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肌印象づくりまで「私らしさ」をもっと自由に、もっと楽しく!「混ぜる」ことで色だけでなく質感まで自在に楽しむ新発想のベースメイク誕生の裏にあった担当者のこだわりとは。

著者: 株式会社エール

2020年春「I HOPE.」というメッセージとともに、美しさではなく、希望を引き出すブランドとしてリブランディングを果たした『KANEBO』。2020年秋にはベースメイクカテゴリーでも、ブランドを象徴するような新商品が誕生します。化粧下地を塗った上にファンデーションを“重ねて”仕上げる肌印象づくりが定番だったベースメイクにおいて、下地を「混ぜる」ことで、色だけでなく、質感まで自由にコントロールするという新発想の肌印象づくりを提案。使う人がわくわくする新しい商品をつくりたい。その思いで新発想に挑み、完成にこぎつけた開発研究担当者、研究担当者の思い、こだわりとは。



美ではなく、希望を発信するブランド『KANEBO』


2020年春の『KANEBO』のリブランディングにあたり、チームでは何度も検討を重ね、新しいブランドの方向性を探ってきました。化粧には、「希望」を引き出し、気持ちを、行動を、人生をも動かす、という強い信念のもと、「I HOPE.」(希望)というメッセージを掲げました。


「自分が思い描く、理想の素肌に着替えるように。肌そのものをきれいに見せたい」


リブランディング第二弾となるベースメイクの開発。

美しさだけでなく、希望まで引き出せるようなベースメイクとは、、。そんな難問に向き合った開発担当者のこだわり、それは「美しい肌そのもの」のような肌をつくること、個性を楽しみ、使う人の肌印象を高めることでした。


9月4日に発売になる「カネボウ フュージョンフィット ウェア」はスキンケアで肌を整えるように肌そのものの美しさを引き出すリクイドファンデーション。肌に溶け込むようになじみ、クリアな美しい発色が続き、まるで美しい肌に着替えるように、肌そのものを綺麗に見せることにこだわりました。



同時に発売になる「カネボウ パフォーミング ドロップ」は、化粧下地としてファンデーションの前に使うだけでなく、「カネボウ フュージョンフィット ウェア」と『混ぜて』使うことで、肌の色と質感をコントロールでき、透明感まで高める新発想の化粧下地。気になるところをきっちりカバーして整えるというよりも、自身の肌質感を残しながらツヤ感も血色感もある「自分らしさ」を楽しむアイテムです。

混ぜることによって血色感や仕上がりの幅を自由自在にコントロールでき、抜け感や透明感まで感じる仕上がりを実現します。



大苦戦した処方設計。その結果、新しい発想の斬新なアイテムが誕生!


「混ぜて使う」とさらっとお伝えしていますが、混ぜて使う化粧下地は業界内でもほとんどなく、色だけでなく質感まで自分好みに調整するという発想は新しいもの。しかも、色はビビッドな黒、赤、白。この商品が完成するまでには長い道のりがありました。


ファンデーションと混ぜて美しくなじむために、この化粧下地はと油を乳化させてつくっています。しかしカネボウ従来の乳化技術では、水と油が混ざった際、乳白色となり、それが素肌感を阻害し、にごりの原因に。また「黒」は、肌に「色」としてのるのではなく、ツヤを引き立てるための美しくかすかな「影」として映えさせたい。

カネボウ従来の乳化技術では、黒ではなく、にごりのあるグレーになってしまい、黒の配合量を変えてみても、見た目は綺麗な黒でも、肌の上にのせると黒っぽさが強すぎる・・・。商品設計の骨格である「処方」を一から再度見直し、黒の配合量なども変えてみたけれど結果は程遠い感じ。

ファンデーションの色には影響させず、顔立ちの美しさだけを引き上げ、しかも見た目もインパクトのある美しい黒の下地をつくりたい、という開発担当者の思いに、研究担当者も何度も試作を重ね、応えました。

「今の処方の延長上にも答えはなさそうだな」と感じた研究チームは、ついに3回目の「処方」骨格の変更をして、根本的な考え方を一新。試行錯誤の結果、乳化しても白濁せず、透明のままの乳化を実現するKANEBO透明乳化新技術「クリアトランスフォーメーションオイル処方」の開発に成功します。

「この商品が誕生するまでに2回処方設計を変更しました。処方というのは全体の調整に関わるとても大きな骨格で、それを2回も変更することは珍しいこと。産みの苦しみがあった思い出深い商品となりました」と研究担当者は語ります。


鮮やかな黒、赤、白に込められた色へのこだわり。



「カネボウ パフォーミング ドロップ」は、「ラディアント ブラック」「ヴァイブラント レッド」「ミスティ ホワイト」の3色展開。どれも手に取った時、化粧下地としてはびっくりしてしまうようなカラーです。「化粧下地に黒を混ぜて大丈夫なの?」を不思議に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、この黒、赤、白というカラーは、ファンデーションの「色」をつくる顔料として一般的に使われています。


ファンデーションの色を構成しているカラーを利用し、引き立たせることで、肌に自然になじみながら、仕上がりの違いを際立たせるカスタムエンハンサーができるのでは、という発想からはじまりました。びっくりするような新商品をつくりたかったというのもあります。


特に黒(ラディアントブラック)の仕上がりにはこだわりました。

黒を「色」として感じるのではなく、「ツヤ感・透明感を際立たせる」ための引き立てる黒。その調整は試作を何度も重ねました。

黄ぐすみをカバーし、透明感を出すために青パールを配合することが多いのですが、研究を続ける中で、黒をあわせることでこの「青」をより引き立たせ、青の発色が活きてくることを発見。「パフォーミング ドロップ」には光沢感のある黒パールと顔料の黒の2つの黒と、青パールを絶妙なバランスで配合することで、艶やかな透明感とともに引き締まった肌印象を実現します。


なりたい肌印象をビビッドにコントロールしつつも、抜け感、透明感のある仕上がりを実現できたのは、KANEBO透明乳化新技術「クリアトランスフォーメーションオイル処方」が完成したからこそ。

使う際に難しいテクニックが要らないのも特徴で、全顔になじませるだけで、ツヤを感じさせたい部分は光を集め、シェーディングさせたい部分には影を与え引き締まった印象に仕上がります。これまでのコントゥアリングメイクのように部分的に塗り分けることなく混ぜて使うだけという手軽さも嬉しいポイント。



「ヴァイブラント レッド」は「ラディアント ブラック」と同じ処方で、塗ると透明感とともに血色感を与え、いきいきとした印象に。「ミスティ ホワイト」は光をコントロールして肌を明るく見せてくれます。顔料の白が強く出てしまうと、とペタッとして立体感のない顔立ちに見えてしまいますが、赤と黄色の顔料を配合することで肌なじみよく、やわらかい印象に見せてくれます。


3色ともにファンデーションに混ぜる量を調整することで、その仕上がりの幅も自由に楽しむことができます。


“自分の未来は自分で変えられる”と感じるすべての人へ


多様性の時代。多くの人が「自分らしく生きたい」、「自分の良さってなんだろう」と、自分らしい、心地よいあり方を求める時代だと思います。義務でメイクをするのではなく、トレンドをやみくもに追いかけるのでもなく、自分が美しいと感じるもの、自分らしさへの追求が進んで、「自分をどう見せたいか」という意思を持つ人が増えていく。KANEBOは、化粧には生き方、そして人生まで動かす力があると思っています。

KANEBOはこれからも、美ではなく、希望を引き出す提案をしていきます。



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