95%以上の方が効果を実感！〜日本人初・ラグリーフィットネス認定インストラクターの私が、新しい生活様式に合わせたオンラインレッスンをはじめるまで〜

インストラクターになるまでの生い立ち

はじめまして！株式会社Workout Communityラグリーフィットネス事業部メインインストラクターのAsamiです。私は福岡出身で、元々８歳の時からアーティスティック（シンクロナイズド）スイミングをやっていました。現役時代は国体に出場するほどシンクロに明け暮れていましたが、高校卒業と同時に現役を引退し、アメリカに留学。大学では運動生理学を専攻、栄養学を副専攻として、勉強していました。

その後、大学卒業以来10年にわたり、インストラクターをやっています。高い専門性や顧客対応能力が要求されるこの厳しいフィットネス業界において私がインストラクターをやり続けられるのは、今まで私が出会った方々との素敵なご縁と、運と、思い立ったらすぐに行動してしまう性格があったから。今日は、そんな私がどのように、「95％の方に効果を実感いただけるようなオンラインレッスン」を作り出したのかをご紹介したいと思います。

ピラティスとの出会い、ラグリーとの出会い

大学で解剖学や運動生理学を学んでいる時に私が最初に出会ったのは、「ピラティス」でした。今から10年前、まだアメリカの大学に在学中の時に、詳しくは分からないまま、まずは資格を取ってみようと申し込みをしたのが始まりです。そこからピラティスにはまり、ピラティスのマスタートレーナーとして、ここまでずっと働いてきました。たくさんの人にピラティスの良さを伝えていきたいという思いは今も変わりません。しかし、ピラティスには直接的に有酸素性を作り出す動きがないため、「身体を引き締めたい」「脂肪を落としたい」といった場合には、いつもピラティスに加えて有酸素効果のある何かプラスアルファの運動をお勧めしていました。ピラティスになくラグリーフィットネスにあるもの、それが、有酸素効果です。

はじめてラグリーフィットネスを知った時、調べてみても日本の情報は全く出てきませんでした。ただ、ピラティスに似たトレーニング器具を使用するけれどもピラティスではないということ、「ハリウッド女優やセレブリティ女優・トップモデルの中で人気トレーニング」であるということ、日本にはまだ上陸していないトレーニングだということがわかり、それからは、ラグリーフィットネスについて色々情報収集したり、ラグリーフィットネス関連の動画をネットで見たりしていました。

アメリカで受けた衝撃

アメリカに遊びに行ってラグリーフィットネスのスタジオでレッスンを受けた時のあの衝撃的な感覚は、今でも忘れられません。45分間でこんなに汗をかいて、走ったりジャンプをしたり激しい運動をしたわけではないのに脈が上がって、終わった後は有酸素運動とウェイトトレーニングを両方終えた後のような疲労感。なのに身体はすごくスッキリしていて、ウェスト部分やお腹周りがレッスン前に比べてすでに引き締まっていました。

前々から気になっていたラグリーフィットネスを初めて実際にアメリカで体験して、いい意味で期待を裏切られてから2年後、気づいたら私は、ラグリーフィットネスの資格を取得するためにアメリカに戻ってきていました。それが、私とラグリーフィットネスとの出会いです。

資格講座初日にラグリーフィットネスの創始者であるセバスチャン・ラグリー氏に初めてお会いし、挨拶をしようと思っていたら、彼の方から「やっとだ！！やっと日本人がラグリーのインストラクター資格を取りに来てくれた！嬉しいよ！！」と声をかけてくれました。セバスチャンは終始、私のことを気にかけてくれていて、講座が終了した時には、「日本人初ラグリーフィットネスインストラクター、おめでとう！これから日本で、Asamiが広めて行ってね！楽しみだ！！」なんて言われて、「私が日本人初のラグリーインストラクターになったんだ」という事実と、「日本でラグリーフィットネスを広めていきたい」という思いが強くなり、期待を膨らませて帰国しました。

帰国後も頭はラグリーフィットネスでいっぱい

資格取得後、数日間はアメリカに残り、ラグリースタジオを転々としながらレッスンを受けていたため、福岡に帰国しても、体の中にはラグリーフィットネスの中毒性が残ったままでした。リフォーマーと呼ばれるピラティスのマシンを使って似たような動きをやってみたりしていましたが、それで満足できるわけがありません。

ただ、私自身が日本人初のラグリーインストラクターなので、いくらラグリーフィットネスを日本でやりたくても、ラグリーフィットネスができる場所もなければ知っている人もいない、という状況でした。そこで、ラグリーフィットネスの資格講座中に出会った香港在住のインストラクターに連絡を取り、2泊3日で香港に行ってラグリーフィットネスのレッスンを受けたり、再度アメリカに行ってセバスチャンやその他のインストラクターのもとでレッスンを受けたりしては、勉強していました。

そんな時、平澤美香さん（現・株式会社Workout Community代表取締役）から突然、メールが送られてきました。「セバスチャンからAsamiさんを紹介されてご連絡しました。東京でラグリーフィットネスのスタジオを立ち上げたいのですが、誰か興味を持ってくれそうな方を知りませんか？」

正直なところ、最初は「一体この人は誰なんだろう・・・」と思いました。ただ、話をしているうちに何となく、「一緒にやったらうまくいくんじゃないか」という気がしてきて、東京に引っ越してスタジオを立ち上げることにしました。「日本でもラグリーフィットネススタジオをオープンさせるぞ！」そう決意をして動き出したのは、今年の3月のことです。

オンラインレッスンでもメガフォーマー同様の効果を出す

本来ならラグリーフィットネスは、「メガフォーマー」と呼ばれるマシンを使ってばねの抵抗に対抗しながらトレーニングを行なっていきます。しかし今回、世界中の状況が一変するきっかけとなったコロナウィルスの影響で、日本よりも一足先に外出自粛となっていたアメリカでオンラインレッスンが実施されていたことを受けて、急遽方針転換。WORKOUT COMMUNITYというオンラインフィットネススタジオの形で、お家でもできるラグリーフィットネスにカスタマイズして、福岡に残ったままレッスンを始めることになりました。

レッスンでは、初めて私がラグリーフィットネスを受けた時の達成感や衝撃、そして「またやりたい！」となぜかはまってしまうあの中毒性をオンラインでも提供できるよう、日々レッスン内容や構成などを考えています。

例えば、脂肪燃焼には有酸素運動が必要だと言われていますが、ラグリーフィットネスのオンラインレッスンは、飛んだり跳ねたり走ったりせずに有酸素運動ができるため、マンションに住んでいても下の階の方や隣人に迷惑をかけることなく、脂肪燃焼効果を出すことができます。また、通常のトレーニングのように一つの動きを何セットやるという回数性ではなく、1分〜2分の間、正しい姿勢をキープしたまま自分の運動レベルに合わせてゆっくり動いていくため、周りと合わせる必要もありません。オンラインで双方向にコミュニケーションを取りながら進めていくため、「人に見られながらトレーニングするのが恥ずかしい」という方や、「1人で家でトレーニングしても続かない」という方にも合った形で、30分間、しっかりと自分のペースでトレーニングできます。

最近実施したアンケート結果では、ありがたいことに60％近くの方が週に5-6回以上のレッスンを受講し、95%以上の方がこのオンラインレッスンを開始してから何らかの変化を感じてくれているということが分かりました。オンラインレッスンを開始した当初は、「一体どこまでメガフォーマー同様の効果を出せるんだろうか」と思っていましたので、このようなアンケート結果が見られてすごく嬉しかったです。

今後に向けて

ラグリーフィットネスは、ゆっくり動くことに集中するため、激しく動かずとも、安全に、有酸素運動効果を感じていただくことができます。また、持久性や体幹、柔軟性、バランスなどの要素も含まれており、無酸素運動の効果もあります。有酸素運動と無酸素運動のミックスで脂肪燃焼を促し、時短で効果を感じられるという点では、パーフェクトワークアウトと言っても過言ではありません。

日本ではまだ、馴染みも知名度もない「ラグリーフィットネス」ですが、オンラインレッスンを開始してから4ヶ月半が経ち、色々な方から「ずっと続けて欲しい」と応援していただけるようになりました。

「オンラインで1日30分から気軽に参加できる」という今の強みを生かして、更にたくさんの方と一緒にトレーニングしていけたら嬉しいです。また、オンラインレッスンでラグリーフィットネスを知ってもらえた方たちのためにも、近い将来、リアルなスタジオをオープンさせて、より効果を感じて欲しいなと思っています。

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■執筆者プロフィール

株式会社Workout Community

ラグリーフィットネス事業部メインインストラクター

Asami

ラグリーフィットネス認定インストラクター（日本人初）

ネバダ州立大学公認DKピラティス指導者マスタートレーナー

ネバダ州立大学公認DKマタニティピラティスインストラクター

ネバダ州立大学公認DKゴルフピラティスインストラクター

8歳からアーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)を始め、高校生の時に福岡県代表として国体に出場。高校卒業と同時に現役を引退し、渡米。アメリカアーカンソー州の大学で運動生理学を専攻、栄養学を副専攻として学ぶ。大学在学中にドリー・ケラペスのもとでピラティスインストラクターの資格を取得。大学卒業後は1年間ネバダ州立大学にてドリー・ケラペスのアシスタントを務め、ラスベガス市内にあるドリーのピラティススタジオでピラティスインストラクターとしてグループやパーソナルレッスンを担当し、2014年に帰国。その後、2018年にラグリーフィットネスの資格を取得し、日本人初ラグリーインストラクターとしても活躍の場を広げている。

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