株式会社Billage創業ストーリーと複業支援サービス「ワースタ」について
株式会社Billage創業ストーリーと複業支援サービス「ワースタ」について
はじめまして、株式会社Billageの広報担当です。今回は株式会社Billage代表の村田へのインタビューを通じて、創業ストーリーと複業支援サービス「ワースタ」のローンチについてひも解いていきます。
ーー自己紹介をお願いします。
株式会社Billage 代表取締役 村田亮です。大学を卒業後予備校、コンサル、フルコミッション型の不動産営業、人材系企業の営業・人事、などなど一貫性もなく様々な業界・職種を経験してきました。不動産の営業では、離職率が400%を超える職場で、とても刺激的に営業について深く経験をさせていただきました。
また、レバレジーズ株式会社では、メディカル事業部の立ち上げに参画しました。その後人事部へ異動し、年間100名超の中途採用に携わりました。新卒採用の面接官のほか、人事制度運用、研修制度構築など人事全般業務を担当し、会社の成長に貢献しました。直近ではエムスリーキャリアに入社し、全社採用業務を担当した後に、Billageを創業しました。
ーー起業のきっかけは?
学生時代からもともと起業するつもりで、いくつかチャレンジをしましたがうまくいかず、就職活動をし企業に就職しました。上で述べた通り、予備校・コンサル・不動産仲介・人材系ベンチャーなど様々な業界を経験しました。
その後、人事としてのキャリアを積んでいく中で、採用マーケットは需要が強く供給が追いついていない状況という一方で、業務委託や複業については働きたいという供給サイドが強く、転職マーケットと受給が逆転していることに気付きました。これは、うまくマッチングすることで必ず伸びると確信をし、起業しました。ちょうどそのタイミングで、政府や厚生労働省も複業を後押しをしており、マーケット需要も高まっていたので、間違いなくこれはいけるとさらに確信しました。
ーー「ワースタ」のサービス内容について教えてください。
サービスを一言で言うと、「複業マッチングサービス」です。複業したい方とノウハウや工数が足りず困っている企業さんを繋ぐマッチングプラットフォームを運営しております。
特徴は、当社のみのクローズド求人を多く扱っているところです。転職求人の場合は、どのエージェントに依頼をしても似たりよったりの求人を紹介されることがあります。これは企業が複数のエージェントに求人を依頼をするために起こります。しかし、複業に関しては、そもそも求人自体が非常に少なく、需要と供給のアンマッチが多く見られます。
とくに企業側に下記4つの問題点があるために複業を依頼しずらいという現状があります。
①そもそも何を依頼すればいいのかわからないという問題。
②ハンコの問題です。今までであれば、中途採用する際は人事部、業務委託人材を利用する場合は事業部がそれぞれ契約書のハンコを押すという流れでした。しかし、複業は人事でも事業部にも当てはまらない人材なのでお手上げという現状があります。しかし、コロナを契機にこの辺の問題も雪解けの兆候が見えるようになってきました。
③複業はリモートでの作業が多いので、従来型の企業には抵抗感があるという点です。こちらもコロナを契機に態度を改めざるを得ない企業が増えたと考えます。とくにコロナを機にリモートワークに対するアレルギー反応が薄くなり、このハードルは意外と早くなくなっていくかもしれません。
④一番の問題点なのですが、正社員サブスクモデル問題です。正社員は定額で報酬が支払われかつ、いくら働かせても問題ないというスタンスがあり、その一方で複業は時間で報酬が支払われるため、割高に見えるために複業がなかなか受け入れられないという問題点があります。
そのような4つの問題点を回避したために、当社のみで扱える単価の高い複業求人が多数あり、そういった複業のマッチングをするサービスは私たち以外にありません。
ーー登録ユーザーついて教えてください。
登録ユーザーは、複業で仕事を探している会社員やフリーランスの方です。ユーザーは年齢や職種など一切関係なしに登録することができますが、スキルとしては即戦力でご活躍いただける方を中心に案件をご紹介しております。上場企業やベンチャー企業でのご経験が3年程度あれば、その経験が他社様でも生かしていただけると思います。
ーー競合について。
競合という競合は今のところなく、案件の単価が高く、質の高い複業人材をマッチングするサービスは私たち以外はありません。一部エンジニア等の職種を限定して専門にやっている企業さんはありますが、我々のように幅広い職種でサービスを提供しているところはありません。
ーー「ワースタ」を通じて解決したい社会課題はありますか?
過去10年で、それまでずっと存在していた、長時間労働、パワハラ、育児休暇の取得困難など、労働にまつわる様々な社会課題が明るみに出ました。その中でも特に深刻な過労死や過労自殺の起こる原因の一つが、「この会社でなくてはいけない」「辞めたら行く先がない」という間違った固定観念によって起こります。自分のスキルが社外から客観的に評価され、収入源が複数あれば、過酷な労働環境に置かれたとき、人は「おかしい」と認識し、「逃げる」という選択が持てます。そうして、最悪の選択を避け、問題ある企業にとどまる人がいなくなる事で、人に過酷な労働を強いる企業をなくせると考えます。
複業とスキルを持つ人が増えることで、所属年数や労働時間ではなく成果で評価されることになり、人材の流動性が上がって転職もしやすくなり、歪みが明らかになっている日本型雇用を変える事ができます。
一方、複業・フリーランス業界で問題になっている、業界プラットフォーム上で、仕事が欲しいばかりに報酬単価を受注側がオークション形式で低く設定し合い、仕事に見合わない低額でしか案件を受注できないという貧困ビジネスまがいの流れも、複業人材への報酬を高単価に設定することで断ち切りたいと考えます。
以上を実現するために、複業支援サービス「ワースタ」の利用を推進をしております。
ーーありがとうございました!
ワースタについて
「ワースタ」は、必要スキルや経験をもった人材を正社員形式で採用しようにもなかなか難しいという法人企業向けにサービスを提供いたします。登録する人材は上場企業、またはスタートアップ企業に勤めて3年以上といった、一定のスキルを持った方々が中心となります。
営業・エンジニアといった一般的な人材の紹介のみならず、ファイナンスや人事、広報といった人材のネットワークも持っており、法人企業の多種多様なニーズに対応できます。
また、専属エージェントが希望に合った案件のご紹介や、契約代行等も行います。
是非ともお問い合わせください。
https://twitter.com/worsta_com
本件に関するお問合せ先
株式会社Billage
ワースタ 広報担当
Email: info@worsta.com
Twitter: https://twitter.com/worsta_com
Website: https://worsta.com/
Tel: 03-4405-6104
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