活動30年目を迎えた童画家・徳治昭が「八尾市文化賞受賞記念展」を開催。地元地域への恩返しと新たなスタートとして実現した夢の記念展
描いた夢以上の夢の実現
2024年3月20日(水・祝)~3月31日(日)に開催された『童画家 徳 治昭 活動30周年&八尾市文化賞受賞記念展』
童画家 徳 治昭にとって30年の活動を振り返り、そして新たなスタートとして相応しい記念展となりました。
ファミリーソングシンガー山野さと子によるスペシャルイベント。地元キャラの登場や八尾市長の挨拶で大盛況
山野さんは「ドラえもんの歌」などで有名なファミリーソングシンガー。そして八尾市で46年の歴史のある「八尾児童合唱団」とのコラボ、東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」そして八尾市からは「やお買い物まつり」のキャラクター「やおっち」も駆けつけ、八尾市長の挨拶もあり、大盛況となりました。
会場入りしたばかりの山野さと子さん
ここからは、記念展の企画から開催当日までを振り返りながらリポートし、活動30年目の節目にチャレンジした取り組みについてご紹介します。
地元八尾市での開催にこだわった記念展。初めてのクラウドファンディングに挑戦
記念展のこだわりは「地元開催」でした。大都市や大阪市内での開催ではなく、あえて地元八尾市での開催を念願に、「何ができるのか」を考え、会場は八尾市文化会館プリズムホールに決定、多くの方々の意見を取り入れ、実行委員が生まれ、人生初の「クラウドファンディング」に取り組んだ。
ラジオ・テレビ出演、プレスリリースにも力を入れ、たくさんのご協力により、目標額の465%を達成することができました。
それは過去の歴史と新たな出会いと感謝の連続でした。
クラウドファンディングでは1日強で目標額達成。そのままの勢いで465%で終えることができました。
『徳 治昭 童画家活動30周年&八尾市文化賞受賞記念展を開催したい!』
地元の方々と触れ合うプレイベントの意義。メインビジュアル「手のひらを太陽に」公開制作
開催に向けてプレイベントも開催し、地元の方々と触れ合い、親交を温めました。
メインビジュアルは、やなせたかし作詞の童謡を題材に作品「手のひらを太陽に」を公開制作。八尾市のアートの拠点でもある茶吉庵で、ハミール&八尾児童合唱団の歌声を聴きながら制作しました。
同曲を選んだのは、数年前、徳 治昭が大病を患った時に、病室でやなせたかし先生の自伝を読んで励まされたことがきっかけ。いつか制作したいと思い、今回の記念展で夢が叶いました。
メインビジュアルと子どもたちの絵との共演「指で描くらいおんサン」のワークショップを開催。
プロモーションとして、ラジオ大阪『OBCグッドアフタヌーン!和田麻美子のみみよりだんご」に出演。番組の企画で和田麻美子さん、漫才師カベポスターのお二人をキャラクター化。番組のファンも多く来場いただきました!
14時間を要した大規模会場での搬入作業。記念展初日、ついにほっこりワールドの幕開け
会場が大きいので搬入にはたくさんの方々にお手伝いいただいたものの、14時間かけてなんとか完成。初日を迎えました。
ほっこりワールドの入口です!
まずはドーンと目に入るラジラカー!惜しまれつつ閉局した地元FM局 『FMちゃお』さんのEVカーです。イメージキャラクター『ラジラ』を手掛けました。
ラジラカーの後ろには地元八尾市で取り組んだ数々のお仕事や作品を展示。
毎日多くのみなさんが訪れました。
会場の中心にあるメインビジュアルはこちら!
プレイベントで完成させた「手のひらを太陽に」を中心に子どもたちの絵、そして花綺者 山田廣之信さん(真ん中)のお花のディスプレイに和紙の灯りの作家 松本アキムさん(左)の灯りのディスプレイのコラボ、そしてやおっちが見守り、とても賑やかになりました。このお二人とは長年のお付き合いで記念展での『友情コラボ』が実現したのがとても嬉しかったです。
山田廣之信さんには、入口にも大きなディスプレイ、会場の色んなところにも着飾っていただきました。
照明を消すとこんな幻想的な雰囲気に。。
多彩なコラボで地元とクリエイターが融合。8mのカーテンが4枚、圧巻の展示スペース
地元とのコラボ、クリエイターとのコラボ、今回多くのコラボを発表しました。その中でも新作の企業コラボを発表します!そしてなんと!新日本プロレスのグレート-O-カーン選手も来場いただきました!
左:『ぱくさんの鞄』コラボの『らいおんサンビジネスバッグ』これは『ぱくさんの鞄』の定番ビジネスバッグの特別バージョンで革の端切れなどを多用し、鞄の裏面にも凝った作りがあります。もう作品です。おまけの、これも革の端切れを使った『らいおんサンチャーム』もキュートです。
右:八尾市の企業『有限会社ルネセイコウ』さんとのコラボ『らいおんサンプロワークチェア』
そしてメインビジュアルの後ろに回ると・・・
八尾市立図書館にあるお話の部屋のカーテンを展示。広げると8mにもなるカーテンを4枚飾った大迫力の壁面になりました。会期中、吉本興業の漫才師『span!』の水本健一さんも遊びに来られました。水本さんは八尾市出身で『やおプロモーション推進アドバイザー』としても活躍中。今回は動画配信もしていただきました!
閉場後の時間を活用した交流イベント。地元高校生との座談会も実施
今回の展示の閉場時間は18時でしたが、八尾プリズムホールは20時まで使用できるため、閉場後のイベントも「山野さと子in徳治昭童画展」をメインに多く開催しました。
八尾出身のシンガーソングライター山本義則さんのライブも開催、とても素敵なライブとなりました!
その他、地元の高校生たちと座談会をしたり、閉場後も時間を有効活用して多くの皆さんに楽しんで頂きました。
30年の活動の振り返りとなった展覧会。人間国宝・吉田玉男先生が来場
今回は自身の活動を振り返りながら再確認する展覧会になったと思います。過去の作品、お仕事、キャラクターデザイン、コラボ・・・
子供たちの絵も多く展示しました。新たに描いていただいたものもありますが、今まで描いてもらい、プレゼントしてくれた作品の数々。。小学生の時に出会った女の子も素敵な女性になって戻ってきてくれました。色んな再会、新たな出会いもたくさんありました。
八尾市出身、人間国宝の吉田玉男先生(人形浄瑠璃の人形遣い)もふらりと遊びに来てくださいました
たくさんの夢を詰め込んだ特別な展覧会。30年の活動を振り返る充実した時間
『あんなこといいな、できたらいいな』
僕のたくさんの夢を詰め込みました。
これまでの夢、これからの夢。過去と未来。
夢に向かって動き出すと、たくさんの協力者が現れて、たくさん支えてもらいました。
毎回、僕は大風呂敷を勢いよく広げますが、広げてみたら実はハンカチくらいの大きさしかなく(笑)それがパッチワークのように皆さんと繋がり、縫い合わさって広がっていく。今回は今まで以上に体感した気がします。
30年。長いようであっという間でした。いいこと、良くなかったこと、たくさんありましたが、すべて無駄なことはなかったです。
気持ち的に、一区切りつきました。とても清々しい思いです。
今回の夢の実現に向けて「あんな夢、こんな夢」欲張りにたくさん考えました。
でも、形になったのはひと握り。
夢の続きはまたこれから10年、30年かけて1つずつ実現したいと思います。
たくさんのわがままに、優しくお付き合い、本当に感謝いたします。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ご縁いただき、お世話になった全てのみなさまに、心から感謝申し上げます。
徳治昭童画館 徳治昭・あい
クラウドファンディングの実行委員として活動していただいたみなさまと、最後の最後、搬出に集まってくれたみなさま、本当にありがとうございました!
クラウドファンディング実行委員会のみなさま
搬出を手伝っていただいたみなさま
【ご報告】
会場にて「令和6年能登半島地震」の募金箱を設置致しました。集まった募金は全額寄付、そして今回の記念展の売上の一部を合わせた金額5万円を石川県金沢市を本店に富山、福井と地域に愛されている大型書店「うつのみや」さまの『能登半島地震被災地域の子どもたちに文房具を贈ろうキャンペーン』に寄付させて頂きましたことをご報告させていただきます。被災地域の一日も早い復興を心からお祈りいたします。
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