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自然にやさしい選択肢を提供する「環境保護特化型のアウトドアブランド」CAESU.SDGs OUTDOORが生み出すエコキャンプ推進のためのキャンプギア

著者: 株式会社LINPS

CAESU.SDGs OUTDOORが提供する、地球にやさしいキャンプギアの形。これまでの矛盾を覆すアウトドアブランドの誕生秘話。


#SDGs #開発秘話 #アウトドア

2023年12月27日 19時40分

株式会社LINPS

CAESU.SDGs OUTDOORはゴミや廃材など本来捨てられるモノを利用して、大量生産を行わず「今あるモノでキャンプギアを開発する」環境保護に特化したサスティナブルなアウトドアブランドです。


日々の喧騒を忘れ大自然の中で非日常を味わい楽しむ趣味、キャンプ。

普段は味わえない環境に身を置くことで分かる、自然のすばらしさや日常の利便性。

キャンパーの数だけ思い思いの楽しみ方があります。

そんな自然を楽しむキャンプですが、キャンプ中に利用する道具を生産する背景には

切っても切れない「大量生産による環境破壊」が常に隣り合わせに存在します。


私たちCAESU.SDGs OUTDOORは「自然を楽しみに行くのに自然を破壊している。」という矛盾に正面から闘っていく覚悟と共に、大好きな自然をこれ以上壊さない事業の一環として当ブランドを立ち上げました。


このストーリーではブランド発足秘話と製品開発に込めたこだわり、新商品の魅力をお伝えします。



「地球に恩を返す」というコンセプトから生まれた『CAESU.SDGs OUTDOOR』

CAESU.SDGs OUTDOORは「地球に恩をかえす」行動をコンセプトに、自然の中に遊びに行くすべての人へ環境保護への取り組みを推進するため2023年9月、神奈川県大和市に生まれ落ちました

当ブランドでの環境保護への取り組みを活かしたアイテムは次のような内容で構成されています。


・ゴミや廃材など、本来捨てられるべきアイテム

・リサイクル素材やエコ素材など環境への負担が少ないアイテム

・使用することで環境保護やSDGsの達成に繋がる持続可能なアイテム

・長く使える高品質なアイテムや修理等保証期間が長いアイテム


大好きな自然を守るため、手を出しやすいアイテムであり、どのように環境保護に貢献しているか分かりやすくなっているアイテムで構成しました。



年々上昇する世界的な気温上昇は温室効果ガスの多量排出により最悪な状態の地球温暖化へと変貌し、あたらしい息吹を感じる春は動植物の行動を妨げ、夏には災害レベルの灼熱。

見られる期間が減った秋の紅葉、極端な厳冬と暖冬が入り混じる不安定な冬を構築し、気付けば大好きな自然が減っていました。


世間で騒がれている環境問題はどことなく他人事で、誰かが作った「地球にやさしい製品」をとりあえず使えば地球に貢献した気になっていました。

私たちは年々体感していく地球の叫び声に、もっと耳を傾けるべきでした。


♾️(無限)の記号と「地球へのやさしさ、自然へのやさしさ」のキャッチコピーは

「地球にやさしい選択肢を考え、地球に恩をかえす行動をしなくてはならない。」

といった自然を愛するすべての人に取ってもらいたい責務から生まれ、私たちはそれをアイコンとしました。



これまでのキャンプは自らの手で自然を破壊していた?ブランド立ち上げの想いを紐解く


年間50泊は自然の中で過ごすアウトドアライフを送る、当ブランド代表の常泉(つねいずみ)は、自然と触れ合う期間が長くなるにつれ、大量生産に関連したニュースを見る回数も増えていくように感じ、生産方法が与える問題や影響に興味を持つようになりました。

結論からお話しすると、私たちの利用するアウトドア用品の大半は大量生産大量破棄が当たり前で自然にやさしい「モノづくり」とはかけ離れていることを知ったのです。


自然に遊びにいくキャンプで自然を壊す、こんな矛盾する行動になぜ意識が向かなかったのか。

当ブランドを発足させるための後押しをしてくれた「モノづくり」の本質の追求を追い求めました。


キャンプは自然の中にお邪魔し、非日常のエクスペリエンスを味わう”ある種の精神的身体的な憩いの場”でもあると考えていますが、そんな自然が「自分が使うキャンプギア(キャンプで使う道具の意味)によって破壊されているのでは?」と考え始めたのはSDGsという言葉が国連で採択された2015年後半からでした。


利便性や資本や価値を追求した人為的観点から様々なモノが大量に生まれ、大量に捨てられることで土壌は汚染され、廃棄物の焼却のためにCO2が排出され環境を悪化させます。

それが繰り返されることで私たちが大好きな大自然はさらに縮小していく悪循環に。

「これ以上大好きな自然を破壊してはいけない」という想いと「少しでも環境にとってやさしい事をできる人を増やそう」という意思のもと、CAESU.SDGs OUTDOORを立ち上げました。


カギは大量生産の裏側に棲む『日陰者達』の存在

CAESU.SDGs OUTDOORを発足してからは考えるよりも行動が先の毎日でした。

運営における様々な草案はすぐに思い浮かぶものの、肝心の製品開発に関しては全くのド素人。

「どこに行けば何ができて、誰と出会えばそれが可能なのか、結局いくらかかるのか」など右も左も分からないまま、ネットで検索しては手当り次第に営業活動を行い、何を作りたいかも決まらないままふわふわした毎日を送っていましたが、そんな私を救ったのは新潟県燕三条両市の工場見学でした。


工場ではありとあらゆる製品が日々製造されており、工場内のエリアに応じて加工方法が変わったり作業内容が変わる魅力的且つ複雑な空間でした。

一通り工場全体を紹介してもらうと、一際目立つ鉄の塊が集まるエリアを発見しました。

工場見学の担当者に尋ねたところ、「廃材や端材など工場から出る鉄屑はすべてそのエリアに破棄する」とのこと。

鉄屑の塊の正体は本来くり抜いた部分を量産し余った鉄板の廃材や、不揃いな長さの鉄パイプなど、大小様々な「ゴミ」が廃棄されていましたが、どれもが個性に満ち溢れている素材でした。

この廃材を利用して何か作れないかと考えを巡らせた結果、「あたらしく生産するのではなく、使わないものを加工して作り上げる」アップサイクルの流れを取り入れ、現在のCAESU.SDGs OUTDOORの商品開発における目標の大枠が出来るきっかけとなりました。


目標となる大枠が仕上がってからは同じようにアウトドアブランドで利用する素材を保有する全国の企業へ営業を行っていきました。

木材素材は全国の森林組合と協業し、森林と土砂災害を防ぐ間伐作業中に発生する木材を利用し、

製糸工場や印刷業者では加工中に排出される端材を利用するなど、開発・製品化において負担をかけない加工方法の調査を行いながら、廃材、端材、リサイクル素材など不必要なものから必要なものを生み出す開発スキームが生まれました。


大量生産の裏側に存在する廃材や端材などの『陽の目を浴びない日陰者達』

廃材から生まれる焚き火台 BLANK-182(ブランクワンエイティートゥー)



2023年1月、前述した廃材や端材を利用し造られたCAESU.SDGs OUTDOOR初のオリジナル商品、『廃材から生まれる焚き火台 BLANK-182』のプロトタイプ作成が始まり、それと同時に商品ネーミングの思案へと移行しました。


本来『日陰者』達である廃材や端材などのゴミは、フォークやスプーン等のカトラリーや、車のパーツなど1枚の鉄板からくり抜かれた後の鉄屑として鉄鋼業界からは「ブランク材」と呼ばれていました。


陽の目を浴びず、活躍する機会がなかったブランク材。

無造作に捨てられていたその様子からは、まるで「日陰者なんて嫌だ!」と叫んでいるように思えました。

そんなブランク材の声をスラング用語[182=I hate you ]と掛け合わせ商品名としたのが、CAESU.SDGs OUTDOORの大人気商品、『廃材から生まれる焚き火台BLANK-182』です。


同年9月にはプロトタイプno.3である現在のBLANK-182が完成し、全国から廃材を集めるための軍資金としてクラウドファンディングを実施。

目標金額を大きく超える反響を呼び、「ゴミだったとは思えないデザイン性の高さ」や「環境問題に取り組んでいる姿勢」が高く評価され、同年12月2日より正式販売開始となりました。


『廃材から生まれる焚火台BALNK-182』は本来ならば陽の目を浴びない「日陰者達」でしたが

あたらしい舞台に立ち、多くのキャンパー達に癒しを提供するヒーローへ生まれ変わりました。




廃材から生まれる焚き火台BLANK-182(M)


商品情報:https://caesu.jp/products/blank-182

商品名:BLANK-182 -廃材から生まれるサステナブルな焚き火台- (S/M)

金額:Sサイズ:¥24,800 / Mサイズ:¥29,800 (税込)

サイズ:S : φ23cm/h34cm 1.6kg  / M : φ41cm/h34cm 3.9kg

素材:SUS304

原産国:日本新潟県燕市・三条市

「地球に恩をかえす」行動をもっと多くの人へ

今もなお、世界のどこかでは「これから商品として生まれ変わる表舞台に立つ者」と「これからゴミとして捨てられる日陰者達」に分かれて作られています。

CAESU.SDGs OUTDOORではその日陰者達、「ゴミや廃材」の二次利用を考え、仕入れや加工もエシカルな背景からキャンプギアを作るためのアイデアを提案し続け、環境問題に実直に取り組みSDGsを目標としたアウトドアブランドとして今後も精進して参ります。



------------------------------------------沿革--------------------------------------------

2022年12月:CAESU.SDGs OUTDOORの発足を決意

2023年9月:実店舗・オンラインショップを構え、同年12月には5,000人が集まるキャンプイベントへ出展。

2024年1月:レンタルサービス「CAESANAI.」開始

----------------------------------------企業概要------------------------------------------

会社名:株式会社LINPS

代表者氏名:代表取締役社長 常泉 隆太郎(ツネイズミ リュウタロウ)

事業名:CAESU.SDGs OUTDOOR (カエスエスディージーズアウトドア)

店舗住所:神奈川県大和市つきみ野4-5-1東急ドエルつきみ野ビレジB1-115号

店舗概要:平日09:00-19:00 / 土日08:00-19:00 /定休日:月曜日

TEL:046-244-4781

HP:https://caesu.jp

E-mail : info@caesu.jp


----------------------------------------代表紹介-------------------------------------------



常泉 隆太郎(つねいずみ りゅうたろう)

1992年青森県むつ市生まれ。年間50泊はキャンプをする富士山大好きキャンパー。

2020年にIT・Webサービスを開発する株式会社LINPSを創業、趣味のキャンプ中に自然との共存を考え環境問題に疑問を持ち始める。

2022年12月、アウトドア事業としてCAESU.SDGs OUTDOOR立ち上げを決意。

2023年9月に実店舗・オンラインショップを同時展開し事業開始。






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