【タナカカツキ氏がゲストで登場】 全国のサウナーが大集結したサウナフェス 「京都サウナ大作戦2024」を開催しました! 〜サウナブームからサウナ文化へ~
近年、日本のサウナ業界ではタナカカツキ氏の「マンガ サ道」が2015年に刊行、2019年のドラマ化に伴い、コアなサウナ好きだけでなく、一般ユーザーにその輪は広がっています。しかしながら、2019年をピークとしコロナ禍で初心者数は減少しています。そんな中、サウナをもう一度ライトユーザーの方々に届けたい、さらに日本の文化へと繋げるためのサウナイベントが期待されています。
京都・伏見のまちで、スーパー銭湯やフットサルコートなどの複合施設の運営を行う株式会社メゾネット(所在地:京都市中京区)は、2024年9月に日本最大級(※)のサウナフェス「京都サウナ大作戦」の第二回を開催しました。 日本で初めて(※)スーパー銭湯が主催するクラフトビールイベント「京都湯上がりクラフトビール祭~Afterbathcraftbeer~」やスーパー銭湯の駐車場を会場に台湾夜市をイメージした京都の夏祭り 「京都おふろや夜市」、などを主催する他、農産物直売所「じねんと市場」で地産地消をテーマにした「京都パンマルシェ~地パン、地消。~」なども手掛けています。スーパー銭湯の枠組みを超えて、サウナ、クラフトビール、台湾夜市など幅広い分野へ挑戦し、新たな業界に注目される施設経営を目指しています。スーパー銭湯に革命を起こすべく、「スーパー銭湯にしかできないことで地域に貢献出来ることをやろう!」という思いをベースに進化しています。(※自社調べ)
そんな会社を経営する専務取締役の長尾洸太朗がプロジェクトの想いを語ります。
(左:株式会社メゾネット 専務取締役 長尾洸太朗、右:マンガ家/サウナ大使 タナカカツキ )
日本最大級(※)のサウナフェスを通して、サウナの魅力を発信する
長尾:昨年初めて「京都サウナ大作戦」を開催し、1,000名以上のお客様にご来場いただきました。想像していた以上に弊社施設やイベントにお客様が期待していただいていることを実感し、また、イベント後も全国のスーパー銭湯や銭湯、サウナ施設など、同じ施設の運営者様からもお声をいただいたことで、強い使命感を感じました。元々、サウナ好きのヘビーユーザーが一定数おられることで弊社施設も支えられてきましたが、2019年をサウナブームのピークとすると、コロナ禍に入りライトユーザーの方々が減少していることに危機感を感じていました。そこで、ライトユーザーの方々にもサウナの気持ち良さやサウナを日常に取り入れることで、現代の人々が抱えるストレスや健康の悩みを手放すことが出来ることを伝えていきたいと考え、ライトユーザーの方々が一歩踏み出す機会になればとイベントを企画したのが始まりです。
心と身体の健康が私たちの使命
長尾:当社は「サステナビリティの価値観のもと、お客様と従業員の心と身体の健康に貢献」に取り組んでいます。現在の世界の幸福度ランキング*(*世界幸福度報告書World Happiness Report引用)によると、フィンランドが数年連続で1位を獲得しており、2024年のランキングでもトップの位置を維持しています。社会保障制度や教育などの要因も考えられる中で、自然環境や健康も重要な視点となっています。しかしながら、日本は47位と他の先進国に比べて低い位置にあります。経済的な豊かさや平均寿命が世界的に長い国にも関わらず、幸福度ランキングの上位に上がらない要因の1つとして、精神的健康問題が指摘されています。ストレスや長時間労働、精神的プレッシャーが高く、うつ病は今や現代病とも言われており、社会的な問題となっています。高齢化社会や少子化が進む中、特に都市部では高齢者だけでなく若者も社会的な孤独感を感じる人が増え、社会的なつながりを求めていると考えられます。スーパー銭湯という事業を担う会社として、まさに今取り組まなければならない問題であると考えます。そこで私たちは幸福度の向上の要因として、フィンランドをはじめとする北欧諸国でサウナがリラクゼーションやストレスの軽減の手段として広く利用されており、日本でも“ととのう”としてサウナが精神的健康に対して効果が得られるのではないかと注目していました。
サウナに入ることで身体が温まり、血行が良くなるため、筋肉の緊張がほぐれ心身ともにリラックスでき、日常生活で感じるストレスが軽減されるとされています。さらにサウナの後に冷たい水風呂や休息をとることで自律神経のバランスが整い、気分がリフレッシュされる効果があると言われています。また、人々の交流の場として会話が生まれることで、社会的なつながりが生まれ、孤立感を和らげる効果も期待できます。
そのような場所であっても、ライトユーザーにとって銭湯は閉ざされた空間であることから敷居が高く、常連さんが集うものというイメージからなかなか足を運びにくく、より一般的にサウナを広く知って利用してもらえるようにすることが必要だと考え、2023年に「京都サウナ大作戦」を実施しました。このイベントはサウナを通して自分自身と向き合い見つめなおし、人々が交流をすることで心と身体の健康を実現できると確信しております。
第二回を開催するにあたっての想い
長尾:第一回のイベントから地元の域にとどまらず、より広い人々に魅力を届けたいという想いを持っていました。そこで昨年よりお声掛けをいただいていた全国のスーパー銭湯や銭湯、サウナ施設などにご協力をいただき、テントサウナやサウナトラック、アウフグースマスターやウィスキング、名物サ飯など、それぞれの施設の誇りを京都に集結していただきました。イベントの2日間のために遠方から遥々お越しいただけたり、イベントのためのコラボメニューが生まれたりと皆様からの熱い想いを受け、私もさらに身の引き締まる想いでした。また、サウナの魅力を直接伝えていただけるマンガ家でありサウナ大使のタナカカツキ先生をお招きしたいと願っておりましたので、快くお引き受けいただいた際には、とても嬉しかったです。
タナカカツキ氏(マンガ家・サウナ大使)よりコメントいただきました!
タナカ:「京都サウナ大作戦2024」に参加させていただき、素晴らしい時間を過ごすことができました。主催者の皆さまのご尽力により、安全かつ愉しい空間が提供され、多くの参加者と共にサウナを存分に楽しむことができました。このイベントを通じて、サウナ文化がさらに広がり、「感覚が満たされ、共有できる場」として多くの方々に愛される可能性を強く感じています。これからも、イベントが継続され、多くの人々がサウナを通じて心身ともにリフレッシュできる場が広がっていくことを期待しています。
私もサウナ大使として、今後さらにサウナの魅力を伝えていきたいと思います。
次回に向けてどのようなことを考えていますか?
長尾:今回、タナカカツキ先生とのご縁もあり、大変良い刺激を受ける機会となりました。心と身体の健康への貢献は、私たちいち企業やイベント活動で解決できる問題ではありません。全国の銭湯、サウナ施設とも連携しながら心と身体の健康に向き合う取り組みをして、サウナブームからサウナ文化へとつなげていくことは、人々の幸福度に繋がり、社会に貢献できると信じています。サウナイベントを通して、京都だけではなく全国のサウナーの皆様に、心身ともに“ととのって”いただけるように、タナカカツキ先生や関係者の皆様のお力もお借りしながら、継続して広げていけたらと思ってまいす。
※
・自社調べ
・2024年7月調べ
・日本国内における「スーパー銭湯が主催する企画」として
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ