「毎日身に着けてほしい」。素材選びからデザインまで全てにこだわったイヤーアクセサリー専門店がその理由について語る。
株式会社サンポークリエイトは、「3つの宝(サンポー)」の意味と、
それを「創造(クリエイト)」しようという企業理念のもと、ジュエリーやアクセサリーのブランドを運営しています。
「mimi33(ミミサンジュウサン)」「SIENA ROSE(シエナロゼ)」「ANEMONE(アネモネ)」の3ブランドからお客様の喜びに繋がる商品をお届けしています。
「mimi33(ミミサンジュウサン)」は、2018年に名古屋に1号店をオープンし、現在では国内に9店舗、シンガポールに1店舗を展開しています。
“ときめき”に出会える瞬間こそが、“自分らしさ”の表現であり幸福感を感じられる瞬間だと考えます。独自性は高いが親しみやすさを大切に、いつもの日常にそっと寄り添うようなプロダクトを提案します。ミニマムで洗練されたスペックは、凛とした大人な印象に仕上げ、肌に触れるアクセサリーだからこそ、優しさと着け心地にこだわりを持ったイヤーアクセサリー専門ブランドです。
今回は、株式会社サンポークリエイトの代表 新原 純平、ブランドディレクターである高木、自社工房でステンレスIPの製造・加工をしている平岡・三上に、ステンレスIPの製造秘話や商品デザインのこだわりについて話を聞きました。
素材は金属アレルギーを起こしにくい「ステンレスIP」
金属アレルギーの方に注目されている素材であるステンレスの上に、さらに IP(イオンプレーティング)加工を施した素材です。
mimi33で取り扱う「ステンレスIP」は、ステンレスの上にチタンを主原料とする金属でIP(イオンプレーティング)加工を施したもの。金属アレルギーの原因と言われているニッケルが含まれないので、金属アレルギーを起こしにくいのが特徴です。また、IP加工は耐摩耗性にも優れ変色の心配がほとんどありません。そのため、アクセサリーだけでなく、長時間肌に触れるメガネのフレームや時計のケースやバンドにもIP加工が施されることが多くあります。
(サンポークリエイト代表 新原純平)
(磨き作業前と後の商品の様子)
「毎日身に着けてもらいたい」という想いが素材選びの原点
もともと、ステンレスには注目をしていました。
より良い物を作ってお客様にお届けするにはと考え、ステンレスをどのようにしてアクセサリーにしていくかの研究をし、2020年〜ステンレス商品の展開を積極的に始めたんです。
そこから、ステンレスのアクセサリーは世の中に沢山あるし、もっと良い物を作りたいと思い、出会ったのが「ステンレスIP」でした。
ステンレスにIP加工は、よりアレルギーが出にくく、さらに変色にも強い。
これは、お客様にとってもプラスになると考えました。
これまでアレルギーがある人や気に入ったものを毎日つけたい人は、純度の高い素材を選ぶ傾向にありました。ですが、ステンレスIPのアクセサリーはジュエリーの様に、安心して使えて尚且つ、毎日着けられる。
また、mimi33のステンレスIP商品のほとんどが、ステンレスの中でもよりアレルギー反応が出にくい”サージカルステンレス316L"を使用し、さらに良い物をお届けできるように挑戦しています。
(サンポークリエイト工房スタッフ 平岡)
(サンポークリエイト工房スタッフ 三上)
自社工房成形だからこそ実現できる満足いく仕上がり
mimi33のステンレス商品の成形は、主に自社工房でおこなっています。ステンレス自体とても固く、細かい加工が必要なアクセサリーを作るのはとても大変なんです。なので、自社工房でステンレスを扱うのはかなりの挑戦でした。溶接や磨きの作業も、工房のスタッフがひとつひとつ手作業で仕上げて、見た目もより美しいものを実現する努力を重ねています。IP加工は、地金の質感が仕上がりにも反映されるため地金の磨きの作業は特にこだわって、納得のいくところまで調整して完成させています。
自社で成形することで、デザイナーと密にやりとりができるため、デザインの細部まで妥協することなく作り上げています。
(制作の様子)
(mimi33 ブランドディレクター兼デザイナー 高木)
いろいろな場面で存在感を放つこだわりのデザイン
ステンレスIPの特徴を活かして、定番で着けられるシンプルな物と、金属アレルギーの方がアクセサリーを楽しんでいただけるデザイン物を考えています。
定番で使えるものは、使いやすさを重視しカジュアルにも取り入れられるデザインを意識しています。デザイン物は、ステンレスに天然石やパールなどの異素材をわかりやすく使って、形だけでなく見た目の新鮮さで意外性も狙いました。
カラー展開は、コーティングのトーンなど着用した時の肌写りが良く見える色味に仕上げています。ゴールドやピンクゴールドにも挑戦し、シルバー色もあえてシルバーカラーのコーティングをしてより美しく仕上がるように意識しています。
今後は、デザインの幅を広げて商品量も増やしていくことを目標にしています。
そのためには、ステンレスでも細かなニュアンスを表現したり、今ある課題をなくしていきたいと思っています。
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