ベンチャー企業が実現したポスティング広告の課題解決システム。多くの声から生まれ、特許を取得した「SGPSポスティングシステム」の開発ストーリーとは
私たちはオールウィンコンサルティング株式会社はSGPSポスティングシステムによって、「効果測定の行える質の高いポスティング広告が当たり前の社会」を目指して活動しているベンチャー企業です。
2020年6月にビジネスモデル特許を取得し、2023年12月よりSGPSポスティングシステムのサービス提供を開始いたしました。
早速、2ヶ月無料トライアルをお申込み頂いたお客様からは、中小企業の規模ではオリジナルシステムの開発等は費用面で難しく、しかし「いつ・どこに配布したのか」「反響はどのくらいなのか」「不正は行われていないか」などがわかるシステムを導入したいと常々思っていました。という声を頂けております。
このストーリーではSGPSポスティングシステムの誕生の裏側について、代表の樋口敬道が振り返ります。
SGPSポスティングシステムとは
SGPSポスティングシステムは、「いつ、どこに配布したのか」「どのチラシに反響があったのか」がリアルタイムに分かり、配布者の不正もすぐに発見できるポスティングシステムです。
また、チラシカルテ機能にはチラシの配布状況や成果の発生した場所が記録されていきますので、ポスティングによってどのような成果があったのかを正確に計測することができ、分析結果を次回以降のポスティングに役立てることが可能となります。
ちなみに、SGPSの意味は(S)新(G)時代の(P)ポスティング(S)システムという意味で、タレントのDAIGOさんのネーミングセンスをお借りしています。
ポスティング効果に対する悩みの声を、開発のきっかけに
私は税理士法人を経営しておりますが、顧問先から「ポスティング広告を行っても成果がまったく出ない。本当に配布してくれているのかも分からない」といった声を多く聞いてきました。
この課題を解決するアイディアを実現させることにより、顧問先の業績アップに貢献できるかもしれないと思い特許申請したところ、特許を取得できたことが開発のきっかけです。
ポスティング業務のマッチングサービスとして開発したが、配布者の管理が課題に
はじめは、ポスティングを依頼したい企業とチラシを配布したい一般個人とを結びつけるサービス(おさんぽワークス)として開発しました。
おさんぽワークスは完全成果報酬のポスティングシステムというコンセプトでしたので、モニターとして美容室・エステ・マッサージ・ホワイトニングサロンなどの協力を得て、反響の出そうなチラシ作りからポスティングまでを自分たちで行ってみました。すると、予想どおりの反響が出たので、これはいけるぞと思っていました。
ところが、まったく実績のない中で完全成果報酬でポスティングを行ってくれる方は少なかったのです。そこで、最初の3回まで1枚配布あたり3円の最低保障をつけて運用していたところ、だんだんとチラシを配布した一般個人の方が本当に配布しているのかどうか怪しいケースが頻発するようになり、おさんぽワークスのサービスは失敗に終わりました。
クリアすべき課題が見え、SGPSポスティングシステムへの改良に着手
いま思えば当たり前のことなのですが、ポスティングをする配布者を管理するのは大変な労力を要することでした。チラシを郵送したのにポスティングしてくれない。期限までにポスティングしてくれない。虚偽のポスティング報告をしてくるなど・・。このような配布者への対応は本当に大変でした。
システム開発をすべて辞めようと何度も思いましたが、システムには自信がありましたので、チラシカルテ機能を充実させ、さらに、配布者の不正をすぐに発見できる機能を追加して、ポスティング業界で役に立つシステムにしていこうと考えました。
システムのさらなる成長と、ポスティングによるごみ問題への取り組みを目指す
パートナー企業を増やしつつ、「こんな機能があったらいいのに」「こんな風に改良して欲しい」というニーズに寄り添うことを大切にしていき、パートナー企業から多くの喜びの声をもらえるシステムに成長させていきたいと思っております。
また、効果測定の行えるSGPSポスティングシステムを利用したポスティングが、日本全国で当たり前に行われるようになることを夢見ています。
さらに、ポスティングにより発生する大量のゴミ問題についても取り組み、可能な限りリサイクルされる仕組みを考えていきたいと思っております。
SGPSポスティングシステム
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