今年の紫外線対策は、酸化ダメージ対策をプラス！

日毎に陽射しが強くなり、紫外線が気になる季節の真っ只中！多くの方がすでに日焼け止めや帽子、日傘などで紫外線対策をされていると思いますが、肌の抗酸化力を高めることも紫外線対策には有効です。

実は、紫外線が肌に与えるダメージの多くは、活性酸素によって引き起こされる酸化ストレスに起因します。紫外線が強くなる季節は、肌の抗酸化力を高めることで、紫外線ダメージからの備えを万全にしましょう。

1. 紫外線ダメージの多くは、酸化ダメージに起因する。

肌の老化を加速することに大きく影響を与えているのが、酸化ダメージであることをご存知でしょうか？

この「酸化ダメージ」、実は今の季節に特に気になる「紫外線対策」と深く関わっています。

紫外線（特にUVA）が肌に当たると、皮膚の内部では活性酸素が生成されます。これが表皮や真皮のたんぱく質や細胞にダメージを与え、肌老化を加速させるのです。

紫外線は、どれだけガードしても、完全に防ぐことはできません。

日焼け止めや帽子など基本の紫外線対策はきちっとおこなった上で、酸化ダメージ対策をプラスして、紫外線への守りを固めましょう！

酸化ダメージを防ぐ方法のひとつが、抗酸化物質を摂ることです。

抗酸化物質とは、活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のことです。

私たちの体を抗酸化物質で満たすことで、活性酸素によるダメージを防ぐことができるのです。

今回は、スキンケアとインナーケアを中心に肌の抗酸化力を高める方法をご紹介いたします。

2．美容成分で肌の抗酸化力を高める 〜スキンケア編〜

基本的にビタミン類には抗酸化作用があります。スキンケアでいえば、レチノール（ビタミンA）、ナイアシンアミド（ビタミンB3）、ビタミンC、ビタミンEなど。特に、ビタミンCとビタミンEは組み合わせることで高い抗酸化力を発揮するため、セットで取り入れることがおすすめです。ビタミンEはトコフェロールという名前で全成分表示に記載されているので、ぜひチェックしてみてください。また、植物エキスに含まれるポリフェノールや、フラーレン、アスタキサンチンといった成分も、高い抗酸化作用が期待できます。

また、紫外線を浴びた肌は炎症反応が起こり、バリア機能も低下するため、グリチルリチン酸ジカリウムやアラントイン、トラネキサム酸などの抗炎症成分、セラミドや天然保湿因子、ヒアルロン酸といった保湿成分もおすすめです。

ただし、スキンケアアイテムが増えすぎないようにご注意ください。化粧品には、製品の品質を保つための補助成分も多く含まれています。少量であれば問題なくとも、アイテムが増えるとともに総量が増え、刺激が出てくるケースがあります。スキンケアは引き算と考えて、できるだけ欲しい成分が多種類含まれているアイテムを選び、必要最低限のアイテムで構成しましょう。

3. からだの中から肌の抗酸化力を高める〜インナーケア編〜

ビタミン・ポリフェノール・カロテノイドといった抗酸化物質の多くは、野菜や果物などの植物に含まれています。

「なぜ、植物に抗酸化物質が多いのか？」

それは、植物こそ紫外線ダメージが脅威になるからです。

植物の成長には太陽光が欠かせませんが、太陽光に含まれる紫外線は植物とっても有害です。

そこで植物は、自身を守るために抗酸化物質を自ら作り出しているのです。

紫外線が気になる季節には、抗酸化物質が豊富な野菜や果物をたくさん食べて、体内を抗酸化物質で満たしましょう。

抗酸化物質の摂取は、食事からが基本です。ただ、どうしても食事だけでは補いきれない場合は、サプリメントを賢く活用しましょう。欲しい成分を手軽にピンポイントで取れるのがサプリメントの最大のメリットです。ただし、あまりに高容量の抗酸化物質は悪影響が出る場合もあるため注意が必要です。

メーカーが定める目安の量はしっかりと守り、食事とのバランスを考え摂取してください。

4．美容成分の宝庫、ローズマリーに着目

世の中に数ある成分の中で、ラメリア・ジャパンは植物のなかでもポリフェノールなど美容に良い成分が豊富に含まれているローズマリーに着目しました。

古来からローズマリーは、美容や健康に良いハーブとして親しまれてきた歴史があります。

近年では科学技術の発展により、実際にローズマリーには美容効果の高い成分が入っていることも明らかになっています。

私たちは、このローズマリーに「発酵」を掛け合わせることで、美容効果が高い原料をつくることを目指しました。

発酵といえば「健康」のイメージが強いかもしれませんが、何も健康に限ったものではありません。発酵とは、微生物の働きによって物質が変化することです。

それには健康に良い変化もあれば、美容に良い変化もあるのです。

使用する菌の種類によって結果はまったく変わりますが、良い組み合わせが見つかれば、ローズマリーに含まれる美容効果をさらに引き上げられるという期待がありました。

私たちは、ローズマリーと発酵技術を組み合わせ様々な試作を重ねました。そして開発スタートから 5 年以上もの期間を経て、「ローズマリー発酵エキス」を完成させることができました。

５．ローズマリー発酵エキスは、ビタミンCの20倍の抗酸化力（SOD作用）

ラメリア・ジャパンが開発したローズマリー発酵エキスにも、高い抗酸化力が確認されています。

ローズマリーにはポリフェノールが豊富に含まれており、高い抗酸化力が期待できる植物です。

そして、このローズマリーを発酵させたローズマリー発酵エキスにも、高い抗酸化力があることが確認されています。

＜試験方法＞

スーパーオキシド消去活性（SOD作用）についてローズマリー発酵エキスのスーパーオキシド消去活性は810万単位/gであった。一方ビタミンCの活性は40万単位/gとなった。

ローズマリー発酵エキスは、ビタミンCより約20倍の強い抗酸化活性を示した。

ローズマリー発酵エキスは、化粧品やサプリメントに使用できる原料ですので、ホームケアとして毎日のケアに取り入れていただくことが可能です。

日々の紫外線対策に加え、酸化ダメージのケアも取り入れることで、さらに紫外線による肌老化を遅らせることが期待できます。

ぜひ日々のケアにローズマリー発酵エキスを取り入れていただき、紫外線対策にお役立てください。