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ここは、人生の物語に出会う場所。

構想から約1年。暮らしにフィットするオリジナル造作キッチン「KULASSE(クラッセ)」に込めたメンバーの熱い想いと商品化までのストーリー

著者: 株式会社sumarch


愛知県と岐阜県の一部エリアでリノベーション事業を展開する株式会社sumarch(本社:愛知県名古屋市中村区、代表取締役:鳥居儀彰、以下KULABO)は、中古戸建、中古マンションのリノベーション・大規模リフォームの提案をしている会社です。

リノベーション事業を開始してから10周年を迎え、これまでKULABOでリノベーション・リフォームさせていただいたお住まいは延べ2,000件以上となります。


2024年1月からは、カスタマイズできる造作キッチンの「KULASSE(クラッセ)」の販売を新たにスタートしました。今回のストーリーでは、構想から商品の実物完成まで約1年とKULABOのスタッフがこだわり抜いた、オリジナル造作キッチンの制作に込められた思いを開発メンバーの山内 翔太・森居 寛幸・原 佑帆・鶴田 友香の4名から話を聞きました。

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KULABOのサービスをどう届けるか。リビングのトータルコーディネートにつながる造作キッチンに着目


左から、KULABOの事業責任者「山内翔太」、ディレクター「原佑帆」、デザイナー「鶴田友香」、スタジオマネージャー「森居寛幸」。

―KULABOのオリジナルキッチンを作ろうという発起人は、山内さんと森居さんとお伺いしました。その経緯を教えてください。


森居:KULABOに求めてくださるお客様を振り返ったとき、結果的に1,000万円を超えるリノベーションを求めてくださる方がほとんどでした。ただ、リフォーム・リノベーション業界を俯瞰してみたときに、初期予算で1,000万円以上の方は2%に留まることから、他の98%の方にKULABOのサービスをどう届けていこう?と山内本部長と話しましたね。



山内:そうですね。そこを考えた時に、元々KULABOのお客様でも、水回りの交換から発展してリノベーションをする方も多かったので、「水回りのどこかにKULABOらしさを入れたいね」と。

―その中で、なぜキッチンを選ばれたのでしょうか。

森居:やっぱり”映える”。キッチンを変えたいと思うと、対面キッチンにしたい方はとても多いと思います。そうすると、キッチンの交換だけに留まる人は少なく、あわせてリビングもデザインしたくなります。

そのような流れを作りたくて、キッチン交換から入ってこられたお客様にも、KULABOらしさを取り入れた造作キッチンは、単なるキッチン交換だけではない、リビングのトータルコーディネートをKULABOとしてしっかりご提案が出来るんじゃないかと。


メーカーとの出会いで開発に着手。KULABOオリジナルキッチン制作へ。


―KULABOのオリジナルのキッチンを作ろう!となってから、どのように動かれたのですか?

山内:当初は、いつも依頼させてもらっている家具屋さんと商社さんに協力してもらって検討していました。ちょうど講師として呼ばれていた東京のイベントにて、とあるキッチンメーカーさんと出会って、やりたいデザインをどう作るかなどを相談させてもらいつつ進めていました。



森居:金額的にはキャッチーにしたいというところが元々ありましたね。ただ、自分たちで一から作ろうとなると、ロットの問題にぶつかりお値打ちにすることが難しかったため、メーカーの大量生産・工業製品に価格で勝てないんだっていうのはありました。



山内:そうですね。造作でよく使うメラミンという材料は、基本的には加工が面倒くさくて、価格が上がってしまいます。


キッチンの内側によく使うカラーベニヤっていうのもあるんですけど、キッチン屋さんじゃないと無理なくらい本当に大量に頼まないといけなくて。そんないろいろ制約がある中、家具屋さんと商社さんに協力してもらって自分たちでなんとか作っていこうとしたんですが、そこで出したキッチンの金額と、相談していたキッチンメーカーのキッチンの金額を比較したときに、そこまで費用が変わらなくて。

結果的に、KULABOでデザインしたキッチンをそのメーカーに作ってもらおうという流れになりました。



原:確か、担当者の方は同年代とかじゃなかったですか?



山内:そうそう。それもあって、感覚が近くうまく進みました!キッチンのノウハウを教えていただきつつ、施工の面でも色々相談にのっていただいたね。あとは、一番は施工上の問題が解決したことが大きいですね。造作キッチンとなると様々な工程が必要となるのですが、すべてまとめて管理でき、キッチン屋さんと一緒に開発したことがお客様への安心に繋がると思いますね!


―素敵なご縁ですね。スムーズに開発できたのも納得です。いつくらいから始まった企画なんでしょうか。

森居:2023年の目標は集客と決めていたので、その一環としてその前くらいからは構想としてあって、去年の5月末のMTGでその話があがりましたね。



山内:そうですね。ポンと話の流れで出たのは、そのくらいじゃないかな。そのメーカーと一緒にやり始めて本格的に動き始めたのは夏くらいかな。森居と電話して、「いいね、いいね!」ってなった記憶がある。


―作ろう!となってから、とても早いですね。そして、実際工事中だとか。

山内:そうですね。ちょうど2件ぐらいですかね。



鶴田:その内、1件は私のお客様ですね!



山内:カスタマイズ造作キッチンというか、ほぼ造作なので、もはやその方はクラッセを超えてるけどね(笑) とはいえ、そろそろ実物の完成形も見れそうです!


KULABOオリジナル造作キッチン、KULASSE(クラッセ)名前の由来とロゴ制作秘話。

―そろそろ実物の完成が見えるクラッセですが、そもそも名前の由来はなんでしょうか?

原:暮らしとパッセで、クラッセです。パッセが適するという意味でノルウェー語ですね。



森居:そこの建物で住む人の暮らしに合わせてという意味を込めましたね!


―どういう方向け?というのはありますか?

森居:水回り交換を検討している層で、例えば、子育てがある程度終わって、水回りを交換しようかなという50代前後のトレンドに敏感な方とかにも刺さるのではないかなと思っていますね。


―ロゴも可愛いですね。社内デザイナーから上がってきたのは、タイプの違う4パターンでしたが、最終このロゴになった経緯は何ですか?

山内:まず、4つの内2つは即決でKULABOのイメージに合わないので無しかなと(笑)



森居:残った1つはゴシック体だったのですが、ゴシック体のロゴってめちゃめちゃあって、KULABOの現状ロゴにも近すぎるということで無しになりましたね。


―Sについて山内さんのこだわりがあったとお聞きしました。

山内:そうだったかな(笑) まあでも、芸能界とかでも完璧に顔が整っている人が売れる訳じゃないから、ちょっと個性がある方がロゴ映えするかなと。



森居:それ以外のアルファベットは逆に普通に綺麗に整えましたね。Sが主張するように(笑)



クラッセで提案する4つのデザイン軸。細部にこだわり追求したディテールをデザイナーが紹介



クラッセには4つのデザイン軸があります。それぞれの特徴を鶴田より紹介します。

color(カラー)

色彩豊かな面材と木目の組み合わせが特徴の自由なキッチン。無垢のオリジナルの取っ手が可愛らしさを引き立て、空間を彩ります。



鶴田:検討段階では丸い取っ手などで可愛らしくしたらどうかという案もありましたが、打合せを重ねる中、まっすぐなラインを見せることでより空間に馴染むと感じました。一番お手頃に造作キッチンにすることができます。

natural(ナチュラル)

ステンレス天板とオークの天然木(突板)の組み合わせ。自然な木の表情が感じられ、暖かみのあるデザインを表現しました。



鶴田:ナチュラルは、初期案からほとんどぶれることなく進みました。自然素材というところにこだわると決めてからデザインまでスムーズに決まりましたね。ちなみに天板は、ステンレス以外にも選ぶことができます!


elegant(エレガント)

框扉とゴールドのアクセサリーを組み合わせ、上品なデザインを表現しました。細い框のラインとゴールドのアクセサリーが、繊細な陰影と共に美しさを引き立てます。



鶴田:エレガントは、真鍮色を組み合わせた上品なキッチンがテーマになっています。メーカーの最上級グレードのキッチンのイメージですね。様々なテイストに合わせることが出来ると思います。


luxury(ラグジュアリー)

オールブラック仕上げのキッチン。取っ手レスのデザインとシャープな天板が高級感溢れるデザインを実現しました。



鶴田:ラグジュアリーをオールブラックにしよう!となったきっかけは、素材なんです。キッチンを構成する面材、天板、水栓、シンクなど意外とブラックの素材が揃っていることに気が付きました。メーカー品でオールブラックにすることは難しいのですが、造作キッチンなら細部までこだわりぬくことができます!高級感もありますよね!


―デザインをする中でここは特にこだわったから見てほしい!みたいなところはありますか?

鶴田:実は『天板の厚み』にこだわりがあるんです。カラーとエレガントは、天板の厚みを40mmにして天板の色味や素材が際立つデザインとしました。逆にナチュラルは、暖かみもありつつカッコよさも出したいことから薄めのステンレス天板になっています。

ラグジュアリーはもともとしっかりと厚みがある天板にしようと考えていたのですが、ずっしりとし過ぎてしまうため、目透かしを入れたデザインに変更しました。


―天板一つでかなり印象が変わるんですね!

鶴田:キッチンの顔といっても良いと思います!


開発スタッフの推しキッチンはどれですか?



*山内推しキッチン『ナチュラル』


山内:自分の家に一番合うというのもありますが、僕は飽きの来ないデザインが好きです。普遍的でずっと使えそうなところが良いですよね。木の時間の流れとともに照りが出たり少し色が変わるところも、楽しむことができると思います。天板を天然石にしたりしても面白そうですね!

▼山内邸の施工事例を見る

https://kulabo.co.jp/works/32





*鶴田推しキッチン『ナチュラル』


鶴田:私の推しキッチンもナチュラルです。やっぱり木の暖かさがあるオーク材は私の中で好きな素材の上位にいます(笑) 今自分自身が自宅で取り入れている家具もオークが多いので、キッチンも家具の一部としてデザインできそうですよね!私は、天板はステンレス推しです。木の暖かさとステンレスのシャープさの組み合わせが特に好きです。





*森居推しキッチン『エレガント』


森居:エレガントのキッチンは面材が何よりも工夫されています。つるっつるな触り心地が良いですね。框デザインにも工夫があって、上品な空間にぴったりです。自分の家に一番合うのもエレガントのキッチンです。でも実はラグジュアリーも捨てがたいんですよね…やっぱりかっこいいです!

▼森居邸の施工事例を見る

https://kulabo.co.jp/works/62





*原推しキッチン『ラグジュアリー」


原:僕はラグジュアリーの『オールブラック』にめちゃめちゃ惹かれます。なかなかオールブラックのキッチンを見たことがないですが、キッチンが主役!といった感じで、ものすごくかっこいいですよね。あと個人的にガンメタリックが好きなので、好みにドンピシャでした(笑)


―開発スタッフの中でも推しキッチンは様々でした。お客様の数だけ沢山のキッチンが生まれそうですね!そして、今ならKULABOの10周年感謝祭でキャンペーンも行っているとか。


森居:そうなんです!KULABOの10周年を記念して、期間限定で大人気の海外食洗機『ミーレ』をプレゼントしています。クラッセは海外食洗機にも対応していて、毎日の家事をラクにしてくれること間違いなしです!ぜひ忙しい共働きや子育て世帯の方たちにも取り入れてほしいですね!

▼KULABO10周年感謝祭特設ページ

https://kulabo.co.jp/landing/10th_anniversary

―今回のプレゼントで私たちの日頃の感謝の気持ちも伝わると嬉しいですね!



今回のインタビューでは、KULABOの造作キッチンの開発に至るまでのストーリーをお届けしました。クラッセは、リノベーションを検討している方だけでなく、「今のリビングに飽きちゃったな…」「キッチンをもっと使いやすく充実させたい」という方にもぜひおすすめです。



毎日を過ごす場所だからこそ、もっと楽しく、暮らしやすい家で、自分たちらしく暮らしてほしい。それがKULABOがリノベーションを通して提供したい住まいのカタチです。これからも暮らしやすい家を研究し続け、住む人のライフスタイルや家族構成にあわせたベストな家づくりを提案いたします。



プロフィール

山内翔太

事業責任者。積算・現場監督をしながらチームの責任者を担当。趣味は映画鑑賞、最近はキャンプにのめり込み中。

森居寛幸

スタジオマネージャー。リノベーションディレクターをしながら、チーム全体の統括マネジメントを担当。服が好きなので生地から選んだオーダーのジャケットをいつも着ている。

原佑帆

スタジオマネージャー。リノベーションディレクターをしながら、春日井店の店舗運営を担当。趣味はNBA観戦、漫画、将棋、旅行、麻雀と多趣味。

鶴田友香

デザイナー。天井を覆う柔らかな布を使い表情豊かに空間を仕上げた事例が、2022年にリノベーション・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。趣味は旅行に行くことで、旅行先にしかない建築や美味しいものを求めて色々な場所を巡っている。


会社概要

社名:株式会社sumarch

本社:愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号 大名古屋ビルヂング19F

代表取締役:鳥居 儀彰

コーポレートサイト:https://sumarch.co.jp/

KULABO HP:https://kulabo.co.jp/

TEL:052-526-1395

FAX:052-526-1396




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