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次世代リーダーによる「未来討議」(ユースセッション)のインパクト ―「SFTカンファレンス2024」が目指したものとは

著者: 独立行政法人日本スポーツ振興センター


官民協働で推進する日本のスポーツ国際交流・協力事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」(以下「SFT」)。独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC:JAPAN SPORT COUNCIL)は3月6日(水)、令和5年度スポーツ庁委託事業「ポストSFT推進事業」の一環として、そのシンボルイベントである「SFTカンファレンス2024」を開催しました。

「SFTカンファレンス2024」イベントレポート(PR TIMES)

「SFTカンファレンス2024」サマリー動画(SFT公式YouTube)


 次世代リーダーによる「未来討議」(ユースセッション)で締めくくられた本カンファレンスは、これからのスポーツ国際交流・協力を担う若々しいエネルギーに満ち溢れていました。


 企画した担当者はこのイベントを通して何を目指そうとしたのか。今後、この分野ではどのようなことが求められているのか。今回はSFTカンファレンス2024の企画・運営を担当した、JSC総合企画部連携企画課(SFTコンソーシアム事務局)職員の山田直樹と森元直施に聞きました。

SFTカンファレンス2024の運営を担当した山田直樹(左)と森元直施(右)

SFTカンファレンス2024の位置づけとねらい

――― 今回の「SFTカンファレンス2024」はどのような位置づけで開催されたのですか?


山田直樹: 官民協働でスポーツ国際交流・協力を推進するSFTコンソーシアム(SFTC)では、スポーツ国際交流・協力に関心を有する国内スポーツ関連団体、地方公共団体、民間企業、教育・研究機関、NGO/NPOの皆様が一堂に会し、国際動向や主要トピックスを通してこれからの世界との向き合い方を考える場として、「SFTカンファレンス2024」を開催しました。

 今夏はフランスでパリオリンピック・パラリンピックが開催されます。SFTが継承する東京2020大会のスポーツ・レガシーをパリ2024大会の先へと繋げていくために、いま何が求められているのか。国際的な専門家や研究者、国内外での実践者による情報提供や事例発表、様々なフィールドで活躍する次世代リーダーによる「未来討議」(ユースセッション)を通して、SFTにおけるこれからの針路やアクションを考える機会にしたいと考えました。特に、昨今の国際情勢や国内状況のなかで、私たちがスポーツを通じて世界や社会とどのように向き合うのかを、若い世代の方々を交えて考える良いタイミングだと思いました。


 そこで、「Youth(若者)」の視点・経験・対話を基本コンセプトに据えて、イベントプログラムにその象徴としての「未来討議」(ユースセッション)を設けました。このセッションには、ザンビア、タンザニア、カンボジア、ケニアなどでスポーツ国際交流・協力活動に参画している次世代リーダーの方々、フェンシングを通じて世界と向き合ってきたトップアスリートに登壇いただきました。モデレーターも、同じ世代の方を登用したいと考え、スポーツを通じた社会課題解決を推進するローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団の篠原果歩さんにお願いしました。余談ですが、篠原さんは、以前JSC(SFTC事務局)にてインターンをしていたご縁もあり、ご多忙のなか今回の依頼に快諾をいただきました。また、登壇者だけではなく、参加者にも若い方々が多く参加いただけるように呼びかけました。


第3部:スポーツ国際交流・協力「未来討議」(ユースセッション)登壇者

●篠原果歩 (ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団 Programmes and Grants Manager)

南アフリカ元大統領ネルソン・マンデラの「スポーツには世界を変える力がある」をモットーに、2000年から英国を拠点に活動するローレウス唯一の日本人職員。スポーツを通じて女の子への支援を行う「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」事業マネージャーとして、国内向けの助成金や研修、イベントなどを全体統括する。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2022」ソーシャルインパクト部門、「オバマ財団アジア・太平洋リーダーズプログラム2023」選出


●中村悠人 (筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 スポーツ・オリンピック学位プログラム)

ザンビア生まれ広島育ちの日本とザンビアのミックス。大学4年時に、National Sports Council of Zambiaでのインターンシップや女子サッカーチームでのボランティアを行い、チームのマネジメントと選手の発掘に興味をもつ。現在は、「ザンビア女子サッカーの選手発掘とハイパフォーマンス」について大学院で研究を行っている



●渡邉ありさ (一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構海外事業担当)

ガーナで看護師として医療ボランティア活動の経験あり。スポーツを通じて世界が繋がる瞬間に感銘を受けJ-ABSへの加入を志願。現在は、国内で本職の看護師をしながら、プロボノとしてJ-ABSで活動中。中高6年間ソフトボール部に所属しており、その経験を活かして、第11回タンザニア甲子園大会にて、スコアラー講習、女子ソフトボール守備強化練習の講師を担当


●土井智弘 (元SOLTILO Cambodia)

2000年大阪生まれ、桃山学院教育大学人間教育学部→SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL CAMBODIA。大学一年生時にカンボジアのスタディツアーに参加し、大学卒業後SOLTILO CAMBODIAでサッカーコーチ、スイミングコーチ、幼稚園での体育指導などに従事




●平塚里奈 (一般社団法人 A-GOALケニア支部リーダー)

2001年宮城県生まれ。東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻所属。映画の影響で途上国での活動に興味を持ち、大学では国際協力を専攻。その中でスポーツを通した国際協力に関心を持つようになり、2022年10月よりA-GOALでのボランティアメンバーに参加。翌2023年5月にケニアに渡航し、現地でキベラA-GOALリーグの運営に携る



●久良知美帆(城北信用金庫 フェンシング/フルーレ選手)

1993年5月21日、福岡県生まれ。フェンシングとの出会いは中学校3年生の時。最初は週1回の習い事感覚からスタートしたものの、JOCエリートアカデミーからのスカウトをきっかけに人生の中心がフェンシングとなっていった。中学卒業とともに上京し、学生時代は多くの国際大会で成績を残した。城北信用金庫には2016年4月入庫。社会人アスリートとして、オリンピック出場を目標に競技に励む



――― その成果はいかがでしたか?

山田直樹: ひとことで言えば、「想像以上」の反響でした。おかげさまで、スポーツ国際交流・協力に関心を持つ大学生や高校生にも参加いただくことができました。事後アンケートをみると、本セッションに関して、「若者らしい活発な議論・発言を聞くことができた」、「若者が参加し、発言できる機会はとても貴重。進行も上手で、色々な意見が聞けて興味深かった」、「リアルな活動やそれぞれの思いに共感ができた」、「ユースの声が届けられたこと、ユースの声を聞こうとするコメントがあったこと、アクションにつながる方向の議論にいったこと(が良かった)」、「次世代を担う人たちが、理念をしっかりと持って、壁にぶつかりながらも仲間とともにしなやかに前に進もうとする姿が素晴らしいと思った」といったフィードバックをいただきました。


 さらに担当者として嬉しかったのは、「若い世代が軽々と国境を飛び越えている姿を見るのは刺激になった」、「ユース世代のまっすぐな気持ちがよく伝わってきて、自分も頑張ろうと刺激が得られた」と、参加者自身の今後のアクションへの動機付けに繋がったことです。登壇者の一人が、「違う国で活動している同年代の方たちと話すことで、今後はより国際協力の質も上がっていくし、誰かが頑張っていることで自分も頑張ろうと思うことができた」と話してくれたことも含め、本セッションから色々な化学反応が起きたことがよく分かり、企画して良かったなと思いました。


スポーツ国際開発に特化した人材養成機関「IDS」とは

――― 今回は、「スポーツ国際開発」という分野を専攻する大学院生も参加していたとうかがいました。


森元直施: 本カンファレンスには、スポーツ国際開発学共同専攻(IDS:Joint Master’s program in International Development and Peace through Sport)の大学院生7名が参加しました。IDSは、筑波大学、鹿屋体育大学、日本スポーツ振興センター(JSC)の三機関が共同して、スポーツを通した国際開発と平和に関する実践的能力を養う教育プログラムを提供する、スポーツ国際開発に特化した人材養成機関です。

 IDSによれば、スポーツは社会開発のための重要なツールとして国際社会において認識されており、教育、ジェンダー、貧困、健康、平和構築など社会課題の解決に、スポーツを通じた活動が広がるなか、より高度な知識と能力を備えた人材が必要とされています。


IDSが掲げる4つの教育目標

  • 国際情勢と政策および国際的な開発課題に対する知識と分析力の獲得、使命感の育成
  • グローバルな俯瞰力と実践現場で発揮できるリーダーシップ能力の習得
  • スポーツ・体育・健康に関する基礎的知識と実践力の向上
  • 国際貢献のためのコミュニケーション力とマネジメント力の向上

出所:スポーツ国際開発学共同専攻ウェブサイト


JSCでは毎年、IDSの大学院生が実践的に学びを深め、その後のキャリア開発につながる経験やコネクションを得るための機会を提供しており、SFTは提供されるプログラムの一つに位置づけられています。スポーツ分野における我が国唯一の独立行政法人であるJSCならではの活動フィールドや実践的知見、人的交流の機会が提供される点に特長があります。


――― 参加した大学院生は、何をどのように学んだのでしょうか?


森元直施: 私たちも、それを知ることで今後の企画に繋げたいと考え、本カンファレンス終了後、筑波大学大学院スポーツ国際開発学共同専攻(IDS)に所属する大学院生・阿部祐佳(あべ・ゆうか)さんに、参加した「思い」やそこでの「学び」について話をお聞きしました。


阿部さんは、先ほど述べた「JSCプログラム」を履修した一人。SFTにおけるASEANパラゲームズへの日本人審判員派遣(SFT公式YouTube)のフォローアップとして2023年9月に実施された、カンボジアのパラスポーツ関係者を対象とした国内招へい事業の運営にも携わっていただいた方です。

カンボジア国内招へい事業の運営に参加する阿部さんの様子

カンファレンスに参加して再認識した「スポーツでつながる」価値

森元直施: 阿部さんが最初に話をしてくれたのは、「スポーツでつながる」価値についてでした。


「スポーツを通じた地域発展事業、ルワンダやインドでのスポーツ交流の経験から、私がスポーツを通じた国際貢献・交流事業において特に重要視しているのは「人とのつながりの創造(ソーシャルキャピタル)」、そしてそこから生まれる「主観的ウェルビーイングとコミュニティへの帰属意識」です。スポーツ庁長官表彰を受賞したSeeds西野さんの発表では、「サッカーを通じて世界のつながりの総量を増やしていく」ことをビジョンとして掲げていたのが印象的でした。発表の中で、「スポーツという共通項で世界のつながりを感じることができるようにする、またそのつながりが平和構築につながる」という言葉がありました。これは私が感じていた国際交流における「貢献の実践価値」と類似していて、それを実践の場で実現していることを知り、「スポーツでつながる」価値の再認識につながりました。」


ルワンダの子供たちにハンドボールを教える阿部さん

(写真提供:阿部祐佳さん)


 阿部さんは、Seeds西野さんの取組には、スポーツを通じた交流だけではなく、学校訪問など、他国の文化を知ることのできる活動も含まれおり、西野さんがその中での「ごく普通の『違い』を経験する」ことを強調していたことにも注目し、


「スポーツ国際交流事業は、何か特別なことではなく、異なる文化や背景の中で育った人々がスポーツという共通項でつながり、お互いの違いを経験するというシンプルなことで、しかし、そのシンプルなつながりが異文化理解や平和構築につながること、そのつながりを作るのにスポーツが有効であるということを改めて認識できた」

とおっしゃっていました。



スポーツの無形価値をどのように可視化し、表現していくか

森元直施: 普段は筑波大学IDSでスポーツ国際開発を理論面から学んで研究をしている阿部さんですが、国際動向セッションで英国からオンライン登壇した、マンチェスターメトロポリタン大学経営学部スポーツマネジメント領域教授の井上雄平さんのプレゼンテーションも得るものが多かったそうです。


 井上さんの「スポーツにおける社会的インパクト評価の枠組み」の発表はとても大きな学びと発見がありました。昨今、スポーツの価値が謳われている中で、私はスポーツの価値が「無形」の部分に大きく存在していると考えています。スポーツを通じた開発の研究分野に携わる身としては、それをどのように可視化し、表現していくかがとても重要であると感じていました。今回発表のあった「社会的インパクト」はまさに、私がスポーツにおける大きな価値だと考えているものです。これらを評価する枠組みを学べたことは、今後の研究や自分自身がスポーツを通じた活動を実施していく中で非常に参考になりました。この枠組みを用いた評価に取り組むことは、今後のスポーツ国際開発分野の学術面の発展につながることが予想されますし、井上さんの発表にもあったとおり、スポーツへの投資の重要性の根拠を示すことで、「sport for all」の実現と発展にもつながると思います。



ユースセッションに登壇した同世代との交流と対話

森元直施: 阿部さんが本カンファレスに参加して得たもう一つの収穫は、カンファレンス会場での同世代との交流だったそうです。特に、第3部の「ユースセッション」に登壇した、スポーツ国際交流・協力活動を実践する次世代リーダーたちからは大きな刺激を受けたようです。



「ユースセッション」があったのは良かったです。次世代を創るユース年代の人々がこのような場でつながり議論を広げることは、この先のスポーツ分野の発展に大きな意味を持ちます。ユースセッションで登壇された同年代の方の活動を知れたことで、対話のきっかけが生まれました。同じ分野であってもなかなか交流することが少ない中、とても貴重な機会と思い、積極的に声をかけました。特にA‐Goalの平塚さんとは、現在の活動や国際交流に向けた今後の展望などについて意見を交わすことができ、同年代の同じ専門分野の方と新たなつながりを作ることができました。


今後は、意見交換する場、横のつながりを創出する場をもっと増やすことができたら、より活発なスポーツを通じた開発につながっていくと感じました。今回は参加者同士のコミュニケーションは休憩時間に委ねられていたと思いますが、プログラムとして交流の機会の創ってもよいかもしれません。私はこれまで、SFTのセミナーや交流会に参加して、普段交わることのできない人々と交流することの重要性や、参加者から話を聞くことの必要性をとても感じています。ただ参加者全員がスポーツを通じた開発分野に精通しているわけでなく、高校生などその分野についてまだ知見が多くない方や、事業を行ってない方にとっては、交流を図ることが難しいかも知れません。例えば、簡単なリクリエーションやスポーツ国際開発の問題についてチームで考えるなど、交流のきっかけとなる場を作ることを一参加者として提案したいと思います。


SFTにおける「学び」と「実践」の相互作用

――― 森元さんはIDSの修了生の一人として、現在の仕事に就いていますが、ご自身の経験も踏まえて、この分野について学ぶ意義は何だと思いますか?


森元直施: 日本では「スポーツ国際開発学」を専攻できる大学院は希少です。なかでもIDSは座学から実践まで、スポーツ国際開発に関わる幅広い経験ができるところが特長だと思います。特に、4か月にわたる海外現地NGOでのインターンやJSCプログラムなど、自身のキャリアプランに合わせた活動が選択できます。現に私は在学時代のJSC(SFTC事務局)でのインターン経験があり、現在の仕事に繋がっています。


 IDSは同大学のスポーツ・オリンピック学学位プログラム(TIAS)とも連携があることから、グローバルな人材に囲まれた環境で勉学に励むことができる部分も大きな魅力だと思っています。それらの点も踏まえ、「スポーツを通じた国際協力に従事したい」「スポーツを通じた社会貢献に携わりたい」などスポーツの価値を社会のために活用したい・研究したいと考えている方々にとっては、学ぶ意義が非常にあると思います。


 今回、私自身が運営に携わったSFTカンファレンスに7名のIDSの大学院生が参加し、阿部さんのようにとても有意義にこの機会を活用していただけたことは、IDSの一OBとしても、JSC(SFTC事務局)職員としても、とても嬉しく思いますし、今後も多くの学生に「学び」と「実践」の相互作用を体感してもらいたいと考えています。


――― 最後に、今回の成果を踏まえ、次回のカンファレンスやSFTコンソーシアムの今後の展開に向けた意気込みを聞かせてください。特に、スポーツを通じて世界とつながり、社会の課題に向き合おうとしている若い世代の方々や応援している方々へのメッセージもお願いします。


山田直樹: 2021年に開催された東京2020大会終了後に、新たなフェーズとしてスタートを切ったスポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)も今年で3年目を迎えます。国際的には、UNESCOのカザン行動計画(2017)を経て動き出した「Fit for Life」イニシアティブや持続可能な開発目標(SDGs)への貢献など、スポーツの力を活用して、持続可能な社会や共生社会の実現に向けた国際的な取組が進められるなか、日本としても様々なスポーツを通じた国際交流・協力に一層取り組むことが期待されています。

 そのような動きの中で、これまで取組をリードしてこられたアクターの方々はもとより、今回のカンファレンスで新たに繋がった団体や若い世代の方々に参画いただき、また多様な専門分野の方々とも協働しながら、SFTをさらに推進していきたいと考えています。



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日本スポーツ振興センター(JSC)が運営を行うスポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)コンソーシアム事務局では、国内スポーツ関連団体や地方公共団体、民間企業、大学、NGO/NPO など、SPORT FOR TOMORROWの活動を共に推進いただける方、スポーツを通じて世界とつながり、社会の課題と向き合う「次世代リーダー」を応援していただける方のご参加をお待ちしています。


スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)の詳細はこちら

https://www.sport4tomorrow.jpnsport.go.jp/jp/


SPORT FOR TOMRROWとは?

スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)は、スポーツを通じた国際交流・協力を通じて、開発途上国をはじめとする世界のあらゆる世代の人々にスポーツの価値やオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを広げることをめざした取組です。2014年から2021年の8年間、官民連携のコンソーシアムを形成して活動を行い、204か国・地域における1300万人を超える人々とスポーツの価値を分かち合うことができました。


国際的には、UNESCOのカザン行動計画(2017)や持続可能な開発目標(SDGs)への貢献など、スポーツの力を活用して、持続可能な社会や共生社会の実現に向けた国際的な取組が進められており、日本はこのような国際的な動きをリードする立場から、様々なスポーツを通じた国際交流・協力に一層取り組むことが期待されています。


SFTは、東京2020大会のスポーツ・レガシーを継承・発展させながら、これまでの取組を通じて認識された国内外のスポーツや社会におけるニーズや課題に向き合い、官民連携によるスポーツを通じた国際交流・協力をさらに推進していきます。




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