それぞれの「わたしのウェルビーイング」を。激務時代を超えて心地よいブランド経営に辿り着いた「セラプル」「ウェレス」の誕生秘話とは。
ウェルビーイングプロデューサー平野宏枝が代表取締役を務める株式会社HIROE STYLE LABでは「ウェルビーイング」を軸に、さまざまな商品や体験を提供しています。
「それぞれが自分に合った<マイウェルビーイング>を見つけてほしい」との思いから、現在、展開するブランドは2つ。オーガニックとサイエンスを融合させたジェンダーレスビューティーブランド「CERAPLE(セラプル)」と、地球の恵みから生まれたライフスタイルブランド「Welles(ウェレス)」。
このストーリーでは、代表・平野宏枝が「ウェルビーイング」に辿り着いた実体験や、2つのブランドの誕生秘話、これからの展望についてご紹介します。
平野宏枝 HIROE HIRANO
株式会社 HIROE STYLE LAB CEO ウェルビーイングプロデューサー/ フェイシャルセラピスト
葉山とカリフォルニアの海のあるデュアルライフを通して、「ウェルビーイング」を軸とした日常の豊かさにつながるモノやコトを創造し、自分らしい女性の生き方をサポートする活動をライフワークとする。
10万人以上にアドバイスしてきた経験を活かし、誰かの日常のときめきを彩れるようなスキンケアジェンダーレスブランド「CERAPLE(セラプル)」やライフスタイルブランド「Welles(ウェレス)」を立ち上げる。自ら一貫してディレクションしたアイテムは、ベストコスメ・ミリオンセラーを更新。カリフォルニア観光局公認PRとしても活動し、著書に 『気持ちいい毎日を生きるLAスタイル』がある。
激務な生活から、カリフォルニアとの2拠点生活を期に変化が。「ウェルビーイング」との出会い。
はじめに、代表・平野宏枝が会社のコンセプトである<ウェルビーイング>というキーワードに出会ったきっかけから。この実体験から「CERAPLE(セラプル)」や「Welles(ウェレス)」が生まれました。
「ウェルビーイング」とは?
「ウェルビーイングとは、“持続的な幸福。自分らしく心地よく生きること”。
特別なことというよりは、どちらかいえば日々の暮らしのなかで積み重ねるもの。日本語のニュアンスが難しいのですが、私のなかでは“幸せ”や“ハッピー”ともまた違って、もう少しニュートラルなイメージ。中庸な自分の状態を保つ、というのが近いかもしれません。 」
「ウェルビーイング」との出会いは?
「私は美容に関する仕事を長くしていたのですが、“今を味わう”とは程遠い、超激務の毎日を送っていました。なんだか心の奥底が満たされない感覚をいつも抱えていたような気がします。今思うと、一つ一つ大きな仕事を達成しては自分の鎧を重ねていくような感覚で、自分が思う以上に重たいものを背負って疲れてしまったのかもしれません。
<ウェルビーイング>というキーワードに出会ったのは、今から10年ほど前。ちょうど、そんな生き方に疑問を持ち始めた時でした。
カリフォルニアとの2拠点生活をスタートしたことをきっかけに、そこからまず自分の生き方を俯瞰して向き合い、余白を意識しました。今まで味わったことのない開放感、出会う人や街の空気やバイブス、すべてが今まで知っている忙しい日常とは違い、まさに“ウェルビーイング”なライフスタイルとの出会いでした。」
醤油粕由来の<天然ヒト型セラミド>との出会い。効果性と環境への配慮を両立。<セラプル>誕生の裏にあった自身の経験。
<セラプル>誕生のきっかけは?
「ラスベガスで行われた世界最大といわれるビューティー展示会で、このセラミドの原料の展示をプロデュースをしたのがそもそもの始まりでした。私は小さな頃からアトピーに悩まされていたのですが、実際にこの成分が配合された化粧品を使い出して症状が改善された経緯があり、展示会ではわたしの肌のビフォアー、アフターの写真を展示をしたほどです。
<天然ヒト型セラミド>は、世界で初めて、化学成分ではなく、天然素材から発見された人と同じ分子構造を持つセラミド。さらに、本来は捨てられてしまう醤油粕を使用しているので、環境にも優しくサステナブル。これだ!と直感し、研究機関のサイエンス力とオーガニック成分をブレンドして、日常の潤いやときめきをテーマとした<セラプル>を立ち上げました」
最初に開発したのは、どの商品ですか?
「まず開発したのは、セラミドをたっぷり含んだ<ラグジュアリーオイルセラム>。ジェンダーレスでどんな肌質の方でも使用できる美容液です。以前の自分のように忙しい方にこそ使ってほしかったので、色々なものを使わなくてもこれ一本で完結するオールインワン美容液にしました。
私自身の実体験を詰め込んで試作を重ね、販売を開始すると大ヒット!雑誌の『VOGUE』や『an・an』などでベストコスメ賞をいただき、今でもリピートしてくださる方がたくさんいらっしゃいます」
写真左からアイテムごとにテーマを決めて開発。、クリアリングバスソルト(リリース)、ラグジュアリーオイルセラム(デュアルバランス)、アイゾーンオイルバーム(チャージ)。
コロナ禍から、人の内側へ着目。初めての試みも多くあった、ヒーリングがテーマの<ウェレス>誕生秘話。
<ウェレス>はどのようにして誕生しましたか?
「2つ目のブランド、地球からの恵みをテーマにした<ウェレス>が誕生したのは2020年。コロナ禍へと入り、人々が外側よりも家の中や自分自身の内側に目を向け始めた時期でした。
私自身、幼少期の頃から鉱物が好きで、コロナ禍の時にキャンドルに癒されていたんです。そこから着想を得て、鉱物を埋め込んだキャンドルをアイコンに新しいブランドを立ち上げました。
“ウェルビーイング”と“レスイズモア”(余白を作り、ありのままの自分や豊さを大切にすること)という言葉をかけて「Welles(ウェレス)」。コロナ禍を経て、癒し、ヒーリングといったキーワードを大切にする人たちが増えた気がします。自分を大切にし、大切な人も大切に。そうすると、自然と地球を大切に…と、すべてが循環し、優しさが繋がっていくと考えています。」
開発に苦労はありましたか?
「実は私は、高校生の頃から自作のノートに化粧品の成分や使い心地、How toをまとめていたほどのコスメフリーク。当時もさまざまな美容化粧品を片っ端から試し、自分を実験台にして施策を重ねて身体に負担がかかってしまうこともありました。こだわり抜いて納得のいくものをつくりたいという思いがベースにあるので、今思い返すと苦労という苦労ではなかったのかもしれません。
また、<ウェレス>のキャンドル創作では、1000個のクリスタルを鉱山から取り寄せ、一つ一つ選び、工場へ出向いて熟練した職人の方々と創作しています。時間や愛情をたっぷりかけているし、私自身も初めての試みだったので、百貨店1階での鉱物の販売が初とのことで宝飾証明書を取得したり、販売の許可取りがなかなかできないなど、それなりに大変なこともありました。
想いへの共感から仲間も多く集まり、ブランド経営も「ウェルビーイング」に。
ブランド経営はどのように行ってきましたか?また、これからの展望はありますか?
「ブランドの立ち上げから、商品開発、PRまですべてのプロセスをディレクションし、ブランド経営を行ってきました。すべてのプロセスに自分が責任を持つ必要があると感じてやってきたことです。
ですが、私自身やブランドの想いを伝え続けていくことで、どんどんブランドを手助けしてくれる仲間たちが、自然と集まってきてくれたんです。
これが、のちのウェルビーイングなチーム結成につながりました。
現在、<セラプル>と<ウェレス>、2つのブランドは、私の想いに共感して集まってくださる人たちに支えられています。私にとってチームの皆は単なる仕事だけをお願いする関係性ではなく、人生を共に豊かにする仲間たち。
“共に心地よく生きる”をテーマにしたオンラインコミュニティ『JOYFUL VILLAGE』も主宰しているのですが、子育て経験もあるメンバーも多く、妊娠中から出産前後も含めて、本当にたくさん助けていただきました。
ブランドとしても自分自身の活動としても、携わってくれるチームの一人一人がよりサステナブルに、お互いのウェルビーイングを尊重できる形を模索して進んでいます。」
自身の経験からも強化された、女性たちへのウェルビーイングを高めたいという想い。
これから、活動を通して表現していきたいことは?
「人生には、リズムや波があるもの。つねに幸福感や充足感を感じて生きることは簡単なことではありません。つらいことや悲しいことを経験しながらも、それを実感するには日々の選択やささやかな積み重ねが大きな意味を持つと思うのです。
実は私は一昨年、流産を経験しました。その時は本当に辛く暗い日々を過ごし、自分の気持ちをどう前向きに持っていったら良いのか分からなくなっていました。
でも今は、そうして自分と向き合った時期があったからこそ、より一層強く、“女性サポートをしていきたい”、“女性のリズムに寄り添っていきたい”という想いを持ち、活動を続けています。
ウェルビーイングを高めるサポートをして、幸せな人をふやすこと。エネルギーの高いモノやコトをクリエイトして、世の中の雰囲気まで、明るくしていくこと。
<セラプル>や<ウェレス>の商品が、お客様それぞれのMY WELL-BEING=自分自身の心地良いバランスを見つけるツールとなれば、こんなに嬉しいことはないと思います。」
世界への挑戦も計画中。日本人に受け継がれてきた「ウェルビーイング」の感性を広げるために。
今後の展望は?
「ブランドを通して、地球からの恵みをテーマに、環境問題へのアプローチや癒しリトリートの企画などを考えています。
そして次のフェーズでは、日本の良さを海外に向けてクリエイトしていくことも計画しています。
日本人は昔から、『ケ』=日常を整えて、『ハレ』の日を迎えていました。 日常を整える行為を積み重ねていくことで暮らしが成り立っていたし、それが、1人1人のその人らしい光を輝かせていました。
それが、本当の意味での日本人の“ウェルビーイング”のTIPSなのではないかと思っています。私のモノ作りには、その感覚が反映されています。
今年の春には、<グラウンディング>をテーマにした『ジャパニーズボタニカル』をキー成分とした新商品が販売スタートする予定です。地球や自然とつながれるような、そんな商品づくりを重ね、“日本のウェルビーイング”を海外に展開していけたらと考えております。」
最後にメッセージがあれば、お願いします!
「私自身、2023年夏に母となり、ブランドも自身の活動も、新しいフェーズを迎えようとしています。
この春にも<セラプル>や<ウェレス>から新商品を出したり、ほかのビューティーやヘルス関連のブランドを集めて主催するイベント『MY WELL-BEING』を企画しています。
次のイベントテーマは“NEW ME〜新しい自分との出会い”。
私自身、初めて母となったことで見える世界も、またがらりと変わりました。
皆様、イベントでぜひ、お会いしましょう!
あなたにとっての“NEW ME”を、見つけに来てくださいね。」
<伊勢丹新宿イベントについて>
「HELLO!NEW ME!〜新しい自分との出会い〜」をテーマに。3月20日(水)から1週間。
新宿伊勢丹本館地下2階のビューティアポセカリーにてイベントをプロデュースします。
2024年3月20日(水)~3月26日(火)
伊勢丹新宿店本館地下2階 ビューティアポセカリー/パーク 書籍&プロモーション
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/beauty/apothecary/shopnews_list/shopnews044.html
あなたのマイウェルビーイングを考えるきっかけや、日々の暮らしに取り入れられるTIPSを提案します。
春に向けて、新しい自分へマインドセット。はじまりの時。自然界では、眠りから目覚める時です。
エネルギーに満ち、自分らしく生きるために。
春を迎えるあなたへ、日々の体と心の整え方、自分の魅力を知る方法などをお届けします。
約10ブランドが集結し、エネルギーの高い人とモノと出会える時間を。ビューティー、ライフスタイル、フードなど体が心が喜ぶアイテムたち。期間中は、トークショーやワークショップ、またブランドオーナーが店頭に立ち、直接お客さまにご提案させて頂きます。
しあわせの尺度や感度は人それぞれ。これからも心地よさを感じるあなたの「マイウェルビーイング」の引き出しを増やすことのお手伝いができたら幸いです。
Thank you
writer / Rie Hayashi
お問い合わせ 担当:本田
info@hiroemake.com
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ