フェムケアコンシェルジュが見つけた「伝わる」コンテンツ制作。3つの特徴で目指す、それぞれの最適解
はじめまして、株式会社k company CEO、フェムケアコンシェルジュの木川誠子です。当社は、フェムケア・セクシャルウェルネスを得意としたコンテンツ制作を行っています(当社ではフェムアート事業と呼んでいます)。
世の中にはすばらしいフェムケアアイテムがたくさんあります。けれども、そのすべてが知られているわけではありません。知ってもらうためには伝えていくことが大切です。その手段になるのがコンテンツ!フェムケア領域には、もっともっとコンテンツが必要だと感じています。
このストーリーではこれまでの経験から得た、「伝わる」コンテンツ制作についてお話していきます。
伝えたいことの9割は伝わらない。伝えるためにはどうする?
私自身、約20年の編集者、ライターとしてのキャリアがあります。その間、雑誌、書籍、カタログ、ウェブメディア、SNS、動画など、さまざまなコンテンツの制作に携わってきました。その中で感じているのは、伝えたいことの9割は伝わらないということ。
そう感じる一例として、日本におけるフェムテック元年である2020年から丸3年が経過し、その間、多くのフェムケアアイテムが誕生。さまざまなメディアで取り上げられる機会も増えています。「少しずつ広まってきているかな……」と、当社独自でリサーチをしてみても、女性の健康課題について「知らない」「わからない」、フェムケアアイテムについても「使ったことがない」という答えが多いです。また、フェムケアアイテムを展開するメーカー担当者さんからも、「なかなか認知が得られない」と、相談される機会が増えています。
当社も試行錯誤しながらコンテンツ制作を行っていますが、伝えるためには熱量とテクニックのバランスが重要だということはわかってきました。
熱量は想いに言い換えられますが、その想いがなければ伝わらないし、想いだけでも伝わらない。その想いを具現化するのがテクニックです。当社のコンテンツ制作には、プロジェクトごとに最適なバランスを見つけられる特徴が大きく3つあります。
特徴1.取材歴約20年から得た知見と最新情報の融合
当社のコンテンツ制作には、約20年の編集者、ライターとしてのキャリアで得た知見が活かされています。ちなみに、ウィメンズヘルスの領域でのコンテンツ制作歴は約15年、フェムケア領域は約10年になります。
そして、企画内容にあわせて産婦人科医、内科医、歯科医、精神科医など、さまざまなジャンルの医師、さらには、ダイエットや美容のエキスパートのみなさんにもお話を伺ってきました。会社設立後も取材・執筆活動は行っており、知識や情報のアップデートは続けています。そのため、最新かつ専門性の高い知識や情報をコンテンツに反映することができます。
特徴2.国内外問わず3000個以上のフェムケアアイテムを使っているからこその見極める力
フェムケアアイテムと聞くと、デリケートゾーンのケアや生理用品を思い浮かべることが多いと思うのですが、当社が考えるフェムケアは健康習慣のひとつです。つまり、適度な運動、栄養バランスを意識した食事、質のいい睡眠といった規則正しい生活習慣と同じだと考えています。そのため、ジャンルの定義も婦人科の定期検診や一般的な健康診断から、デリケートゾーンのケア、脱毛、生理用品、ホルモンケア、三大欲求に関すること、温活、腸活、菌活など、幅広く捉えています。
そして、これまでにそれらのアイテムやサービスを国内外問わず3000個以上使ってきています。ポイントは、なんとなく使っているわけではないということ。製品にはそれぞれ特性があります。その特性を知るための情報となる開発背景や想いなどをチェックしながら、取り入れてみて何を感じたか、どんな体感を得たかということも観察しています。だからこそ、製品の特性を見極める力が培われてきました。製品の特性を見極め力は、より効果的なコンテンツ作りにつながります。
特徴3.プロジェクトごとに最適なクリエイターをキャスティング
これまで多くの医師・専門家に取材をしてきたと同時に、多くのクリエイターとも仕事をしてきました。そして、クリエイターひとりひとりにも特性があります。
例えば、写真を撮るフォトグラファーでも、人物、物撮り、風景……と、得意とする領域が異なります。さらに、同じ人物撮影を得意とするフォトグラファーでも、ファッションなのか、ビューティなのか……と、さらにすみわけされていきます。
クリエイターは、コンテンツの最終的なアウトプット部分を担っている存在です。そのため、クリエイターの特性を理解したうえでキャスティングすることが重要。当社には、そのノウハウもネットワークもあります。
目指すのは、正解ではなく、最適なコンテンツ!
当社はこれらの知見や見解を基に、「わくわくする」「楽しそう」といった、感覚に働きかけるコンテンツ制作を行っています。感覚で得た情報は、今の自分を知るバロメーターにもなります。“五感を通して自分を知る”ことは、自分に必要なフェムケアアイテムを選ぶことにもつながっていきます。
感性の刺激に正解はありません。自分が心地いいと感じることが最適な状態です。これからもそんなコンテンツを目指して、制作し続けていきます。
セミナーやワークショップのオリジナルのプログラム制作から、フェムケアメーカーのオウンドメディアや一般メディアでの記事制作、フェムケアアイテムの製品リーフレット・カタログなど、さまざまなタイプのコンテンツを制作しています。
「こういうことがやりたい」という想いや考えを伺ったうえで、最適なご提案させていただきます。ぜひ、気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
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