次世代のリーダー育成を目指して - リードGLアカデミーの「EDGEプログラム」と「ELEVATEプログラム」
なぜ「EDGEプログラム」と「ELEVATEプログラム」を小学3年生〜高校生向けのオンラインクラスで提供していくのか。
リードGLアカデミーは、次世代の世界を担う人たちがリーダーシップスキルを身につけ、世界で活躍できることをサポートするために設立されました。
私たちは、英語でのコミュニケーションスキルと異文化理解力を身につけた子供たちが、将来グローバルな社会でリーダーシップを発揮し、日本だけでなく世界をより良く導いてくれることを願っています。そのため、「21世紀型スキル」を育む教育プログラムを提供します。
リードGLアカデミーの岩田代表は、30年以上の国際的なビジネス経験を通じ、リーダーシップを身につけることの重要性に気づき、日本の教育制度の変革の必要性を実感しました。
このストーリーでは当校がなぜ「EDGEプログラム」と「ELEVATEプログラム」を小学3年生〜高校生の子供向けのオンラインクラスで提供していくのか、設立からの経緯とともに、当校独自のカリキュラム開発についてお話します。
グローバル経験とリーダーシップの洞察及び日本の教育システムの課題
岩田代表は日本育ちですが、P&Gでの23年間を含む30年以上のグローバル企業での経験を通じ、様々な国の優秀なメンバーと働く中で、重要な気づきを得ました。①自ら考えて決断し、物事を進めるリーダーシップ、②人を惹きつけ巻き込み、やる気にさせるリーダーシップ、そして③それを支える創造的、クリティカルシンキング力が世界で活躍するためには特に重要であると感じています。これらの資質は、教育制度や家庭環境の影響が大きいと感じていました。シンガポール赴任中の9年間、子供が国際バカロレア教育を受け、探究心と思考力、リーダーシップを育む教育哲学に岩田代表は感銘を受けました。
一方で、200人以上の日本の大学生のメンタリングを通して、多くの学生が自分の進むべき道を見失っている現状を目の当たりにしました。2021年に日本に帰国した後、自己肯定感の低い子供や指示待ちの大人が徐々に増えてきていることにも危機感を感じました。日本の教育は、正解のある問題解決と暗記力に偏重した詰め込み型です。主体性が育っていない原因が日本の教育制度にあるのだと強い危機感を抱きました。また、世界各国から人が集まり、公用語として英語を話すシンガポールでは、「日本人は英語ができない」として知れ渡っていました。多様な才能を引き出し、グローバルな変化に適応できる力を養う教育への転換が世界的なリーダーシップを発揮するには不可欠であると考えました。
この危機感から、多様なバックグラウンドを持つメンバーと共にリードGLアカデミーを設立しました。経営チームのメンバーは、グロービス経営大学院を通じて知り合い、日本だけでなく米国、香港、インド、ウクライナ出身のメンバーで構成されています。
リードGLアカデミー独自のカリキュラムを開発 サービス展開に苦戦
リードGLアカデミーの教育責任者(Chief Academic Operations Officer、CAO)であるBecky Sanchezは、米国出身で10年以上の英語教育の経験を持ち、2024年4月からは学習院大学国際社会科学部の非常勤講師も務めています。彼女の研究テーマは、発音やライティング改善のためのGoogleツールの活用、コミュニケーション能力向上のためのAIの活用、学習者の自律性を促進する反転学習の実践など多岐に渡ります。博士論文では、日本の英語教育における21世紀型スキルの導入に焦点を当てています。また、世界規模で言語教育者の専門能力開発を推進しており、米国、日本、韓国、カンボジア、タイ、ペルーの国際会議で20回以上の論文発表やワークショップを行っています。
リードGLアカデミーは、Becky Sanchezの専門知見と岩田代表をはじめとするチームのグローバルリーダーシップ経験に基づき、独自のカリキュラムとして「EDGE(Enhance Leadership, Explorer Values, & Advance Thinking in English)プログラム」と「ELEVATE(English Development for Global Education)プログラム」を開発しました。
2024年3月のデモレッスン後、多くの親御さまから、子供たちの学びの体験の満足度は非常に高く、子供たちの成長に役立つ教育と感じたというフィードバックをいただきました。
デモレッスンは好感触ではあったものの、いざサービスを展開しようとすると受講者はなかなか集まりませんでした。当初は私たちの目標や理念について、多くの親御さまから広く共感を得られると考えていましたが、実際はグローバルに働くことの意義や、リーダーシップの必要性について説明することから必要な状況でした。
「グローバルに活躍するとは?」「英語を教えているけど、英会話学校とは違うのか?」「リーダーシップって何なのか?」などの疑問が提起されました。同時に、塾や他の習い事ですでに手一杯の子供たちにプログラムを受けさせられないのではないかと、私たちは考えるようになりました。
そのため、私たちは、ターゲット層とバリュープロポジション(顧客への提案価値)を更にシャープにしていくことが必要であると気付かされました。
効果的な英語学習支援として差別化した、3つの特色ある教育メソッド
2024年4月から5月にかけて、プログラムの本格展開に向けプログラムを具体化するため、お子さまを持つ親御さま50人以上のインタビューを行いました。子供の将来への期待感、塾に通わせている親御さまの想い、リーダーシップに対する捉え方など多くの気づきが多くありました。
同時に、現役大学生へのインタビューを行い、大学生の直面する課題は従来高校生までの学習と異なり、「自発的な学習の経験が少なかったこと」「明確なキャリアの方向性が持てていないこと」にあると考えました。また、特に英語学習では、専門的な内容や実践的なスキルを重視したカリキュラムが提供され、自主的な学習が必要であるものの、授業だけでは英語力の向上に限界があると感じている学生が多いようでした。効果的な英語学習支援には、実践的な練習の場や自主的な学習リソースの提供が重要という声がありました。
インタビュー結果を踏まえ、次世代のリーダーを育てる視点を考慮して、経営チームのメンバーと検討を重ね、本プログラムにおいて重視することを以下3点に絞り込みました。
1.反転学習で主体性を育む(Flipped Learning)
反転学習は、家庭での予習と授業での実践的な活動を通じて、生徒の主体的な学習を促す革新的な学習法です。従来の学習型は授業で習った内容を家庭で復習するのに対し、反転学習では生徒が自分のペースで学習(予習や復習)を行い、授業では活発なディスカッションやプロジェクトに参加することで、知識を深め、応用力を養います。この学習法は、生徒一人ひとりに平等な教育機会を提供し、 責任感と自律学習の習慣を育むことを目指しています。
2.内容言語統合型学習(CILL)で英語力とリーダーシップを育成
当校のELEVATEプログラムは、CLIL(内容言語統合型学習)という教授法に基づいて設計されており、英語で学習内容を学ぶことで、英語力とリーダーシップ、クリティカルシンキング、グローバルマインドを同時に育みます。カリキュラムには、実用的かつ学術的な単語リストを組み込み、生徒の総合的な英語力を向上させます。
3.少人数制オンラインクラスで積極的な参加を促進
ELEVATEは1クラス最大10名、EDGEは最大4名の少人数制クラスで、ディスカッションや共同プロジェクトを通じて、生徒の積極的な参加を促します。生徒は発言、傾聴、質問、クリティカルシンキングを通して、主体的に学習に取り組むことが必要とされます。当校のカリキュラムは楽しく知的好奇心を刺激するように設計されており、生徒が集中し、積極的に参加できる環境を提供します。
”自分を発見する”サマーキャンプ2024(無料) 申し込み開始
自宅にいながらの5日間(2時間/日)のオンライン学習で 、自己発見の旅を通して、新しい友達と出会い、英語力を高めるサマーキャンプ申し込みを開始しました。合わせて2024年9月から正式なプログラムとして「ELEVATEプログラム」の申し込み受付を開始する予定です。
当校はお子さまやご家族とのコミュニティとしての絆を深めていくことの重要性も認識しております。将来的には、ご家族向けの包括的なオンライン・ネットワークサービスも整備していく予定です。春と夏にはデイキャンプを開催し、リーダーシップ・スキルの向上とともに、生涯にわたる友情を育むことのできる魅力的で楽しいプログラムを展開予定です。ぜひ今後の動向にご注目ください。
■オンラインによる無料のサマーキャンプ申し込み
URL:https://www.leadgl.com/program/summer2024
■お問い合わせ窓口
URL:https://www.leadgl.com/about/contact-us
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