけての在宅時間は以下のようになっています。
実に68%以上の人が家で過ごす時間が「増えた」と感じ、女性の30~70歳では各70%大となっています。更に、24時間(ほぼ一日中)在宅している人は28%に上り、明らかに就業形態が変わり在宅時間が増加したことがわかります。
【子どもがいる家庭での在宅勤務について】
総合保育サービスを提供している株式会社明日香の調査(https://www.g-asuka.co.jp/topics/20200501.html)によると、テレワークなどの在宅勤務と育児の両立に不安を感じる・難しいと感じる母親の割合は37.2%に上ることがわかりました。
その理由としては下記のようになっています。
8割以上の人が「子どもが仕事の邪魔をすることがある」点に不安を感じていました。周囲に迷惑をかけない為に子ども隔離する必要があるものの、小さなお子様だと目が離せず八方ふさがりになってしまうケースも少なくありません。
【動画視聴サイトと子どもたちについて】
子どもをおとなしくさせておくのに手っ取り早いのはDVD等の視聴ですが、何度も視聴することによって子どもにも飽きが来てしまいます。SCデジタルメディア株式会と株式会社東北新車による「家庭のYouTube視聴に関する意識調査」(https://ie-men.jp/lifestyle/living/1517)からはコロナ禍における子どものYouTube視聴率の増加を読み取ることができます。
新型コロナウイルスの影響により、様々なオンラインコンテンツがYouTubeに公開され子ども向けの教育関連動画も多数見られるようになりました。しかし、子どもの視力低下などの問題やインターネットを通じ知らない人と意図しないコミュニケーションを取ってしまう問題もあります。株式会社ジャストシステムによる調査(https://marketing-rc.com/report/)ではYouTuberの認知状況を明らかにしています。
上記によるとYouTuberの認知度は実に6割以上に上り、10大の半数近くがYouTuberに好印象をもっています。しかしながら、「迷惑系YouTuber」の出現など子どもにとって理想的なコンテンツばかりではありません。
更に、『エルサゲート』(一見子供向け動画に見えて児童に有害な情報を持つ動画)などから子どもたちを守る為にも保護者には高いインターネットリテラシー能力が求められます。
【自宅待機による負荷の増加と子どもたちの安全性の確保】
自宅待機によるおうち時間の増加に伴い家族のコミュニケーションが増えるかと思いきや、
インターネットを通じより広い世界に触れられるようになった為に
子どもにとって有害なコンテンツに触れる可能性も高まっています。
更に、テレワークなどの就業形態の変化によって
育児と仕事の両立のために保護者に対する負荷は増加している傾向にあります。
家族が笑顔で安全にコミュニケーションをとるために、今一度保護者だけでなく
周りの大人も配慮し、有害な情報の警鐘や対策の共有が必要になってきているのです。
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