あなただけの学習計画を届ける。「となりにコーチ」はどのようにして生まれたのか? ②共同経営者廣瀬との"劇的な"出会い
2019年9月1日、頭脳王3年連続ファイナリストの粂原圭太郎は、自身が運営するオンライン学習塾「粂原学園」を前身に、京都大学医学部医学科在籍する研究者をはじめ京都大学に在籍する学生をメンバーにくわえ、新たにオンライン個別指導塾「となりにコーチ」を立ち上げました。
本記事では、粂原圭太郎が粂原学園を立ち上げるに至るまでの軌跡や、となりにコーチを新たに始めるに至った経緯をご紹介できればと思います。
前回までのあらすじ
大学時代の家庭教師としての指導経験から、一人一人にあった学習法の重要性を実感した粂原。大学受験生にオーダーメイドの教育を届けるべく粂原学園を立ち上げる。
粂原学園の限界
生徒の指導実績も出始め、順調に運営が続けられていた粂原学園。
しかし、2020年に入って一つの課題が生じます。それは、コロナウイルスの影響でオンライン学習への注目が集まり、粂原学園への問い合わせが殺到したこと。粂原学園では大人数の指導が困難で、多くの入塾希望者に断りを入れなくてはならなかったのです。
オーダーメイドのカリキュラムに注目が集まり、需要が大きく拡大するなか、個人経営の粂原学園は全ての生徒のニーズに応えられませんでした。
「指導を求めている受験生がたくさんいるのに、教えてあげることができない」。
粂原はこの問題に対処するため事業規模の拡大を目指しますが、容易には進められず自分1人での経営に限界を感じて始めていました。
廣瀬との出会い
そんな中粂原は京都である経営者と出会います。
株式会社ENロジカルの代表、廣瀬哲人です。廣瀬は京都大学の医学部医学研究科に在籍する大学院生で、当時自分の研究分野である脳科学の知見を活かして、受験生の学びを効率化する事業に取り組んでいました。
2人は話を通じて、お互いの目指す理想の教育像に共感し意気投合します。
志望校までの最短ルートを提示する、効率的なオーダーメイドの学習計画の提案。具体的な問題ではなく、どうすれば覚えられるか、どうやる気を維持すればいいか、といったより根源的な学習の問題の解決。
十分な研修を受け、様々な学習ノウハウをもったコーチが、マンツーマンで指導にあたればこれらの価値を提供できるのではないか。
2人はディスカッションを通じてサービスの内容を鮮明にしていきます。
噛み合ったコンビ
さらに粂原と廣瀬は、2人で話していく中で自分たちのことを互いに補完し合う存在とみるようになりました。
粂原は、10年にわたる学習指導の経験とテレビ番組出演からくる知名度を持っていました。一方、廣瀬は研究時代のアカデミックな知識の蓄積と、経営に必要な高いマネジメント能力を持っていました。
「この2人が組めば、お互いの能力を補い高いシナジーを発揮できる」。
ついに2人は共に事業に取り組む決意をします。
2020年8月、粂原はENロジカルの取締役に就任。多くの受験生のニーズに応えるべく、新たなオンライン学習塾の立ち上げに動き出したのです。
となりにコーチの公式HP
https://tonarini-coach.com
ENロジカルの公式HP
https://en-logical.com
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