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開発者にインタビュー“日常をもっといいものに。” 気分転換アプリの開発秘話

著者: 株式会社GOCCO.


リリースから半年が経ったみんなのゆるネタ集合アプリ『ラムネ』。

ユーザーからの意見を積極的に取り入れ、アプリを快適に使ってもらえるようにブラッシュアップを繰り返し、現在は新規ユーザー獲得のための新しい施策を打つ段階に来ています。

7月には日常を独創的に楽しんでいるクリエイターの様々な感性から生まれるゆるネタや記事を発信する『ラムネゆるネタリアン祭り』というイベントを行い、今までラムネを知らなかった方々にもアプリの魅力を広めることができました。


今後もますます多方面に活動を広げるラムネですが、今回のPRTIMES STORYは原点にもどり、なぜ「気分転換」をテーマにしたのか、どのような思いがありアプリを通して何を伝えたいのか をお届けしようと思います。

前回に引き続きラムネ編集部の山岸が、ラムネアプリ開発者である大阪ガスの富田さんに開発秘話や”思い”などのストーリーを深掘りしてインタビューしていきます。


■ 開発秘話

第一回目のPRTIMES STORYでラムネは「大阪ガスの新規事業創造プログラムから生まれたアイデア」ということでしたが、そもそもなぜ「気分転換」をテーマにしたのでしょうか?

富田:私の同年代の友人の中に、家と職場を行ったり来たりの毎日に悩んでいる方が何人かいたんですが、その方々をどうやったら助けてあげられるか。チームメンバーも一緒になって、あれこれ考える中で、このテーマに行きつきました。

少しでも気持ちを切り替えるきっかけづくりをすることで、そんな日常をもっといいものにできるのではないかと考えました。


ラムネ開発者の富田さん


なぜ「気分転換」と「ゆるさ」を組み合わせようと考えたのでしょうか?

富田:実は、最初から「ゆるさ」を意識していたわけではないんです。

当初は、気分転換のアイデアをレコメンドしたら、すぐにアクションを起こして欲しいと思っていました。

ところが、開発段階で、実際にアプリを使ってくれた方々のリアルな声を聞いていくなかで、もっとユーザーに寄り添うことが必要ということが分かってきて、重要視するようになりました。


「ラムネ」の開発を進めるに際して一番大切にしたもの(こだわり)とは?

富田:"少しでも気持ちを切り替えるきっかけづくりをすることで、何気ない日常をもっといいものにしたい"という私が実現したい世界観にはこだわっています。

ユーザーから、本当に色々なご意見やご提案をもらっていますが、ここだけはぶらさないように意識していますね。

 

「ラムネ」の開発の担当に任命された当初のお気持ちをお聞かせ下さい。

富田:アプリを開発した経験があるわけでもなく、これから何をすればいいのかも正直よく分かっていませんでしたが、不安は全くありませんでした。

自らが考えたサービスの事業化に挑戦できるというワクワクしかありませんでしたね。


いざ、開発が始まった時、現実と理想のギャップのようなものはありましたか?

富田:一番大きかったのは、表現一つ、色合い一つ、デザイン一つで、ここまでユーザーが受ける印象は変わってしまうのかということですかね。

私の予想とは全く違う感じ方をされたり、使い方をされたりするので、アプリサービスを作る難しさを痛感しました。

それもあってか、ユーザーにいいね!と言ってもらえた時の喜びも、想像以上に大きかったですが。

■「ラムネ」の機能と施策について

なぜ「ラムネ」にはフォロー機能が存在しないのでしょうか?

富田:一般的なSNSのように、フォロー数が気になるので自分をよく見せようと考えてしまうことを避けたいと思っているからです。

いわゆるメッセージのような、直接コミュニケーションを取る機能も入れていないのですが、それも同じ理由です。


その時の気分って結構複雑で色んな種類の気分があると思いますが、なぜ敢えて「ON」と「OFF」の2つのスイッチにしたのでしょうか?

富田:この2つのスイッチにする前は、その時の気分を直接入力してもらったり、もう少し多くの選択肢の中から選んでもらうような仕様にしていたんですが、おっしゃる通り、気分は非常にあいまいなもので、今の気分は?と聞かれても、入力や選択ができないという声が多かったんです。

そこで、大きく2つであれば、カテゴリー分けできるのではと考えて、今の仕様にしました。


当初あった「アレンジ投稿」や「やってみた」ボタンをなくしたのはなぜですか?

富田:どういう時に使うボタンなのか。またそれぞれどう違うのか。このあたりが理解されにくいということが分かったからです。

表現の問題もあったかと思うのですが、アプリの使われ方をヒアリングする中で、なくしても問題ない機能だと感じたので、なくしました。


6月のアップデートで「最新」タブがなくなり、「お題」機能に特化したUIになりました。「お題」を全面に出すよう変更したのはなぜですか?

富田:ラムネにとって、お題は大切な機能なのですが、その位置付けというか役割を、しっかり理解してもらえていなかったからですね。

お題を前面に出したことで、サービスの世界観が伝わりやすくなったと思います。特に、初めて利用されるユーザーには。


最後に、これからの「ラムネ」の展望と野望をお聞かせ下さい!

富田:まだまだ、本当にリリースをしたばかりで、改善できる部分はたくさんあるので、これからもユーザーの声をしっかり聞きながら、サービスを磨いていきたいです。ラムネを使って、日常生活を元気に過ごせる人が、今より少しでも増えてくれたら嬉しいですね。今後のサービス展開も、だいぶ明確になってきているので、しっかり準備していきたいと思っています。


いかがでしたでしょうか。

編集部側の私も舞台裏を覗くような新発見のあるインタビューでした。

富田さんの芯の通った世界観のこだわりと、ユーザーの意見に積極的に耳を傾けアプリを成長させる姿勢の融合により、アプリがますます魅力的に磨かれていくのかなとワクワクしました。

今後のラムネアプリの進化にもご注目ください!




ラムネPRtimes story バックナンバー

  1. 大阪ガスの新規事業創造プログラムで生まれた、日常に”ゆるさ”をもたらすアプリ「ラムネ」に込める思い
  2. リリースから4ヶ月後の大型アップデート ゆるい気分転換アプリ「ラムネ」の課題と施策


「ラムネ」アプリの最新情報はこちら

ラムネのダウンロードページ

※2020年8月現在iOS版のみ




公式サイト:ramune.app

公式ブログ:https://note.com/ramuneapp

Twitter:https://twitter.com/ramuneapp

お問い合わせ先:https://ramune.app/contact.html


 

運用元:ラムネ編集部

NEXT TREND(⼤阪ガス・新規事業創造ユニット)

NEXT TREND は、“次のあたりまえを創る”という理念のもと、世の中にない新しい価値を探索し続ける、⼤阪ガスの新規事業創造ユニットです。Daigasグループ全体のイノベーションを牽引しているイノベーション本部内において、既存事業の枠を超えた新たなサービスを⽣み出すことに特化して活動しています。ユーザー起点で考えることを重視し、社内外とのコラボレーションを通じて、サービス開発を⾏っていることが特徴です。

 

株式会社GOCCO.

「楽しさぞくぞく開発中」をコンセプトに、モバイル〜WEB〜IoTまで横断的なサービス開発から⼦ども向けワークショップの企画・運営など、幅広く事業を展開。常にイノベーティブな「新しい楽しさ」を追求し続けています。








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